プロフィール
真名 | アレキサンダー(アレクサンドロス三世) |
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クラス | ライダー |
性別 | 男性 |
身長 | 151cm |
体重 | 40kg |
出典 | 史実 |
地域 | 欧州 |
属性 | 中立・善・人 |
好きなもの | 本、馬、ギリシャ、海 |
嫌いなもの | 今のところは無し |
設定担当 | 桜井光 |
ILLUST | BUNBUN |
CV | 坂本真綾 |
愛馬ブケファラスは歴とした一箇の英霊でもある。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するライダークラスのサーヴァント。レアリティは☆3。
如何なる理由か、少年の姿で召喚された征服王イスカンダルことアレキサンダー少年。
『Fateシリーズ』的に言えば「ライダー・リリィ」もしくは「子イスカ」といったところか。
サーヴァントであるため生涯の記憶や『Zero』での記憶が決して失われている訳ではないが、青年期以降の姿での記憶は些か「実感が薄い」としているため精神的影響は薄い。その為か『FGO』で諸葛亮孔明ことウェイバーと再び共演しているものの、彼との縁は認識こそしているが感慨は無い模様。しかし、かつて未来の自分の家臣となった人物が成長した後に今の自分の先生になる、と言うとてつもなくややこしい関係になったことに関しては双方色々と思う所があるようだ。
『FGO』のメインシナリオでは、第1部2章『永続狂気帝国 セプテム』にて敵側のサーヴァントとして登場。しかし召喚者と相性が合わず、そのまま孔明を引き連れて野良サーヴァント化した。
その後ネロ・クラウディウスに強い関心を持ったため、表向きは連合帝国の敵将として所属しながら「ネロを見定めてみたい」という本心を伏せてローマ軍と激突した。事と次第によっては味方になり得たのだが、敵対した真意を知ったネロが激怒してしまい、やむを得ず戦うことになる。
真名
紀元前四世紀のマケドニア王国の若き王子、『アレキサンダー』。
絶世の美少年であり、哲学者アリストテレスを始めとする賢者たちに見出された天才であり、叙事詩『イリアス』を心から愛する無邪気な子。可能性の具現とも言える存在。
時に哲学や政治学を学び、時に胸躍る神話を読み耽り、時に兵士としての鍛錬を積み、多くの才能を開花させながら、その少年は、あらゆる可能性を許されていた――
ちなみに「こんな美少年がどうしてあんな筋肉マッチョになった」のかと、多くのユーザーの首を傾げさせた。どうしてこうなった。しかも、10年後にはああなっているらしい。実際劇中でも奇異の対象なようで『Zero』で競演したランサーも驚愕しており、アレキサンダーとランサーの双方を入手した上でランサーをお気に入り登録した際のマイルーム台詞にて「せ、征服王……なのか?お、お前は、一体何がどうなったら10年後にああなるのだ!?」と言う台詞が存在する。
このビフォーアフターにはどうやら宝具『神の祝福』が関係しているらしい。
人物
一人称は「僕」。
純真で聡明、幼子としての無邪気さをまだまだ残しつつも、覇王として群勇を統べる気骨を垣間見ることの出来る聡明かつ大胆な勇敢さを端々に光らせている。この頃は師であるアリストテレスの影響も強く、彼から学んだ事柄と事実を観察して対照する。この頃からイリアスのファン。
マテリアルにおいて「あらゆる可能性が許されていた」と言及されるように、大変に好奇心旺盛で知的欲求がとても強く、来るべき日に如何なる王になるかを楽しんでさえいる。この気質は成長した後も色濃く残り、現代文明にもあっさり馴染んでその楽しみに興じられる柔軟性の礎となった。
本人もまだまだ子供であることは自覚しているが、それ以上に目の前に広がる世界を楽しまずにはいられない模様。この頃から既に人を惹き付けるカリスマ性と、物事の本質を突く慧眼の鋭さは持ち得ており、彼が「アレキサンダー大王」当人であることを理解させてくれる。
ただ子供っぽさまで後あと残るとは、このとき誰が思っただろうか……
人類史の終焉は、自らの可能性さえ閉ざされる事に他ならないと気付くだろう。それを彼は喜ぶまい。始まりの一歩を踏み出そうとする精神の顕れは、マスターの一歩の助けとなるに違いない。
能力
姿だけでなく精神も能力も少年時のものとなっているためか、『Fate/Zero』で活躍した時の彼より弱体化している(具体的に言えば、青年期と比べて筋力・耐久・宝具のパラメーターが低い)。
モーション中では、『キュプリオトの剣』による剣術や徒手空拳の他、愛馬である『ブケファラス』に騎乗したり、拳や刀身にゼウスの加護由来の雷撃を纏わせて突きを放ったりしている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C | B | B | C | A+ | B+ |
保有スキル
対魔力(D) | ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。詠唱が一工程(シングルアクション)の魔術を無効に出来る。魔力避けのアミュレット程度の耐性。 |
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騎乗(A+) | ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。A+ランクでは、全ての獣や乗り物を自在に操る事が出来る。ただし、竜種は対象外となる。 |
神性(E) | 神霊適正を持つかどうか。アレキサンダーは最高神ゼウスの息子であるとされるが、少年の頃にはそれ程には高い『神性』を有していない。宝具『神の祝福』で『神性』が高くなる程に、アレキサンダーはゼウスの息子としての自己を認識し、成長していく事になる……精神的にも肉体的にも。 |
紅顔の美少年(B) | 人を惹き付ける美少年としての性質。男女問わず魅了の魔術効果になるが、『対魔力』スキルや抵抗する意思を持っていれば、回避・軽減が可能。 |
紅顔の美少年(雷)(A) | 「紅顔の美少年(B)」が変化したスキル。詳細不明。 |
カリスマ(C) | 大王として発揮される事になる極めて高いカリスマ性を未だに少年の頃は完全に持ち得ていないが、既にその片鱗は『紅顔の美少年』スキルとして輝いている。とは言え、この時点で並みの王の持ち得る器を超えている。 |
覇王の兆し(A) | 何れ『征服王』イスカンダルとして有する事になる、精神性の片鱗を示すスキル。自身の精神を賊活させ、同時に各種判定にプラス補正を与える。 |
宝具
始まりの蹂躙制覇(ブケファラス)
- ランク:B+→B++
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~50
- 最大補足:50人
「今が勝機、かな!」
「暗雲よ、雷(いかずち)よ、父よ、見るが良い!『始まりの蹂躙制覇(ブケファラス)』!!」
愛馬ブケファラスは歴とした一箇の英霊でもある。
アレキサンダーは召喚したこのブケファラスにまたがり、その蹄で相手を轢き殺す。
詳細は該当記事を参照。
神の祝福(ゼウス・ファンダー)
- ランク:C
- 種別:対人宝具
- レンジ:−
- 最大補足:1人
神の子としての自己認識。
使う毎にゼウスの雷が体を強化し、神性が上昇、紅顔の美少年スキルがランクダウン。つまり……
後にギリシャの神が機界神であることが判明したため、この宝具もゼウスの雷という名のナノマシンによる肉体改造である疑惑が浮上した。どこでナノマシンを取り入れたのだろうか……
ゲーム上での性能
激戦区である☆3ランクのライダー。攻撃力が同ランクライダー最高の反面、HPは最低という攻撃性を重視した基礎ステータスをしている。カード配分は《Quick:2/Arts:2/Buster:1》と、ライダーの定型。「カリスマ(C)」で味方全員の攻撃力をUPできるほか、「紅顔の美少年(B)」で“人型ならば性別に関係なく”魅了の効果で1ターン相手を行動不能に出来るなど、中々に使い勝手が良い。
宝具は『始まりの蹂躙制覇』で、効果は【敵全体に強力な攻撃+スター獲得〈オーバーチャージで効果UP〉】。絆クエストクリア後は威力とスターの量が増加する。Quick属性のため爆発力に欠けるものの、全体攻撃なので雑魚散らしとクリティカルスターを稼ぐにはうってつけ。自身の「カリスマ(C)」やマスタースキル「瞬間強化」などで補強していやれば、キャスタークラス相手に強烈な一発をお見舞いできる。また他のQuick属性宝具と繋げてスターを荒稼ぎも可能である。
最終再臨後の強化クエストをクリアする事で第3スキル「覇王の兆し(A)」を習得。効果は【3ターンの間味方全体のQuick性能UP】で、Quickパーティならば「カリスマ(C)」と合わせて味方全員の攻撃性を大きく強化させる事が可能となった。さらに『4周年記念強化クエスト』にて「紅顔の美少年(B)」が「紅顔の美少年(雷)(A)」へランクアップ。魅了の付与率が上昇し、強化解除の効果も追加。
欠点はやはり☆3ライダーらしい防御性の低さである。
HPが低い上に、回避・無敵・ガッツといった耐久スキルを持ち合わせず、集中放火を受けると簡単に倒されてしまう。主力に据えるなら、防御面でフォローが出来るサーヴァントと組ませたい。
関係人物
生前
教えを受けた恩師である、ギリシャの哲学者。
どこぞのタイガーと同じく、型破りで豪快な人物だったらしい。
ギリシャの哲学者であり、彼の評判を聞いて会ったことが有る。
結果として、彼の生き方は魅力的では有るが自分には難しいと感じた。
生前からの愛馬であり宝具。初期のころは宝具解放時のカットイン&モーションでアレキサンダーが乗り、敵の上空から敵めがけて落ちてくる(動画)くらいしか見せ場はなかった(攻撃時はアレキサンダーが武器を振り回すだけだった)が、現在はモーションリニューアルによってスキル使用時や攻撃にもブケファラスが出てくるようになった(宝具モーションも大幅にリニューアルされて、大人版と同じようにブケファラスに乗って敵陣めがけて突進していく動きになった)。
後の宿敵。しかしアレキサンダー当人にとってはその実感が薄い。
その為、第1部2章で両者が同じ舞台に揃った際も、アレキサンダーはネロとの対面を優先した。
Fate/Grand Order
未来の己自身であるが、彼とはまた別の覇道を歩もうとしている。
あちらからは「未熟な自分を見られるのはくすぐったい」と思われている。
未来の自分と共に第四次聖杯戦争を駆け抜けた人物が疑似サーヴァントとなった姿。
今作ではまた違った形で共演・共闘する事になり、カルデアでは教師扱いしている。
第1部2章で戦った相手。彼女に強い興味を持ち、彼女率いるローマ軍と対峙した。
その際の口ぶりからするに、彼女が抱える厄ネタを見抜いていた節がある。
第1部2章における召喚主なのだが、絡みは皆無。
本人の口ぶりからすると、まともに従うつもりも無かった模様。
契約したマスター。例によって対等な間柄。
主従ではなく、先生と生徒のような関係になりたいと思っている。
幕間の物語『駆け抜ける、始まりの蹂躙制覇』にて対峙した相手。
生前の愛読書「イリアス」の主人公の1人であり、実際に出会えた時には大喜びしていた。また、成長してもアキレウスに対する気持ちは変わらぬようで、大人版とアキレウス双方所持時にも、アキレウスとの出会いに対し聞いたことのないような声で大喜びする専用マイルームセリフがある。
余談
- マシュ・キリエライトの二代目声優である高橋李依氏のお気に入り。どのくらい気に入っているかというと、ラジオで公開ガチャした際に宝具Lv5になって暴走するくらい。それ以外に礼装で登場する度暴走している。結果付いたあだ名は「ブケファラス高橋」。なお、高橋氏は「アレク君」の愛称で呼んでいる。ダメだこのお姉さん、早くなんとかしないと……
- なお、これが原因かは不明だが、アニメ版『冠位時間神殿 ソロモン』では藤丸が最初に召喚するサーヴァントとして登場。さらにブケファラスも藤丸とマシュを決戦の場まで送り届けるなど活躍した。
- 『氷室の天地』にて「アレキサンダーはもっと豪快ででっかい男なんだよ日本人め!なんでこのゲームじゃデザインがこうなんだ日本人の(放送禁止)!」というリアルとのギャップにキレるロード・エルメロイⅡ世の台詞があるが、作中のゲームとサーヴァントのデザインが違うのは作品の仕様上、仕方のない事ではある……のだが、当のイスカンダルの若い頃の姿がこのような美少年であったとは当時のロード・エルメロイⅡ世は知る由もなかったのだった。