概要
1981年4月1日、新潟県3番目の民間テレビ局として開局。略称は開局から1997年12月31日までは社名のテレビ新潟放送網の英文表記「Television Niigata Network Co,.Ltd」の頭文字を取ってTNNだったが、1998年1月1日に現在のTeNYに変更された。
実は日本国内のテレビ局の略称で大文字と小文字が混在するのはこことテレビ北海道だけである。しかしYがどこから来ているのかは分からない。Yomiuriかもしれない。
また、正式名称はテレビ新潟放送網。名称に「放送網」と付くのは、ここ以外ではキー局の日本テレビ放送網のみ。
開局以来、自社制作の番組を積極的に取り組み、特に平日夕方の情報番組「夕方ワイド新潟一番」は県内民放各局の夕方生ワイド番組の先鞭を付けた。
マスコットキャラクターは2013年4月に制定されたてっと君(メインイラスト参照)。制定当初は特に名称は設定されておらず、2ヶ月後にこの名前が付けられた。熊のように見えるが、犬である。
イメージソングはTNN時代はコーラスグループのサーカスが歌う「YES MY SONG」が使用されていたが、TeNYになってからは伊藤アキラ作詞、小林亜星作曲の「手と手とTeNY」が使用されている。
開局にまつわるネタ
- もともとは1981年10月に開局する予定だったが、後楽園球場からのプロ野球中継をどうしても放送したい(これまではNST新潟総合テレビで放送してもらっていたが月に何回放送出来るかわからなかった)がために開局を半年前倒しした、と言うエピソードがあったりする(似たような理由で開局時期を逆に遅らせたのがTVQ九州放送)。
- 正式な開局前に試験的に放送を行う、いわゆるサービス放送を実施する1ヶ月前に「ズームイン!!朝!」の中継をやってみたり、開局前夜祭の準備真っ最中だというのに「ザ・トップテン」の中継を入れたり(ちなみにゲストは新潟県出身の歌手である小林幸子)と結構ムチャクチャな事をしている。
- 実は新潟県第3の民放テレビ局の構想は1973年には既にあった。しかし免許を申請した業者が余りに多過ぎて一本化調整が難航したうえ、第1次オイルショックやロッキード事件などもあり凍結状態になってしまった。だが運良くチャンネル枠や免許申請は残されたため、1980年8月に新潟県に新規民放テレビ局2局の割り当てが実現出来た。こうして新潟県第3のテレビ局が実現する事になった(ついでに第4のテレビ局の設置・開局まで実現する事になる。なお、民放テレビ局2局割り当て決定の際、第3局は日本テレビ系列局として、第4局はテレビ朝日系列局として、それぞれ開局することも定めた)。
チャンネル・コールサイン
- JOPI-DTV
- 新潟デジタル26ch,新潟アナログ29ch
- リモコン番号4