いつでもいけるわ。ふふ、あなたはどうかしら、マスター?
プロフィール
真名 | アイリスフィール・フォン・アインツベルン |
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クラス | キャスター |
性別 | 女性 |
身長 | 158cm |
体重 | 52kg |
出典 | − |
地域 | − |
属性 | 混沌・善・天 |
好きなもの | あの娘とあの人 |
嫌いなもの | 辛いものが好きで、表情のない、太極拳を使う神父 |
設定担当 | 桜井光 |
ILLUST | 縞うどん |
CV | 大原さやか |
仮初めの形、仮初めのサーヴァント。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するキャスタークラスのサーヴァント。レアリティは☆4。
期間限定イベント『Fate/Accel Zero Order』にてシナリオクリア後に手に入る配布サーヴァント。
生物としては死に至り聖杯としてはありえない人格として出現した、聖杯の化身・分身とも言える存在。
それが礼装『天のドレス』を身にまといサーヴァントとして現界した姿である。
真名
第四次聖杯戦争時、聖杯の器(の外装)として参戦した、『アイリスフィール・フォン・アインツベルン』。聖杯の端末。大聖杯に還った嬰児は分霊としてサーヴァント化した。
本来、冬木の大聖杯は無色の魔力を蓄えた魔力炉でしかなく、そこに意思は存在しない。だが第三次聖杯戦争によって『この世全ての悪』が人格として宿り第四次聖杯戦争では衛宮切嗣の前に「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の人格と姿をまとって現れた。
だが今回は冬木の大聖杯に宿った『この世全ての悪』の性質とは異なる「妻であり母」である「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の側面を色濃く有して登場した。
神霊として当てはめるのであれば、大地母神的な性質を備えている。
本人いわく聖杯の力で聖杯の端末の一つとして仮初に存在しているとのこと。
なお、イベント内では「セイバーのマスターとしてのアイリスフィール」も登場したが彼女とも異なる存在である。
人物
一人称は「私(わたし)」。
記憶や人格は正史における彼女と同じだが聖杯化によって霊格が上がったためか、それとも妻・母としての側面が強く出たためか、元にあったお転婆なお姫様としての側面は鳴りを潜めている。
慈愛と親愛に溢れ、誰に対しても分け隔てなく淑やかだが、実は人一倍好奇心旺盛な性格。
ちなみにこの状態でも切嗣とイリヤのことを深く愛している。
運命に呪われたある守護者を護り続ける。
能力
聖杯の分身であるため魔術回路については凡百の魔術師では対抗しえない高い密度と精度を誇る。
戦闘は生前でも得意とした針金を用いた使い魔「シュトルヒリッター」を自在に操り、聖杯として聖杯の淨光を砲撃のように打ち放つ。
余談だがシュトルヒリッター自体もバーサーカークラスが装備時に宝具威力が15%アップ(限界突破MAXで25%)する概念礼装として登場している(見た目は鳥)。
スキル面は回復技能に傾いているが魔術医療も扱え、かつ母としての側面が強いアイリにはある意味必然的なものだろう。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | E | E | C | A+ | B | B |
保有スキル
陣地作成(B) | 魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。 |
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女神の神核(C) | 完成した女神であることを現すスキル。性質は近いものの、彼女は正式な神霊から派生した分霊ではないため、ランクはC止まりとなる。精神系の干渉をほとんど緩和し肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。神性スキルを含む複合スキル。 |
献身の覚悟(A) | 自己犠牲さえ厭わない愛する者への想い。防御、回復系の魔術やスキルやアイテムの使用効果に対してプラス補正がかかる。 |
自然の嬰児(A) | いずれ等しく、世界の裡で生まれ落ちた嬰児たち。たとえ天然自然の生物ではなく、人の手によって造り出された命であろうとも、時に世界は多くの祝福を与え得る。“嬰児”とは生まれたばかりの赤子のこと、そして聖杯の器・小聖杯として生み出された存在の隠語である。 |
魔術医療(A) | サーヴァントとしてのアイリスフィールは高度な治療の魔術を行使する。 |
宝具
白き聖杯よ、謳え(ソング・オブ・グレイル)
- ランク:B
- 種別:魔術宝具
- レンジ:0~50
- 最大捕捉:20人
「開け、天の杯!」
「白き聖杯よ、謳え!!」
聖杯を具現化して召喚しその光を以て全てを癒す。
愛と母性が聖杯と結び付き真摯にして清らかなる祈りを一時的に叶える。願望器としての機能ではなく、あくまで彼女の存在が昇華された宝具。
自陣を回復しバッドステータスを全解除する。持続ダメージの類も解除される。霊核の欠片でも残っていれば戦闘不能状態となったサーヴァントの復活も可能。だがこの効果は『FGO』では使用されない。
ゲーム内では、種別はArtsで効果は【味方全体のHPを回復&3ターンの間ガッツ(自動復活)状態を付与〈オーバーチャージでガッツの回復量アップ〉】。
ゲーム上での性能
HP:12,000を超える耐久型。
カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》とキャスターの定形。
スキルは自身の使う回復効果を強化する「献身の覚悟(A)」自身に1ターンの無敵と3ターンの間NP獲得量強化状態を付与する「自然の嬰児(A)」味方単体のHPを回復させる「魔術医療(A)」とイベント配布サーヴァントでは珍しく防御・回復に特化した構成となっている。
宝具効果は上記の通り。ガッツ効果により宝具や不意打ちのクリティカルを受けても粘り強く耐えられる点は有り難い。
無敵貫通・即死・攻撃前の防御強化解除といった無敵状態では防げない特性を備えた宝具が増えているのも追い風と言えるか。
自爆効果を持つアーラシュの宝具とコンボする手も有効だろう。
回復役としては有能だが、やはり攻勢面で今一歩で後れを取る。
そのためバーサーカーを始めとした防御面に難があるサーヴァントの補助として立ち回るのが基本となるのだがArts1枚当たりのNP獲得量が平凡なので、いざという時にNPが溜まらず宝具が使えないという事もあり得る。
同じ回復役のメディア・リリィと比較した場合、向こうが「高速神言」での速攻宝具解放と宝具による状態異常の回復・予防に秀でるのに対して、こちらは場持ちの良さを活かして長期的に立ち回る事になる。
むしろ回復役としてはランクで劣るはずのアスクレピオスの存在がネックであり、多芸な向こうに比べると活躍の範囲が狭すぎるという問題を抱えている。
自身の耐久力では上回っているので場持ちの良さで差別化したいところ。
配布サーヴァントに対する性能強化も度々行われているので、サーヴァントコインの配布も含めて今後のテコ入れに期待したい。
関連人物
生前
衛宮切嗣、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
最愛の夫と娘。
生前とは遠くかけ離れた今でも、彼らのことは愛し続けている。
Fate/Grand Order
エミヤ(殺)
別世界の夫が守護者になった姿。
面識がないことは分かっているが、ついストーカーめいた追い方をしてしまう。
魔法少女イリヤ、クロエ、シトナイ
娘に由来するサーヴァント達。
彼女達からは(別世界の)母親だとは気づかれていないものの、目をかけている。
藤丸立香
契約したマスター。
純粋な善人だからか、フレンドリーな接し方。
グリゴリー・ラスプーチン
「え?とりあえずまず死んでくださる?」
余談
これまで「黒の聖杯」「ハロウィン・プリンセス」「天使の詩」等概念礼装としてちょくちょく顔を出していたが、まさか予告なしにサーヴァントとして本実装されるとは、だれも予測できなかった。
また彼女の実装により配布サーヴァントのクラスかぶりも実現している。
なお最終再臨が妙にエロい。
ハロウィン礼装といい、再臨後のセイントグラフといい、なんでこの奥様は男の急所(意味深)を的確にとらえてくるのだろうか……(汗)
ちなみに追加イベントで衣装にツッコむと恥ずかしながら「アインツベルンの正装」とか「魔術儀式用のドレス」などと誤魔化しているので、本人も恥ずかしい衣装だと自覚しているようだ。
ちなみに絆レベル10の時に貰える概念礼装『天の衣』では彼女自身はおらず、椅子にこの衣装(ブーツは見当たらない)が掛けられているだけである。
つまりこうなっているという事である。
まあ、後のイベントではさらに際どい恰好の14歳も出てきたのだが。
また追加イベントでは主人公たちが大聖杯を破壊したのはいいが、それが手緩かったために彼女とほぼ同じ原理で4人のアイリが別個に生み出されてしまい、アンリマユが大人しくしていろと言ったにもかかわらず一番攻撃的な性格を持った火のアイリが反乱を起こし、それに残り3人のアイリも毒されアンリマユを袋叩きにしたのちに逃走、町中に散らばってしまった。
なおこの4人のアイリは一見するとカラーバリエーションだが、宝具名とその効果、性格、台詞がいずれも別個のものがあてがわれているという気合の入った仕上がり。ちなみにクラスも異なる。
しかも竹箒日記に投稿されたボツ案ではレベルごとにセリフも違っていたことが判明。
水のアイリ以外の模倣宝具の名称はどう見ても実装サーヴァントの宝具をもじっている。
彼女らをそれぞれ3回倒すことでアイリの宝具強化用のカードを獲得できる。
関連イラスト
関連タグ
Fate/GrandOrder Fate/Zero
キャスター(Fate) サーヴァント
聖杯(Fate) 天の衣 天の杯 ドスケベ礼装
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