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イカルガ

いかるが

イカルガとは小説「ナイツ&マジック」に登場する幻晶騎士(巨大ロボット)。
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概要


・注意!
この内容には「ナイツ&マジック」本編のネタバレを盛大に含みます!
本編をまだ読んでない方はブラウザバックを推奨致します!









エルネスティ・エチェバルリアが自身の夢を形として作り上げた幻晶騎士(シルエットナイト)
銀鳳騎士団の旗機であり、同時に彼等の最高傑作機。
「エルネスティのエルネスティによるエルネスティの為の専用機」で、彼の日本人前世の記憶から用いられた、従来の幻晶騎士とは異なる鎧武者を模したフォルムと歯を剥き出しにして怒り形相を浮かべた面構えになっている。

腹部に中型炉「女皇之冠(クイーンズコロネット)」・背部に大型炉「皇之心臓(ベヘモスハート)」という複数の自作型魔力転換炉(エーテルリアクタ)を搭載しているのが最大の特徴で、全身の蓄魔力式装甲(キャパシティブレーム)と合わせ、他と比肩するものがない魔力量を誇る。
その膨大な魔力量と機体各部の全方位噴射可能な魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)搭載により、幻晶騎士単体での飛行が可能。
この事からも、幻晶騎士史上あらゆる面で規格外な性能を誇る。
しかしその操縦系統は(この世界の)機械的な制御が追いついておらず、エルという生きた制御部が乗り込み直接制御(フルコントロール)する以外その性能をフルに発揮出来る手段は無いと言っても過言ではないのが現状である。
結果「地上最強の戦闘能力を持つ、史上最高の欠陥機」とも呼ばれている。

また操縦席もエルが使いやすいよう、彼が前世で使い慣れた物を模して操鍵盤(キーボード)採用、そして小柄なエルに合うように座席のサイズの調整もされている。

そのフォルムと形相、そして圧倒的性能と活躍から他国からは「鬼面の死神=鬼神」の異名で呼ばれるようになる。


機能

女皇之冠/皇之心臓

エルが森都(アルフヘイム)で得た魔力転換炉の製造法を元に、自らの手で製造した魔力転換炉。
女皇之冠は旅団級魔獣「女王殻獣(クィーンシェルケース)」、皇之心臓は師団級魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」から採取された触媒結晶を核にしている(いずれもエルによって討伐されたもの)。
単純計算でも四百機相当の出力を誇り、現在これに匹敵するのは飛竜戦艦(ヴィーヴィル)搭載の竜血炉(ブラッドグレイル)の試作型のみ。
だが魔獣から採取される触媒結晶は品質が不安定で建造の際には多くの調整が必要。
尚機密上の理由から、表向きには「様々な功労による褒賞でエルに与えられた」ことになっており、エル自身が作ったことは伏せられている。
またweb版には女皇之冠は存在せず、片方は通常炉である。

銃装剣(ソーデッドカノン)

エルの携行武装である銃杖をスケールアップしたかのような剣。
剣技使用の他、持ち手の部分に備わったレバーによって魔導兵装として遠距離戦にも対応が可能。
肉厚な大剣の内部に紋章術式を刻んだ銀板を内蔵する事で二つの異なる武器の性質を両立させているが、構造的に脆い魔導兵装を近接戦闘武器として用いる為に強力な強化魔法を併用している為、並の幻晶騎士では振るっただけで多くの魔力を消費してしまう。

執月之手(ラーフフィスト)

四本あるイカルガの補助腕。
ワイヤーによって接続・射出する事が可能で、魔導噴流推進器によって自在に旋回して敵を貫く。
大型炉を搭載した恩恵で補助腕自体にも相応の出力(重量機であるティラントーの攻撃も押し返す程の膂力を発揮出来る)が回されており、銃装剣や斧槍などを装備するだけの余裕を持つ。


劇中での活躍

森都での一件の後、遂に夢に向かって動き出したエルと銀鳳騎士団の手によって誕生。
ジャロウデク王国の占領した砦において一個中隊のティラントーを撃破し、そのまま大西域戦争(ウエスタン・グランドストーム)に商人の名義を隠れ蓑に参戦。
数多くの飛空船(レビテートシップ)と幻晶騎士を蹂躙したことにより、上記の仇名で呼ばれるようになる。
飛竜戦艦とは痛み分けに終わることもあったが、総じて危なげなく戦争から凱旋する。
その後ボキューズ大森海探索の旗機としても参戦したが、遭遇した穢れの獣(クレトヴァスティア)の群れとの戦闘で大破。
皇之心臓や女皇之冠等の心臓部等の無事な部分は下記のカササギの建造に使用される。


カササギ

穢れの獣との戦闘で大破したイカルガの残骸を基に、共に大森海へ墜落したシルフィアーネの残骸や、現地で得られる魔獣由来の素材などを使いエルが建造した機体。
孤立無援かつ結晶筋肉が半身を作れるかどうかの量しかない程に物資が限られた状態で作られたため、下半身を丸ごと無くすという通常なら考えられない設計方針が取られている。
また頭部も骨格である髑髏が剥き出しになったような外見となっている。

エルが考案した「開放型源素浮揚器(エーテルリングジェネレータ)」という、「大気中に存在するエーテルを魔力転換炉で魔力として機体に集め、機体そのものをろ過装置としてエーテルに再変換し、大気系魔法で強引に空中で固定する装置」を搭載しているのが特徴。
だが急場しのぎの強引な設計と未熟な技術による歪み、開放型源素浮揚器の燃費の悪さから出力不足に陥りがちで皇之心臓や女皇之冠の出力によって何とか機体が支えられている。
その為幻晶騎士はおろか決闘級魔獣との戦闘でも苦戦を強いられる程に戦闘能力は低い。
だがこの機体の真の価値は「開放型源素浮揚器の効果を周囲にも及ばせられる」ということ。
つまり自身の魔法を他にも影響させられる、転じて機体自身が巨大な魔導兵装となっている。
(劇中ではこの機能を応用して巨人族(アストラガリ)の少女「小魔術師(パールヴァ・マーガ)」を抱えて共に飛行、上空で高速戦闘を行っている)
それらの性能と出自から「坊主の作ったものの中でも飛びっ切りに狂ってる」とダーヴィド・ヘプケンに白旗を上げさせた代物。

巨人戦争後、専用炉がイカルガへと移植され、維持できなくなったボディはパーツ分割された。
エルはその際設計を見直し、組み直すことを考えている。

最終的に、カササギの機能はアディの新たなる愛機シルフィアーネ・カササギ三世に継承された。


イカルガ(アデルトルート搭乗)

銀鳳騎士団がエル捜索の際に持ち込んだ予備パーツを使って組んだ機体。
当初は専用炉を移植して完全に再建するはずだったが、エルがカササギを失うのを嫌がったためシルフィアーネの魔力転換炉で代用し、アデルトルート・オルター(アディ)が搭乗した。

通常炉を使用しているため魔力供給量が大幅に低下したことで魔導噴流推進器単体での飛行ができなくなっており、補助として背部に降下用追加装甲(ヘイローコート)を装備し、装甲内の源素浮揚器(エーテリックレビテータ)を補助器とすることで飛行を可能としている。

巨人戦争時において、十分ではないにしてもある程度は直接制御ができるアディによってそれなりに戦えていたが、穢れの獣に降下用追加装甲を破壊される。
そのまま墜落しそうになったため、エルの機転により、その場凌ぎの対策でカササギとの合体(下記)が行われた。

戦争後、魔力炉は専用の物へと返り完全なイカルガへと復活を果たした。


マガツイカルガ

ボキューズ大森海での超巨大魔獣「魔王」との戦闘中、墜落寸前のイカルガにエルがカササギを接続し、強化魔法で互いの転換炉と魔導演算機(マギウスエンジン)を統合させた合体機体。
「禍+斑鳩」の名の通り、相手に禍(わざわ)いをもたらす者とエルは語っている。

専用炉を含む四基の炉の出力によって、開放型源素浮揚器による浮遊能力を維持したままイカルガの戦闘能力を発揮、かつカササギの問題点を全て解決している。
メイン操縦はエルが担当し、アディは術式制御などのサブパイロットに相当する役割を務める。
またエルとアディの持つ高い術式制御能力を用いての、即席対抗術式の発動・維持なども可能。

カササギの可動式追加装甲に施された紋章術式によって全身に嵐を纏う「嵐の衣(ストームコート)」が最大の特徴で、穢れの獣が放つ「酸の雲」の脅威から機体を保護することができる。
また執月之手を展開する事で飛竜戦艦の「雷霆防幕(サンダリングカタラクト)」による高範囲攻撃の単機使用すら可能となった。

世界初の合体型幻晶騎士でありイカルガ以上の戦闘力を持つ、ディートリヒ曰く「化け物」。
しかし見方を変えれば戦闘中に即興で動力部を繋いだだけのエル曰く「急場しのぎの産物」でもある。
その不安定さと、一騎士団長が持つには過剰戦力すぎることも相まって、巨人戦争後に元のイカルガに戻された。
だがここで得られた経験は(特にアディが気に入ったようで)後に銀鳳騎士団の新たな課題となった。

余談

・劇中でのその余りに世代をぶっちぎった性能に、(特に当時のアニメ視聴者からは)「一年戦争時にF91が暴れてる様なものだろこれ」「いやいやクアンタだろ」「ゴッドガンダムじゃね?」等の様々な例えが飛び交うハメに。
…なんでガンダムで例えるんだい君達、歳g(ry
まぁ未だに地上での戦闘が主な中一機だけ空を自在に飛んでればそんな意見も出るわけで。
実際、あれはユニc(ry
・魔力切れとは無縁に思える程に空を闊歩しているイカルガだが、web版ではエルが常に魔力量を気にかけている。
片方が通常の炉ではやはり自在な飛行は難しいようだ。

関連タグ

ナイツ&マジック
幻晶騎士
エルネスティ・エチェバルリア
カルディトーレ
ブレイズ・レイヴン 景清…同じく和装モチーフ+推進器装備の機体。

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