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ジェスター・カルトゥーレ

じぇすたーかるとぅーれ

ジェスター・カルトゥーレとは、『Fate/strangeFake』にて偽りの聖杯戦争に参加したマスターの1人。メイン画像の左側の人物で、変態で残念なイケメンのマスターに見えるが・・・?
目次 [非表示]

CV:橘龍丸

概要

"偽りの聖杯戦争"において、アサシンを呼び出した魔術師。しかしその正体は・・・


略歴

偽りの聖杯戦争に臨む魔術師として、スノーフィールド郊外の別荘で召喚儀式を執り行った。

首尾よくサーヴァントの召喚を果たした彼は、魔法陣の中に立つその姿を認め、彼女の声に応え自分がマスターと名乗ると同時に彼女の宝具心臓を抉り出されて殺された。


アサシンが彼の弟子達をも全て殺害してその場を立ち去った後、確かに屍だった筈の男は哄笑と共に起き上がり、「魔術師だった」姿を捨てて全く別の姿と化した。


即ち彼は、人ならざる存在"死徒"であり、殺された"彼"は幾つもある側面の1つに過ぎなかった。


死にながらにしてアサシンとのパスを通じて彼女の過去を知った男はその純粋すぎる信仰に感動し、彼女の信念・力・肉体全てを打ち砕き穢し抜いた末に血を吸い尽くし味わいたいという歪んだ感情を抱いて、正式な契約も交わさぬままに毒の闇に染まった聖杯戦争を開始する。


人物

『六連男装』の異名を持つ死徒。胸に刻まれた紅い紋様『概念核』(後述)をリボルバーの弾倉のように回転させることで入れ替え、姿形どころか魂さえも異なる全くの別人へと変貌する。


世の中に退屈していて、聖杯の力で蜘蛛でも起こして世界を滅ぼそうかと考えていたが、呼び出したアサシンに「魔術師としてのジェスター」を屠り潰された状態から蘇生する過程で覗き見た彼女の過去、純粋にして狂的なまでの信仰心とその報われぬ人生に感動し、この美しき暗殺者を凌辱し尽くし奪い尽くしたいと強く望む。


その反面、作中ではやたらとテンションが高く、ノリツッコミをかましたり無駄に説明口調だったりと妙な方向にキャラが固定されつつある。

また、経緯や理由はどうあれ、病弱な少女をアヴェンジャーからの脅威から一時的に助けるなど、僅かながら隙や交渉の余地らしきものを垣間見せる事も。


ただし、一見無害そうな少年の振りをして追跡者を出し抜く・繰丘椿とそのサーヴァントの性質などを抜け目なく見抜いたうえで、善意での心配や伝達のフリをした余計な発言で、彼女を社会的に突き落とすような真似をする・本命の幻術でアサシンを精神的に堕落させるために、敢えてフィリア達の災害級の猛攻に対して自棄気味に喚くばかりのヘタレを演じる等、時折侮れないうえに面倒な悪知恵を見せる。

おまけに聖杯戦争と無関係な者たちを巻き込む事にもあまり頓着がないため、サーヴァントとの内面での相性はかなり悪い。


能力

『概念核』

胸に六つの赤い紋様『概念核』を持ち、それを回転させて入れ替えることで容姿や能力、そして魂さえも異なる六種類の肉体を使い分けることが可能。表出させている体が殺されるなどした場合は概念核も黒く変色し、その魂は二度と使い物にならなくなる。なお元は同一人物の為、どの体でも記憶は共有されている。


確認されている姿は、以下の4通り。

  • 「壮年の男性」:魔術師としての姿。アサシンに殺された。
  • 「成人男性」:死徒の側面が強い姿。戦闘はこの姿で行う模様。
  • 「少年」:特別な力を持たない代わりに、日光等の死徒の弱点が無くなる・気配が人間の子ども同然となり警戒をやり過ごせる、等のメリットがある。
  • 「人狼」:身長2mほどある赤毛の人狼。口調が荒っぽくなる。

メイン画像は男性だが、これは『六連男装』の能力によるもので、その異名が示す様に、本来は女性であり、六つの概念核を全て使い切ってしまえば正体である美少女の姿に戻ると言われている。ちなみに本名はドロテアで、元々魔術師上がりの死徒で、ヴァン=フェムを親としている。


その他

死徒であるがゆえに当然吸血能力を持ち、劇中ではアサシンに殺された魔術師の弟子たちを赤い影で呑み込み、骨だけを残してその肉体を喰らい尽くしていた。


死徒二十七祖程ではないにせよ高い実力の持ち主で、いままで聖堂教会代行者を何人も返り討ちにしてきた。

キャスターのマスターであるオーランド・リーヴが率いる贋作宝具武装警官隊『二十八人の怪物(クラン・カラティン)』を人類史を否定する死徒の特性により、宝具の加護を否定することで一方的に蹂躙した。

アサシンが宝具をバンバン使っても平然としている辺り、魔力量も相当に多い。


その一方で、魔術的な気配探知には然程長けていないとの事。

ただし、月姫リメイクでは高位の吸血鬼真祖、死徒の両方)の中には意識を向けてきた相手と因果を結び、存在を感知し空間制圧を可能とする者もいる事が明かされており、『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』では死徒化によって人間の神秘との相性が悪くなる事例が確認されている。


作中の描写でも、ほとんどの陣営が気づかなかったライダーの存在に気付いたり、ハンザが彼を義眼型の魔術礼装で監視していた際には、空間には働きかけず純粋に視力を強化する程度の機能に留めていたにもかかわらず「観られてる気配を感じた」として自分の方からハンザの元へ赴いていた。

この事から、死徒であるジェスターは人間が使う魔術による気配感知は不得手だが、吸血鬼としての生態機能による空間把握を得意としているものと思われる。


先述の死徒は人間の神秘と相性が悪くなる事例と関係あるかは不明だが、警察署の結界を人差し指で切り裂く、警察署に仕込まれた魔術式から生み出された使い魔達を手を扇ぐだけで、まるで存在そのものを否定するかのように押し潰すなど、魔術を無効化する描写もある。


超抜能力に関しては、「切り落とされた指を通常よりも早く接合する」、「飛沫となった血から小さな竜巻を生み出し、周囲の炎を『融合』させる」、「病院中の刃物を寄せ集めて槍を作り出す」などの描写から『融合』であると推測される。


関係人物

召喚したサーヴァント。彼女に並々ならぬ執着を抱いており、彼女を辱める事が現在の最大の望み。契約を果たす前に逃げられ召喚時の魔力パスだけ繋がっていたが、途中でそのことに気付いた彼女が別口で魔力を得るようになり、時間を経過するごとに繋がりが薄れている。


小説版第2巻で対峙した代行者。『お前程度油断した隙を突くまでもなく顔面グーパンマジ余裕ざまぁ(意訳)』『職務云々以前にお前の下衆っぷりに殺意が湧くからシメる(意訳)』など取り付く島もない挑発をかましてくるため、互いの立場を差し引いても性格の相性が最悪の相手。


他のマスターが存在にすら気づかない中、「星の従僕」と本質まで理解し、椿との関係とは別に敵愾心を向けている。

抑止力とされるガイア側のカウンターガーディアンと死徒と言うだけあってどこまで行っても因縁の宿敵同士である。

言わばライダーを地球と人類とを共に歩む光とするならジェスターはその地球の影と言ったような存在である。

相性は言うまでもなく最悪の一語に尽きる。


彼女を利用するため「少年」の姿で近づく。ただし彼女の事は彼なりに気に入っているようでもあり、彼女を自らの手で直接破滅させようとしたり苦しめたり死なせようと言う悪意は一切ない。

友人として接している感情はあくまでも本心からのものである。また、出会ったタイミングの悪さと交友期間の短さ、彼女の両親による虐待が目に見えにくい形によるものであった事などから、彼女の両親の問題点に関しては感づいているものの、彼女が受けている虐待の頻度やその弊害の深刻さまでは把握しきれていない。

最後は彼女の決意に大いに驚かされることになる。


最上位の死徒。ジェスターにとって死徒の『親』にあたる。

ジェスターのスタンスをダブルスタンダードであると否定し彼に大打撃を与えることになる。


余談

担当声優の橘氏はTwitterで「声優になってから…Fate作品に出るのは目標の一つでした」とツイートした


関連タグ

Fate/strangefake 死徒 吸血種 男装

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