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概要編集

聖堂教会の神父で代行者。派手な眼帯を付けた三十代半ばほどの男性。

スノーフィールドで行われる「偽りの聖杯戦争」の監督役を務める。

師父と仕事の会話をする時も携帯電話を弄っていたり、出先でカジノに行く気満々だったり、社会に害を与えないなら死徒を積極的に討伐しないなど職務に対してやや不真面目なところがある。

ただ一人の人間としては善良かつ付き合いやすい人物。


何気にツッコミ役として有能のようで、ジェスターのハイテンションかつ変態的な台詞に、マイペースボーイのフラットですら、電話越しで会話する師匠とともに戸惑ったりするなか、冷静かつ的確な指摘やツッコミをビシバシ行う描写を見せた事も。


型月作品では半ばお馴染みである「YAMA育ち」であり幼少期から並はずれた身体能力の持ち主。また体の七割ほどを聖別した義体に置き換えた言うなれば聖ボーグ。義体に内蔵された様々なギミックを生かした戦いを得意とし腕には飛ばないが最大3メートルまで伸びる黒鍵刃が直接出てくる、手首が開いて聖水入り榴弾を撃ち出す等の仕掛けがあり、足にも仕込みチェーンソードリルの有無はまだ明かされていない。さらに本気で戦う時には何らかの武術も用いるようで、そちらの方もかなりの実力者。通称『サイボーグ代行者』

ハンザ神父


子どもっぽいところがありフラット・エスカルドスにサイボーグボディを褒められたとき満更でもなかったようで本来は機密の上記のスペックを語った。

師父デルミオ・セルバンテスは武術の師であると同時に養父でもある。

また、カルテットと呼ばれる4人組の修道女をアシスタントとして連れている。


オーランド・リーヴとの会談中、警察署を襲撃してきたアサシン、そして死徒ジェスター・カルトゥーレとの戦いに巻き込まれる。オーランドらとアサシンの戦いには傍観を貫いていたが、ジェスター乱入後は実質オーランドらを助ける形で参戦。ジェスターと激闘を繰り広げ退けた。


代行者は辛い物好き」の伝統を守っており、「女性のマスターにはジョロキアジャンバラヤをご馳走したい」という発言から、ハバネロ以上の辛さと言われる唐辛子の料理が好物な様子。

3巻では聖別されたジョロキアとハバネロをそのままもぐもぐ食べていた。


能力編集

幼少の頃から山育ち特有の超人的な身体能力を有し、代行者としての戦闘訓練を受ける前の時点で、格闘技ジムから本気を出さずとも相手の心臓を止めかねないという理由で面倒を見切れないと匙を投げられている。

住んでいた集落を死徒に滅ぼされてからディーロ司教に拾われるまでの間、倒した熊から干し肉を作って生きながらえているなど、野獣程度ならものともしない。


その後、ディーロから紹介されて養父となるデルミオ・セルバンテスのもとで修行し、代行者として活動するようになる。

その実力は他の代行者と比較しても屈指のものであり、ジェスター・カルトゥーレ曰く、これまで自身が退けてきた代行者達が赤子同然に思えるほどで、今まで見てきた代行者の中でもトップクラスであるという。


そのジェスターを相手に『人間の領域を超えた次元の戦い』と称される激戦を繰り広げ、戦いを遠目に見ていた者たちサーヴァント同士の戦いかと思わず身構えたほど。


作中で見られるのは、ジェスターから投げつけられた長さ3mの長椅子を3階の天井まで蹴り上げる投げつけられたパトカーを蹴り返す砲弾の如く撃ち出された瓦礫の山を黒鍵による超高速の斬撃で粉微塵に切り刻む、何かしらのギミックが仕込まれた足でビルの壁を垂直に駆け上がるサブマシンガンとショットガンの銃撃を手ではたき落とす、など。


死徒相手なら『核ミサイルや化学兵器程度のダメージ』を与えることができるが、これほどの実力をもってしても代行者の頂点である埋葬機関には足下にも及ばないどころか同じ地平にすら立たせては貰えないという。


また、吸血種相手なら相性で立ち回ることができるが、武闘派のサーヴァントが相手の場合は逆に相性が悪く、もし本気でアサシンが殺しにかかった場合は助かる術はないだろう、と自己分析している。


関係人物編集

ジェスター・カルトゥーレ

彼が最も嫌う存在。ジェスターもハンザのことをひどく嫌ってるため不倶戴天といえる。

ただ、コーヒーを奢りと称して浴びせる挑発にノリツッコミをかまされたり、変質者丸出しの語りに攻撃に終止するでもなく冷淡に突っ込んだりと、どこかコミカル要素がちらつく関係でもある。


シスター・イルミア

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿に登場した代行者。腐れ縁であるらしい。


カリー・ド・マルシェ

月姫のスピンオフ漫画『シエルさんインドです』に登場した死徒。

作中でハンザが「人間の食事に執着し、本能に抗いながら料理を作り続ける死徒がいるなんて話も聞いた事がある」と、彼のことと思しき死徒に言及している描写がある。

積極的に人を襲う死徒ではないため、見逃すことも吝かではないらしい。


フラット・エスカルドス

本来ならば相いれない立場だが精神年齢が近いため意気投合した。


ディーロ神父

山奥の野生児だった彼を拾った人物。セルバンテス神父に彼を引き取らせる等の便宜を図った。


デルミオ・セルバンテス

義父で師匠。ディーロ神父に頼まれ彼の才覚を見て育てた。


関連タグ編集

Fate/strangeFake ディーロ神父 代行者


言峰綺礼生真面目かつ真っ直ぐで良くも悪くも甘い英霊の尊厳破壊に終始するマスターと敵対関係で、半分人間を辞めてる代行者兼監督役つながり。

ただし、こちらが人間のそれから踏みはずしかけてるのが身体面であるのに対し、あちらが踏みはずしかけてるのは精神面。また、仕事への勤務態度も正反対。

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