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いつでもいけるわ。ふふ、あなたはどうかしら、マスター?


プロフィール編集

真名アイリスフィール・フォン・アインツベルン
クラスキャスター
性別女性
身長158cm
体重52kg
出典
地域
属性混沌・善・天
好きなものあの娘あの人
嫌いなもの辛いものが好きで、表情のない、太極拳を使う神父
設定担当桜井光
ILLUST縞うどん
CV大原さやか

仮初めの形、仮初めのサーヴァント


概要編集

Fate/Grand Order』に登場するキャスタークラスサーヴァント。レアリティは☆4。

期間限定イベント『Fate/Accel Zero Order』にてシナリオクリア後に手に入る配布サーヴァント

生物としてはに至り聖杯としてはありえない人格として出現した、聖杯の化身分身とも言える存在。それが礼装『天のドレス』を身にまといサーヴァントとして現界した姿である。


2023年9月13日にクロエ・フォン・アインツベルンジークと共に『巡霊の祝祭』第四弾で交換枠に追加されたため、イベント未経験者も恒常的に獲得出来るようになった。


真名編集

第四次聖杯戦争時、聖杯の器として参戦した、アイリスフィール・フォン・アインツベルン

聖杯の端末にして外装であり、大聖杯に還った嬰児は分霊としてサーヴァント化した。


本来、冬木の大聖杯は無色の魔力を蓄えた魔力炉でしかなく、そこに意思は存在しない。

だが第三次聖杯戦争によって『この世全ての悪』が人格として宿り第四次聖杯戦争では衛宮切嗣の前に「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の人格と姿をまとって現れた。だが今回は冬木の大聖杯に宿った『この世全ての悪』の性質とは異なる「であり」である「アイリスフィール・フォン・アインツベルン」の側面を色濃く有して登場することとなった。


神霊として当てはめるのであれば、大地母神的な性質を備えている。

本人いわく聖杯の力で聖杯の端末の一つとして仮初に存在しているとのこと。


なお、イベント内では「セイバーのマスターとしてのアイリスフィール」も登場しているが、彼女とも異なる存在である(あちらは特異点時空、こちらは『Zero』準拠)。


人物編集

一人称は「私(わたし)」

記憶や人格は正史における彼女と同じだが聖杯化によって霊格が上がったためか、それとも妻・母としての側面が強く出たためか、元にあったお転婆なお姫様としての側面は鳴りを潜めている。

慈愛と親愛に溢れ、誰に対しても分け隔てなく淑やかだが、実は人一倍好奇心旺盛な性格。


ちなみにこの状態でも切嗣とイリヤのことを深く愛している。

そして、カルデアでは運命に呪われたある守護者を護り続けている。


能力編集

聖杯の分身であるため魔術回路については凡百の魔術師では対抗しえない高い密度と精度を誇る。


戦闘は生前でも得意とした針金を用いた使い魔『シュトルヒリッター』を自在に操り、聖杯として聖杯の淨光を砲撃のように打ち放つ。シュトルヒリッター自体もバーサーカークラスが装備時に宝具威力が15%アップ(限界突破MAXで25%)する概念礼装として登場している(見た目は鳥)

スキル面は回復に傾いているが魔術医療も扱え、母親のアイリにはある意味必然的なものだろう。


モーション中では、浄化の光をビームや光球にして撃ち出す他、相手の足元から湧き上がらせて焼き尽くしたり、『シュトルヒリッター』を剣型に形成して串刺しにしたりする。


ステータス編集

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香EECA+BB

保有スキル編集

陣地作成(B)キャスターのクラススキル。魔術師として、自身に有利な陣地を作り上げる。
女神の神核(C)完成した女神である事を現す『神性』スキルを含む複合スキル。精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。それに加え、精神系の干渉を殆ど緩和し肉体の成長も無く、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。性質は近いものの、彼女は正式な神霊から派生した分霊では無い為、Cランク止まりとなる。
献身の覚悟(A)自己犠牲さえ厭わない愛する者への想いがスキル化したもの。防御、回復系の魔術やスキル、及びアイテムの使用効果に対してプラス補正が付与される。
天の杯(E)「献身の覚悟(A)」が変化したスキル。小聖杯としての機能が由来と思われる。
自然の嬰児(A)何れ等しく、世界の裡で生まれ落ちた嬰児達。例え天然自然の生物では無く、人の手によって造り出された命であろうとも、時に世界は多くの祝福を与え得る。『嬰児』とは生まれたばかりの赤子の事、そして聖杯の器・小聖杯として生み出された存在の隠語である。別世界の娘と比較しても、ランクはより高い。
魔術医療(A)サーヴァントとしてのアイリスフィールは高度な治療の魔術を行使する。

宝具編集

白き聖杯よ、謳え(ソング・オブ・グレイル)編集

  • ランク:B
  • 種別:魔術宝具
  • レンジ:0~50
  • 最大捕捉:20人


「開け、天の杯!」

「白き聖杯よ、謳え!!」


聖杯を具現化して召喚しその光を以て全てを癒す。

愛と母性が聖杯と結び付き真摯にして清らかなる祈りを一時的に叶える。願望器としての機能ではなく、あくまで彼女の存在が昇華された宝具。自陣を回復しバッドステータスを全解除する。持続ダメージの類も解除される。霊核の欠片でも残っていれば戦闘不能状態となったサーヴァントの復活も可能。だがこの効果は『FGO』では使用されない。


ゲーム上での性能編集

HP:12,000を超える耐久型。カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1》。

スキルは、1ターンの間自身の使う回復効果を強化する「献身の覚悟(A)」、自身に1ターンの無敵と3ターンの間NP獲得量強化状態を付与する「自然の嬰児(A)」、味方単体のHPを回復させる「魔術医療(A)」とイベント配布サーヴァントでは珍しく防御・回復に特化した構成となっている。「献身の覚悟(A)」は強化クエストのクリアで「天の杯(E)」へと変化し、効果の3ターン継続化+効果量上昇と自身のNP増加と他の味方全体へ3ターンの間宝具威力アップを付与する効果が追加された。


宝具は上記の『白き聖杯よ、謳え』。種別はArtsで、効果は【味方全体のHPを回復&3ターンの間ガッツ(自動復活)状態を付与〈オーバーチャージでガッツの回復量アップ〉】というもの。

ガッツ効果により宝具や不意打ちのクリティカルを受けても粘り強く耐えられる点は有り難い。無敵貫通・即死・攻撃前の防御強化解除といった無敵状態では防げない特性を備えた宝具が増えているのも追い風と言えるか。自爆効果を持つアーラシュの宝具とコンボする手も有効だろう。ただし、100%だと、復活後のHPは1000しかないため、追撃で倒される危険性が高い点には注意。


同じレアリティとクラス(☆4キャスター)の回復役として見ると、メディア・リリィマルタ〔サンタ〕がライバルとして挙げられるが、前者はヒーラー特化、後者はバッファーに重きを置いているのに対してこちらは中途半端さが目立つのが難点である。ガッツ付与で差別化したいが、そうすると今度はレアリティで劣るアスクレピオスと競合し、多芸な向こうに比べると活躍の範囲が狭すぎるという問題を抱えている。前述したスキル強化とサーヴァントコインの配布によって多少は改善したものの、宝具やスキルにもう一声強化が欲しいというのが現状と言える。


関連人物編集

生前編集

衛宮切嗣イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

最愛の夫と娘。生前とは遠くかけ離れた今でも、彼らのことは愛し続けている。

なお、バレンタインチョコには何故か切嗣の名前が書かれていた。


Fate/Grand Order編集

エミヤ(殺)

別世界の夫が守護者になった姿。

面識がないことは分かっているが、ついストーカーめいた追い方をしてしまう。


魔法少女イリヤクロエシトナイ

娘に由来するサーヴァント達(別世界や擬似サーヴァント)。

彼女達からは(別世界の)母親だとは気づかれていないものの、目をかけている。


藤丸立香

契約したマスター。

純粋な善人だからか、フレンドリーな接し方でマシュ共々気にかけている。


アレキサンダー子ギル

第四次聖杯戦争で敵対したサーヴァント達の幼年態。

あまりに大人時とイメージが違いすぎるので、驚いていた。


グレゴリー・ラスプーチン

「え?とりあえずまず死んでくださる?」


U−オルガマリー

こちらも4属性の分身が作られている。

ただし、ギャグ調なこちらとは対照的にガチシリアスだが。


余談編集

これまで「黒の聖杯」「ハロウィン・プリンセス」「天使の詩」等、概念礼装として度々顔を出していたが、まさか予告なしにサーヴァントとして本実装されるとは、だれも予測できなかった。


なお最終再臨が妙にエロい。ハロウィン礼装といい、再臨後のセイントグラフといい、なんでこの奥様は男の急所(意味深)を的確にとらえてくるのだろうか……(汗)


ちなみに追加イベントで衣装にツッコむと恥ずかしながら「アインツベルンの正装」とか「魔術儀式用のドレス」などと誤魔化しているので、本人も恥ずかしい衣装だと自覚しているようだ。

ちなみに絆礼装『天の衣』では彼女自身はイラスト上におらず、椅子にこの衣装(ニーハイブーツは見当たらない)が掛けられているだけである。つまりこうなっているという事である。

まあ、後のイベントではさらに際どい恰好の14歳も出てきたのだが。


また追加イベントでは主人公たちが大聖杯を破壊したのはいいが、それが手緩かったために彼女とほぼ同じ原理で4人のアイリが別個に生み出されてしまい、アンリマユが大人しくしていろと言ったにもかかわらず一番攻撃的な性格を持った火のアイリが反乱を起こし、それに残り3人のアイリも毒されアンリマユを袋叩きにしたのちに逃走、町中に散らばってしまった。


なおこの4人のアイリは一見するとカラーバリエーションだが、宝具名とその効果、性格、台詞がいずれも別個のものがあてがわれているという気合の入った仕上がり。ちなみにクラスも異なる。

しかも竹箒日記に投稿されたボツ案ではレベルごとにセリフも違っていたことが判明。

水のアイリ以外の模倣宝具の名称は、どう見ても他のサーヴァントの宝具をもじっている

彼女らをそれぞれ3回倒すことでアイリの宝具強化用のカードを獲得できた。


関連イラスト編集

Our Holly Miracleセンシティブな作品

センシティブな作品センシティブな作品

センシティブな作品Camellia

センシティブな作品Fate/Accel Zero Order


関連タグ編集

Fate/GrandOrder Fate/Zero

キャスター(Fate) サーヴァント

聖杯(Fate) 天の衣 天の杯 ドスケベ礼装

グレートマザー

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