曖昧さ回避
- 日本の歴史上、朝廷が南北に分かれていた時代(1337年~1392年)。
- 中国の南北に王朝が並立していた時期(439年~589年)。
- ベトナムに北朝(莫朝)と南朝(黎朝)が並立していた時期(1533年~1592年)。
- 朝鮮において統一新羅と渤海国が並立していた時期(698年~892年)。
※pixivのタグとしては南北朝が多い。
南北朝時代(日本)
1336年に後醍醐天皇が吉野に遷り朝廷が京都(北朝)と吉野(南朝)に分裂してから1392年に南朝の後亀山天皇が北朝の後小松天皇に譲位する形で両朝が合一するまで。
詳細は当該項目を参照。
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外部リンク
南北朝時代(魏晋南北朝)
439年に北魏が華北を統一してから589年に北朝側の隋が南朝最後の王朝である陳を滅ぼすまでの時代。
異民族により中原以北を支配した北朝国家と、司馬一族の東晋より正統を継ぐ4つの南朝国家が存在する。
前時代にあたる五胡十六国時代と支配構図では変わらない事から、更にその前時代の騒乱期よりひっくるめて魏晋南北朝時代と呼ぶ事もある。詳しくは当該記事を参照。
北朝では北魏がその後東西に分裂→西魏の後継である北周が力を付け東西を統一。さらに有力軍人である楊堅が国を乗っ取り遣隋使でお馴染みの隋を建国した。
南朝では宋斉梁陳と短期間の間に王朝が勃興を繰り返した。
最終的に隋が南朝陳を攻め滅ぼし、ここに三国志より続く400年の長い騒乱の時代は終わり告げ、中華は平和を迎えた。かに見えたが…