概要
TYPE-MOONの世界観で世界最大宗教の暗部として活動している団体。
死徒を始めとする吸血種、悪霊、怪異、異端などの排除を目的としておりヨーロッパはもちろん日本やアメリカなどでも活動している。
魔術協会の扱う魔術を「異端」として排斥しようとしてるが現在は協定を結び共通の敵である死徒を排除しようとしている(まぁ裏では記録に残さないで殺し合いをしているのだが)。
余談だが、彼らが目の敵として狙っているのは吸血鬼であり吸血鬼以外の吸血種は対象外。
代行者と言われる戦闘要員などが存在する。その実力はピンキリ。
『Fate/EXTRA』の世界では西欧財閥と結びつきその地位を守り続けている。
Fate世界でも月姫世界でもなぜかガス会社を事件の原因として隠蔽することが多い。
所属人物
埋葬機関
死徒二十七祖に匹敵する実力を持った聖堂教会の最高戦力。その実力はまさに「神罰」。
教会内の機関でありながら魔術はおろか死徒すら戦力として利用する異端。
与えられた権力も高く、基本的に独自の判断で動くことが認められており、場合によっては聖堂教会の最高意思すらも無視した行動を取ることも許されている。ハンザ曰く、その一人一人が天変地異を起こす程だとか。
聖堂教会の司祭だったミハイル・ロア・バルダムヨォンが、当時のナルバレックと共に実力派の異端審問官を選抜して結成した組織を前身としている。
二十七祖が存在せず、死徒が力を持てないFate世界にて埋葬機関が存在するのかは不明(祖と英霊召喚が両立するFake世界を除く)。
- ナルバレック:局長。旧設定では一位で、高い実力を持つが性格が悪いため部下全員から嫌われていた。
- ノイ・セオナトール・グランファテマ:一位。枢機卿。『Fate/Grand Order』において言峰神父の直属の上司として語られるノイ司祭とは名前が同じため同一人物だと思われる。
- アンドレイ・ゴッドビバーク:二位。司祭。シエル曰く「(戦力的に)本当におかしい人」と言われる。
- キアラ・キッショウイン:三位。サバトによって己を悪魔へと変じさせ、いつの間にか紛れていた尼僧。
- ミスターダウン:四位。ある呪いから自らの名前を認識できない男性。成体となった悪魔憑きを払った唯一の男。旧設定では後述のカレンと二人合わせての六位という設定だったが、この設定がリメイク後も残っているかは不明。
- カレン・オルテンシア:旧設定ではダウンと二人合わせて六位。毒舌サドシスター。厳密にはこの六位の「相棒」がカレンという明言はないが、多数の共通項が見受けられる。リメイク後の設定でも埋葬機関かは不明。
- メレム・ソロモン:旧設定では五位。二十七祖に名を連ねる死徒でありながら埋葬機関に所属している。リメイク後については第五位が誰かはノエルは知っておらず、現状不明となっている。ただ、リメイク後の設定では『四肢』の原理を持つ二十七祖が教会に封印されていると言われているため、これがメレムで何かしらの事情で旧作同様五位にいるのではと推測するファンもいる。
- アーガレオン:六位。代行者。
- シエル:七位。「弓」の二つ名を持つ代行者、カレーが大好き。数少ない祖の複数討伐記録を有する。
第八秘蹟会
聖遺物の管理・回収などを行うことを目的とした組織。聖杯戦争の監督役なども務める。
- 言峰綺礼:元代行者にて魔術師。麻婆神父。
- 言峰璃正:綺礼の父でマスタークラスの武術家。代行者ではない。
- シロウ・コトミネ:ある並行世界にのみ登場(※)。璃正の養子で聖杯大戦の監督役。
- サンクレイド・ファーン:テンプル騎士団所属、極度の差別主義者。
- ハンザ・セルバンテス:山育ちのサイボーグ代行者。
- デルミオ・セルバンテス:ハンザの養父で師匠。気弱な態度とは裏腹に相当な実力者。
- タランテラ:代行者。ファリア神父を陥れた張本人。月姫世界では所属していない。
- アンジェロ・ブラーガ(CV:樫井笙人):代行者。タランテラの部下。
(※)当人は他の並行世界にも存在するようだが、シロウ・コトミネという名や聖堂教会での立場はこの世界だけのもののようだ。
騎士団
聖堂教会の保有戦力の一つで数で相手を圧倒する集団。
- リーズバイフェ・ストリンドヴァリ:ヴェステル弦楯騎士団所属。
その他
- 文柄詠梨:三咲町の武闘派神父。
- 周瀬唯架:三咲町の盲目のシスター。
- 須方スナオ:見習い代行者。
- カラボー・フランプトン:70代ほどの神父。過去視の魔眼を持つ。現役を半ば退いている。
- シスター・イルミア:ブラックモアの村の監視を行っている代行者。とある枢機卿の隠し子。
- フェルナンド・クローズ:ブラックモアの村の司祭。聖堂教会の人間にしてはかなりの穏健派。
- ディーロ:死亡した言峰の代理として一時冬木に来た温和な老神父。あまり魔術の事は知らない。
- ラウレンティス枢機卿:EXTRA世界の聖堂教会枢機卿。陰謀に長けてるが信心は厚い。月姫世界にも存在するが同一人物かは不明。
- マーリオゥ・ジャッロ・ベスティーノ:司祭代行を務める金髪の少年
- ノエル:やたら小物臭い代行者。シエルとは師弟関係にあたる。
- 安藤裕吾:聖堂教会の信徒で警視庁の刑事、マーリオゥの部下。
- カリウス・ベルルスコーニ:マーリオゥの部下を務めるイタリアの判事。日本通。
- ???:月姫のとあるルートである目的の為、聖堂教会の一員となる人物。
出奔者
- ハイネ・イスタリ:魔術師の生まれ。修道士として身を置いていたが、一族の問題により出奔。
- ミハイル・ロア・バルダムヨォン:元司祭。ナルバレックと共に埋葬機関の前身である埋葬教室を生み出す。その後死徒となり出奔。
余談
聖堂教会だけに限った話ではないが、TYPE-MOONの聖職者は異常な思考回路の者が多い。
ただしサイコパスなヒャッハー系というよりも、クールで信仰心が行き過ぎた求道者のほうが目立つ(そういう系がいないという訳でもないが)。
また激辛マニアが多いのも特徴。