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アレクシス・ケリヴ

あれくしすけりゔ

アレクシス・ケリヴとは、『SSSS.GRIDMAN』に登場するキャラクター。
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「インスタンス・アブリアクション!」
CV:稲田徹 / デザイン:コヤマシゲト

概要

SSSS.GRIDMAN』に登場する敵キャラクター。

アカネくーん!


全身真っ黒で、頭や肩から何本も角が生えた悪魔や魔王を思わせる姿をしている。
サングラスを思わせる赤い目を持ち後頭部からは青い炎のようなオーラが発生している。
口元は歯のような電飾モニターになっており、言葉を発すると不規則に青白く点滅する。

腕に当たる部分が肩で途切れ(ただし、OPや作中でもちゃんと手が確認できることから単にマントの下に隠れるなどして見えないだけの可能性がある)、そこから長いケーブルのようなものが接続されており、両肩に鎖が絡みついている異様な姿をしている。

実はこのサングラスのような目は本物の目ではないらしく、その奥には二つの目があり、不気味に光る事がある(OP映像でも片目だけ光らしているのが確認できる)。
また、胸にはどの角度から見ても直線に見える謎の赤いラインがある。

しんじょーあかね


特撮版に登場した魔王カーンデジファーとの関連は不明だが、カーンデジファーと同じく強い怒りや憎しみを抱えた人間:新条アカネPCに住み着いており、彼女が作り上げた怪獣フィギュアに命を吹き込み、本物の怪獣にして暴れさせる(項目トップの台詞はその際に発する呪文のようなコード)。

グリッドマンまとめ


ただ、性格はカーンデジファーとは違うらしく、傲慢で不遜な態度と支配者然とした言動、そして失敗した際の処罰も辞さないカーンデジファーとは異なり、物腰が柔らかくかなりフレンドリーな言葉遣いで会話している

アカネに対しては完成した怪獣のデザインに対して「情動的だ」「いいねぇ」等とほどよく褒め、喜ぶ姿を見て「良かったねぇ」と半笑いに呟いたり、失礼な人間の話に対して「よくないねぇ」と共感の意を示す等、一見相手の意思を尊重しているように見えるが、見方を変えれば相手を増長させるために一切否定せずに持ち上げている節がある。敵である筈の響裕太にも初対面で中華料理が並んだ卓を挟んで「どうもどうも。アレクシス・ケリヴです。」と律儀に挨拶するなど、アカネ同様に友達感覚で接していた。
(宇宙人と日常感溢れる場所で会話するというシュールな画から視聴者の中にはこちらの宇宙人を連想する者も多い)

ツツジ台の特殊性もあるとは思われるが、普通に実体化可能であり、アカネもそれを受け入れている。
第6回以降は外を出歩くようになり、第7回では普通に中華料理店「龍亭」にそのままの姿で赴いている(因みにこれが上記の裕太との初対面シーンである)。

【壁画】遭遇


第9回では六花が見せられている夢の中だが六花がアカネに自宅に招かれた際に宇宙人みたいなコスプレした礼儀正しくいろいろとお世話してくれる存在として登場する。
六花やアカネなどと比較するとその体格は2mを軽く超えている事が分かる。

明らかに異様な風貌であるが新世紀中学生同様認識阻害の能力を持つようで、特に不審がられずに受け入れられている。
人間ではないことはまず明らかだが、その正体は不明。裕太たちからはアカネの黒幕として存在が示唆された段階で一貫して「宇宙人」として扱われている。

作り出した怪獣がグリッドマンに倒された腹いせにパソコンの画面を勢いよく蹴飛ばされた際にも「乱暴だなぁ…」とぼやきこそしたものの、それ以上の行動は取らなかった(それも、本気で嫌がったというよりはむしろ呆れていたかのような態度であった)。

第5回の裕太が見た夢と最終回のセリフからグリッドマンとは以前にも面識および交戦経験があると見られるが、アカネとの会話では彼の事は一貫して「お客様」と呼んでおり、あくまで自分も詳しいことは知らないように振る舞っていた(「グリッドマン」という言葉自体は話の流れで使用することもある)。

公式サイトによると、名前の英語表記は「ALEXIS・KERIB」。

余談

名前とグリッドマンの敵という立ち位置は、『電光超人グリッドマン』の没になった続編企画である『電撃超人グリッドマンF』から取られている(上述したアナグラムのようにも思える要素に関してこの没企画の頃からあるのかは不明ではあるが、仮にあるとした場合は5つの怪獣軍団を率いる存在であったことから、完成する単語の一つは六(Six)の可能性もある)。
当時の設定ではカーンデジファーとは別の暗黒宇宙から来た魔王とされていた。

声を担当する稲田氏はウルトラシリーズを含む特撮作品にも幾度となく出演しており、自身も大の特撮好きとしてファンの間では有名である。そんな経緯もあり、『電光超人グリッドマン』のリメイクである本作にて悪の大ボス役として出演することが決まった際にはとても嬉しかったと述べている。なお、稲田氏は本編の内容について終盤まで(ラジオによると第11回分まで)聞かされた上で演じていたとのこと。

さらに余談

この手の悪役は「表面上は共感的で親切かつ紳士的に見えるが本性は極めて冷酷で、味方であっても利用価値がなくなればあっさり切り捨てる」という邪悪なキャラクター性が常であり、このアレクシスも例外ではなかったが、それでも彼の場合――

  • 創った作品を褒めてくれて、しかも設定通りに立体化してくれる。
  • 人間関係の愚痴に付き合ってくれて、こちらに対して否定的な発言を決してしない。
  • 振る舞いは基本的に穏やかで紳士的、というか朗らかでフレンドリー
というキャラ付けであり、パートナーとのやりとりもどこか微笑ましさがあることから、「一家に一台欲しい」と一部絵師の間で好評だったりする。

新条アカネとアレクシス
新条アカネ等
アカネちゃん
アカネちゃん



また、渋い声でフランクに話す敵役という事で某地球外生命体を連想する人もいるとかいないとか。
だが話が進むに連れて段々と展開がシリアスな方向へ向かってもなおアカネに対し態度を乱さずフランクに話しかけていたため逆に怖いと感じる視聴者も増えていった模様。

各話での疑念と活動

第1回「覚・醒」

問川さきるの件で以前からアカネが怪獣を作っていたことをつぶやく。「お客様」の存在に気付くが具体的には語らなかった。

第2回「修・復」

この頃はアカネも怪獣づくりに精力的だったので穏やかな口調でアカネの言動に全面的に賛成の立場であった。

第3回「敗・北」

グリッドマンを倒して喜ぶアカネに「アカネ君が優秀なオートインテリジェンス怪獣を作ったからこそだよ」と持ち上げる。
その後、「お客様が生きていた」と告げると「また(アンチをけしかけて)楽しめばいいじゃないか」と煽る。

第4回「疑・心」

アカネが対グリッドマンに情熱を燃やし始めたのを見て、相変わらず意思を尊重しつつも、何か含み有り気な怪しい雰囲気を漂わせている。
「アカネ君が楽しいのなら私も嬉しいよ…フッフッフ…」

第5回「挑・発」

アカネの作ったゴーヤベックに「随分と普通だねぇ」という感想を残す。
第2回で担任教師を殺し損ねたため、予定外のエリアを作る羽目になったアカネに「ちゃんと担任を殺しておかないからだ」と釘を刺している。

第6回「接・触」

この回からアレクシスが大きく動き出すことになる。
アカネが響裕太抹殺をアンチに命じ、自分は内海将と接触して「裕太=グリッドマン」の決定的な確証を得ようと諜報活動に出ている際に……
「アカネ君、帰りが遅いなぁ。心配だなぁ……。今日は怪獣を作らなくていいのかなぁ…?」
…と、アカネを心配する発言をしている。
そしてED直前の一幕で、本編初となるPCモニター越しではない状態で登場した際も……
「うーん、やはりアカネ君が心配だなぁ……」
…と、やはり何気なくアカネの心配をしていた。

第7回「策・略」

グリッドマンに憎しみを募らせるアンチを唆して怪獣を作らせ、アカネには無断で実体化させるという独断行動を起こした
龍亭から帰宅したアカネに諸事情を明かし、怪獣が撃破されたのを見届けると、アカネが「選ばれた人間」であることを自覚させ、もう一度怪獣作りに専念するよう諭すような発言で彼女を鼓舞している(その際、アカネが蹴った為に画面が割れた事で歪んでいたので、目にヒビが入り黒い血が噴き出しているような、アンチのその後を彷彿させる映像となっていた)。
その後、アンチを「どうしようもない」と称して抹殺を請け負うなど、これまで以上に活動を活発化させている。

第8回「対・立」

学祭を嫌うアカネによる”台高祭を台無しにする計画”もグリッドマン同盟の作戦によって阻止された上、渾身の力作である「メカグールギラス」を彼女から見れば邪道になるフルパワーグリッドマンに完敗した事で自信を失ったアカネに対し、モニターから出た状態で静かに励ましていた。

第9回「夢・想」

アカネが実行したある作戦の内容には「感動したよ」と褒めながらもその作戦が失敗したら心が折られたアカネを放置して真っ先に消えている。
アンチが生きていたことに関しては「あ、すまない。逃げられたんだ」とあっさり謝罪している。
なお夢の世界ではアカネの執事という位置付けで六花を驚かせたが、コスプレと説明された。

第10回「崩・壊」

その後も懲りずアカネに怪獣作りを催促し、出来たナナシに対しては「いいのかい?こんなので?」と疑問を呈しつつもそれを怪獣化、その後B形態となって暴れるナナシを見て既にアカネの心がツツジ台から離れつつあることを見抜いている。

第11回「決・戦」

相も変わらずアカネに怪獣作りを促すアレクシスだが「もう怪獣は作らない」と決めた彼女に愛想を尽かし、「有り物」の再生怪獣軍団でツツジ台の破壊活動を行う。
奮戦するアンチを見届けた後、高台にいるアカネと六花の間に割って入り、再び怪獣作りを促すが、彼女がそれも拒絶すると遂には彼女を怪獣へと変化させた。

関連タグ

SSSS.GRIDMAN 新条アカネ
オーバージャスティス本部長:声が同じでデザインが類似する。ただしこちらは正義の味方。→カップやきそば現象


ブラックコンボイ:カラーリングが酷似。また、登場作品では最初こそに忠実だったが、次第に野心家の本性を現していった点も共通している。

ドラえもん:「同居人の憂さ晴らしや仕返しを自身の力で手伝っている超常的な存在」という点が似ており、一部では「悪いドラえもん」と称されている(ちなみに本家のカーンデジファーも悪いドラえもんと呼ばれる事があった)。




























































































「素晴らしい!もう怪獣は作れないと言っておいて!君の中にはこんなにもすさまじい情動が残っているじゃないか!」


内海「ウルトラシリーズだったらさぁ……」
いつか来る終わりをここで君にあげよう



最終回「覚醒」
アカネを怪獣へと変貌させることに成功し、憤る六花を人間では無い電子生命体レプリコンポイドである彼女らの立場も合わせて嘲笑するも、アンチが変身したグリッドナイトによってアカネは怪獣の中から引きずり出され、その怪獣も事実上彼に倒されてしまう。
直後にアレクシスは彼女の目の前でアンチの心臓に剣を突き立ててアカネを絶望へと追いやり、アカネを取り込んで彼女の情動を元に巨人のような戦闘形態へと変化する。

その後、完全復活を果たしたグリッドマンとの戦いでネオ超電導キックを受けて爆発、と思いきやすぐに再生する。自身が語る所によるとその正体は決して死ぬことのない存在であり、その所為で彼の心は常に虚無であったとし、長く生きる故の虚無を満たすためにアカネのような人間から情動を吸収していたのだという。
一言で言えば「不死生物が退屈をしのぐために人間を利用した」ようなものである。

グリッドマンはアレクシスの言動を身勝手な理屈だと断じ、もう一度撃破しようと攻撃をしかけるが不死身であるアレクシスには意味を為さず、デジファーソードに似た二振りのサーベルおよび槍などの武器、強力な破壊閃光や無数のホーミングレーザー、そしてグリッドビーム以上の規模の光球弾を駆使して逆にグリッドマンを追い詰める。

「アカネ君は役割を終えた。もうこの世界に用事は無い」

勝ち誇った彼は「次のアカネ君」と呼ぶ新しい獲物を探すためにツツジ台から逃亡しようとしたが、そこにグリッドマンが自分が持つ「本来の力」が「倒すためだけのものではない」ことを再認識して放ったこれまで多くのコンピューターワールドを修復してきたフィクサービームを浴びる。
そして、フィクサービームの効果から生まれたであろう裕太達の呼びかけによりアカネは閉じ篭っていた「部屋」の扉を開けて自らアレクシスの支配から脱しようとする。

「まさか!アカネ君の『心』を治したというのか!!!」

核としていたアカネから自身の活力源たる情動が失われつつあることに動揺し、今までの余裕ぶりから一転して感情的にグリッドマンに襲いかかるが、グリッドマンが持つ「命ある者の力」を込めたパンチを受けて敗北。

「これが限りある命の力か……」

本体は小さな欠片となって小さなケージに閉じ込められ、グリッドマン達の住むハイパーワールドへと連行されていったのだった。

敗れる際のセリフから、「君を退屈から救いに来たんだ!」というオープニングテーマの歌詞は彼にもまた適用されるのかもしれない。
もしくは君(アカネ)を退屈(アレクシス)から救いに来たということなのかもしれない。

最終話余談
アレクシスは「お客様」がグリッドマンであることを最初から把握していたことになる。
彼が持つ二刀の剣が合体した槍はかつての電光超人であったグリッドマンを刺し貫いた槍と同じであり、第5回で見た裕太の夢がこれに該当する。
恐らくグリッドマンがアカネを救うためにツツジ台に来る→グリッドマンを感知したアレクシス・ケリヴが応戦し己の不死性で追いつめて返り討ちにする→敗れたグリッドマンは6つの光に分裂→アカネが学校の屋上で目撃するという形になると思われる。
また、第2回で「お客様」の名前がグリッドマンだと聞いて「興味深い」と言ったのは以前倒した相手と同じ名前である事や以前と姿が違う事に対してと思われる。

  • 新条アカネを見捨てるどころか己に取り込んでしまう
  • むしろアカネの情動に感動している
  • それ以外の事柄に関しては非常に傍観的
と、カーンデジファーホジションでありながらその目的や行動は彼と対照的である。
対象者の願いを叶えながら欲望を膨らませながら堕落させ、取り込む様は正に「悪魔」と呼ぶに相応しい。
また、アレクシスの「自分の虚無を埋めるため、退屈しのぎに下位領域の存在の情動を糧とする上位領域の存在」というキャラクター性は、穿った見方をしてしまうと、「様々な二次元コンテンツを浪費する視聴者達の負の鏡像」と言えなくもない。

アカネの部屋にアンチを勝手にあがらせて怪獣を作らせる、本来アカネに始末するよう言われていたアンチを顔を傷つけただけでわざと見逃すといった独断行動をしたのも、アレクシスの行動理念が「わざと事態をかき回すことでそれを面白がる退屈しのぎ」に過ぎず明確な目的がなかったからだと思われる。

その一方、アレクシスがいかなる展開においても全く感情を乱さずいつものフランクな口調で話し続けられたのも不死ゆえの虚無感からで、(おそらく何百~何千年も生きてきたことで)感情を表に出すことにすら疲れ果ててしまったからだと考えると敵役とはいえ中々哀しいものがある。

尚、裏設定によればオーバージャスティス本部長と同一人物で、OGIKUBOが平和になり、数千年の時を過ごす内に虚無感に呑まれて行き、宇宙を彷徨った末にこの世界に辿り着いたとの事。(ただし、監督なりの解釈であり、公式設定ではない。)

関連キャラ

ロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー):不死ゆえの空しさを紛らすために悪事を働いたこと、殲滅が不可能なため捕獲・封印される末路を迎えたことが相通じる。
ダークザギウルトラマンベリアル:戦闘形態の体つきとカラーリングが似ている。
エボルト:感情そのものを持たない為、感情を持つ生物を嘲笑い感情を煽って他人を操る遣り口が似ている。こちらは後に感情を持ってしまったが故に墓穴を掘る羽目になっているが。
リューク:事実上不死な上に退屈そのものだったが、退屈しのぎに人間を振り回しその様を楽しんでむことが共通している。
かみ:自ら世界を生み出したがやがて飽きてしまい魔物を放ち混沌とさせ、さらに人類に楽園の噂を流し奮闘するさまを「退屈しのぎ」として楽しんでいた。ある意味アカネとアレクシスが1つに合わさったような存在。
ウルトラマントレギア:2019年3月公開のウルトラマン映画の敵役。孤独な人間に接近して邪悪な願いを叶え、最終的にその人間を破滅へと至らしめるとういう行動パターンが共通している。

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