鬼神よ砕け散れえぇっ!!
概要
・注意!
この内容には「ナイツ&マジック」本編のネタバレを盛大に含みます!
本編をまだ読んでない方はブラウザバックを推奨致します!
戦闘力と機動力を持つ航空戦力として建造された完全戦闘用飛空船。
オラシオの描く「大空の支配者」を体現した存在。
当初から純戦闘用の飛空船として考案されていたが、推進力不足という欠点を抱えお蔵入りとなっていた。
後に機動力の問題を魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)の解析・採用にて克服、更に動力と迎撃システムを兼任するアンキュローサの搭載によって完成に至った。
劇中には二隻が存在する。
種類
- 一番艦(ジャロウデク仕様)
ジャロウデク軍で唯一イカルガに対抗できる戦力。
魔獣を模す異形の機構(時期的にツェンドリンブルと思われる)の話に影響を受けて古の魔獣「竜(ドレイク)」を模す方向へ仕様変更されており、大型魔導兵装「火竜撃咆(インシニレイトフレイム)」による法撃能力に加え、「格闘用竜脚(ドラゴニッククロー)」で格闘戦も可能。
しかし、魔力転換炉13基(騎士像の1基とアンキュローサ12基)をもってしてもその巨体を支えるのは難しく、後に高濃度エーテルに対応した「竜血炉(ブラッドグレイル)」を増設して欠点を克服。
最大化形態(マキシマイズ)によってイカルガを苦しめるが、僅かに及ばず撃墜された。
アニメ版ではイカルガの魔導噴流推進器を故障させる煙幕を放つ特殊砲弾や、最大化形態時に巨大な竜を模したバリアを張る等、機能が追加されている。
- 二番艦リンドヴルム(パーヴェルツィーク仕様)
「北の亡霊」とも呼ばれる西方諸国(オクシデンツ)の北部の国「パーヴェルツィーク」所属の二番艦。一番艦をより巨大にし、航空戦力である小型船の竜闘騎(ドラッヒェンカバレリ)を積載した弩級の航空戦艦。大型化した分、機動性は若干低下しているが、火竜撃咆等の攻撃力は健在であり、総合的な能力は一番艦を凌駕していると目される。
大西域戦争後ジャロウデク王国を離れ、パーヴェルツィーク王国に身を寄せたオラシオが開発した。
後に中破したため、共闘することになったエルネスティ・エチェバルリアの手により、黄金の鬣(ゴールデンメイン)号と無理やりつなぎ合わせる形で修復された。
- 竜闘騎(ドラッヒェンカバレリ)
リンドヴルムに搭載された航空戦力。幻晶騎士サイズまで小型化した飛竜戦艦。
パーヴェルツィーク王国の航空主戦力となっており、竜闘騎を基に騎士団が形成されている。
- 決戦騎「魔竜鬼神(ウルトラキシングレート)」
浮遊大陸編終盤でエーテル生命体“魔法生物(マギカクレアトゥラ)”に対抗するための最終作戦“流星槍作戦(オペレーション・バスターランス)”のため、三機を強引に結集させた機体。
リンドヴルムを土台として、マガツイカルガニシキが騎乗し、その後方には大型魔獣“魔王”も騎乗しており、これらすべてを魔法的に接続している。
敵味方を超えた史上最強の騎体を集めた、まさしく人類の持ちうる最終兵器。
なお地の文曰くーー
「本章のファイナルラストボス。始まってしまった祭り」
…作者もエルもちょっと自重したらいいと思うの(命名者エル)。
外部出演
スーパーロボット大戦30ではナイツマシナリオのラスボスとして登場するがその際にミツバ・グレイヴァレーからは「もはや戦艦ではなく戦艦クラスの超大型機動兵器」と呼称されておりそのスペックがかなり高い事が窺える。
実際にも手強いので「たかが戦艦1隻」と油断せずに全力で戦う事。
関連タグ
多分結構な人が連想したであろう、似たような存在。
規格外のパイロットだからこそ操縦できる、他機種を大きく引き離す人型機動兵器相手に、複数人で対応する、大型兵器と、箇条書きマジックだが類似点が数多い。