ピクシブ百科事典

イカルガ

いかるが

イカルガとは小説「ナイツ&マジック」に登場する幻晶騎士(巨大ロボット)。
目次[非表示]

さぁ目覚めなさい…僕の相棒、イカルガ(斑鳩)っ!」


カタログスペック

全高11.2m
重量21.6t
型式東方様式・ワンオフ機
分類近接戦仕様
所属フレメヴィーラ王国・銀鳳騎士団(旗機)
主搭乗者エルネスティ・エチェバルリア



概要


・注意!
この内容には「ナイツ&マジック」本編のネタバレを盛大に含みます!
本編をまだ読んでない方はブラウザバックを推奨致します!







ナイツ&マジック まとめ・アニメ版



エルネスティ・エチェバルリアが自身の夢を形として作り上げた幻晶騎士(シルエットナイト)
銀鳳騎士団の旗機であり、同時に彼等の最高傑作機。
「エルネスティのエルネスティによるエルネスティの為の専用機」で、彼の日本人前世の記憶から用いられた、従来の幻晶騎士とは異なる鎧武者を模したフォルムと歯を剥き出しにして怒り形相を浮かべた面構えになっている。

腹部に中型炉「女皇之冠(クイーンズコロネット)」・背部に大型炉「皇之心臓(ベヘモスハート)」という複数の自作型魔力転換炉(エーテルリアクタ)を搭載しているのが最大の特徴で、全身の蓄魔力式装甲(キャパシティブレーム)と合わせ、他と比肩するものがない魔力量を誇る。
その膨大な魔力量と機体各部の全方位噴射可能な魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)搭載により、幻晶騎士単体での飛行が可能。空戦仕様機(ウィンジーネスタイル)が登場するまでは、世界で唯一の飛行可能な幻晶騎士だった。
この事からも、幻晶騎士史上あらゆる面で規格外な性能を誇る。
しかしその操縦系統は(この世界の)機械的な制御が追いついておらず、エルという生きた制御部が乗り込み直接制御(フルコントロール)する以外その性能をフルに発揮出来る手段は無いと言っても過言ではないのが現状である。
結果「地上最強の戦闘能力を持つ、史上最高の欠陥機」とも呼ばれている。

また操縦席もエルが使いやすいよう、彼が前世で使い慣れた物を模して操鍵盤(キーボード)採用、そして小柄なエルに合うように座席のサイズの調整もされている。

そのフォルムと形相、そして圧倒的性能と活躍から他国からは「鬼面の死神=鬼神」の異名で呼ばれるようになる。


機能

女皇之冠/皇之心臓

エルが森都(アルフヘイム)で得た魔力転換炉の製造法を元に、自らの手で製造した魔力転換炉。
女皇之冠は旅団級魔獣「女王殻獣(クィーンシェルケース)」、皇之心臓は師団級魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」から採取された触媒結晶を核にしている(いずれもエルによって討伐されたもの)。
単純計算でも四百機相当の出力を誇り、戦争当時これに匹敵するのは飛竜戦艦(ヴィーヴィル)搭載の竜血炉(ブラッドグレイル)の試作型のみ。
尚機密上の理由から、表向きには「様々な功労による褒賞でエルに与えられた」ことになっており、エル自身が作ったことは伏せられている。
(web版には女皇之冠は存在せず、片方は通常炉である)

  • 魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ)
本機のメイン機動力。
上記の炉によって、初期回路でありながら自由な航空軌道が可能。

銃装剣(ソーデッドカノン)

エルの携行武装である銃杖(ガンライクロッド)をスケールアップしたかのような剣。
剣技使用の他、持ち手の部分に備わったレバーによって魔導兵装として遠距離戦にも対応が可能。
肉厚な大剣の内部に紋章術式を刻んだ銀板を内蔵する事で二つの異なる武器の性質を両立させているが、構造的に脆い魔導兵装を近接戦闘武器として用いる為に強力な強化魔法を併用している為、並の幻晶騎士では振るっただけで多くの魔力を消費してしまう。
後に、銃装剣をモデルとし、通常機でも使えるように用途を限定した魔導剣(エンチャンテッドソード)が、グゥエラリンデアルディラッドカンバーの新装備として開発されている。

執月之手(ラーフフィスト)

四本あるイカルガの補助腕。
ワイヤーによって接続・射出する事が可能で、魔導噴流推進器によって自在に旋回して敵を貫く。
大型炉を搭載した恩恵で補助腕自体にも相応の出力(重量機であるティラントーの攻撃も押し返す程の膂力を発揮出来る)が回されており、銃装剣や斧槍などを装備するだけの余裕を持つ。

???

余談の項参照。


活躍

森都での一件の後、遂に夢に向かって動き出したエルと銀鳳騎士団の手によって誕生。
ジャロウデク王国の占領した砦において一個中隊のティラントーを撃破し、そのまま大西域戦争(ウエスタン・グランドストーム)に商人の名義を隠れ蓑に参戦。
数多くの飛空船(レビテートシップ)と幻晶騎士を蹂躙したことにより、上記の仇名で呼ばれるようになる。
飛竜戦艦(ヴィーヴィル)とは痛み分けに終わることもあったが、総じて危なげなく戦争から凱旋する。
その後ボキューズ大森海探索の旗機としても参戦したが、遭遇した穢れの獣(クレトヴァスティア)の群れとの戦闘で大破。
皇之心臓や女皇之冠等の心臓部等の無事な部分は下記のカササギの建造に使用される。


カササギ

ボキューズ大森海への遠征の際にイカルガが破損し、その後イカルガの残骸から新たにエルが組みなおした機体。
戦闘能力をはじめとする各種機能については、イカルガに大きく劣るものの、最大の特徴として、自身に触れている物も浮遊させることができるという特殊な機能が存在しており、後にこの機能を抽出した機体が幾つか作り出された。
また、この浮遊機能は後のシルエットナイトをはじめとするナイツマ世界の技術に大きく影響を与えることが作中で示唆されている。


イカルガ(アデルトルート搭乗)

銀鳳騎士団がエル捜索の際に持ち込んだ予備パーツを使って組んだ機体。実質的には二代目となる。
当初は専用炉を移植して完全に再建するはずだったが、エルがカササギを失うのを嫌がったためシルフィアーネの魔力転換炉で代用し、アデルトルート・オルター(アディ)が搭乗した。

通常炉を使用しているため魔力供給量が大幅に低下したことで魔導噴流推進器単体での飛行ができなくなっており、背部に降下用追加装甲(ヘイローコート)を装備し、装甲内の源素浮揚器(エーテリックレビテータ)を補助器とすることでなんとか飛行を可能としている。

巨人戦争時において、十分ではないにしてもある程度は直接制御ができるアディによってそれなりに戦えていたが、穢れの獣に降下用追加装甲を破壊される。
そのまま墜落しそうになったため、エルの機転により、その場凌ぎの対策でカササギとの合体(下記)が行われた。

戦争後、魔力炉は専用の物へと返り完全なイカルガへと復活を果たした。


マガツイカルガ

禍津斑鳩


ボキューズ大森海での超巨大魔獣「魔王」との戦闘中、墜落寸前のイカルガにエルがカササギを接続し、強化魔法で互いの転換炉と魔導演算機(マギウスエンジン)を統合させた合体機体。
「禍+斑鳩」の名の通り、相手に禍(わざわ)いをもたらす者とエルは語っている。

専用炉を含む四基の炉の出力によって、開放型源素浮揚器による浮遊能力を維持したままイカルガの戦闘能力を発揮、かつカササギの問題点を全て解決している。
メイン操縦はエルが担当し、アディは術式制御などのサブパイロットに相当する役割を務める。
またエルとアディの持つ高い術式制御能力を用いての、即席対抗術式の発動・維持なども可能。

カササギの可動式追加装甲に施された紋章術式によって全身に嵐を纏う「嵐の衣(ストームコート)」が最大の特徴で、穢れの獣が放つ「酸の雲」の脅威から機体を保護することができる。
また執月之手を展開する事で飛竜戦艦の「雷霆防幕(サンダリングカタラクト)」による高範囲攻撃の単機使用すら可能となった。

世界初の合体型幻晶騎士でありイカルガ以上の戦闘力を持つ、ディートリヒ曰く「化け物」。事実、エルとアディの技量もあったとはいえ、「魔王」をほぼ単騎で倒している。
しかし見方を変えれば戦闘中に即興で動力部を繋いだだけのエル曰く「急場しのぎの産物」でもある。
その不安定さと、一騎士団長が持つには過剰戦力すぎることも相まって、巨人戦争後に元のイカルガに戻された。
だがここで得られた経験は(特にアディが気に入ったようで)後に銀鳳騎士団の新たな課題となった。

漫画版ではそこまで話が行く前に完結したため直接登場はしていないが、コミカライズ担当の加藤拓弐がpixivに上記イラストを投稿しているのに加えて、最終17巻の巻末書き下ろしにてその姿を披露している。

カササギが分解されたため、現在はこの姿になることはできない。しかし……。

マガツイカルガニシキ

漢字表記は「禍斑鳩錦」(「二式」ではないので注意)。
カササギの後継機のシルフィアーネ・カササギ三世(サード)・エンゲージとの合体形態。
急造品であったカササギとは異なり、イカルガとの連携や合体を想定して作られたシルフィアーネ三世と合体した、いわば「完全なマガツイカルガ」。

気まぐれに追加されてきた各種機能を整理し、正式な形で実装。
旧カササギの名を冠する有線式の機動法撃端末“カササギ”などの合体により使用できる新装備も有しており、旧マガツイカルガ以上の性能を持つがその分だけ操縦の難易度も高まっており、エルだけではなくアディの搭乗も前提となっている(アーキッド・オルター(キッド)でもできなくはないだろうが、ブランクがあるので非推奨)。
つまり、フレメヴィーラ王国において最強の騎操士を二人乗せないと制御できないという幻晶騎士としてはまったくの欠陥品でもある(今に始まったことではないが)。

シルフィアーネ三世の開発と共に存在自体は示唆されていたが、浮遊大陸編の終盤で遂にその姿を現した。

地の文でも「本章のラスボスのうち一機」と称されている化け物幻晶騎士であるが、真のラスボスであるエーテル生命体“魔法生物(マギカクレアトゥラ)”相手にはさすがにニシキ単騎では対処しきれず、エルは浮遊大陸に集結していたオラシオや小王(オベロン)達かつての敵とも手を組むことになる。

なお、機体名に付けられた『錦』は、エルが妻であるアディに贈った号であり、彼女本人とシルフィアーネ三世を表している。

余談

・劇中でのその余りに世代をぶっちぎった性能に、(特に当時のアニメ視聴者からは)「一年戦争時にF91が暴れてる様なものだろこれ」「いやいやクアンタだろ」「ゴッドガンダムじゃね?」等の様々な例えが飛び交うハメに。
…なんでガンダムで例えるんだい君達、歳g(ry
まぁ未だに地上での戦闘が主な中一機だけ空を自在に飛んでればそんな意見も出るわけで。
実際、あれはユニc(ry

そんな話をしていたら、ついにスパロボへの参戦が確定。なので、そういったガンダムパイロット達とも共に戦える日が来るのかもしれない…(実際の所、上記の機体は今回のスパロボでは参戦されていないわけで…)

・魔力切れとは無縁に思える程に空を闊歩しているイカルガだが、web版ではエルが常に魔力量を気にかけている。
片方が通常の炉ではやはり自在な飛行は難しいようだ。

・特殊炉を二つ装備している書籍版以降のイカルガも実は意外と飛行時の魔力量がネックになっている。
アニメ版では明言こそされていないが、銃装剣をフルパワーで撃つときは地上に降りている、もしくは魔導噴流推進器の故障で飛べなくなった時に限られており、漫画版でも飛竜戦艦との決戦で銃装剣2挺を装備した際も、空中で一時的に推進器を切って慣性飛行中に魔力を充填して砲撃を行っている。

・グッドスマイルカンパニーより「MODEROID イカルガ」としてプラモ化した。


・実は自爆装置“びっくり箱”(コードジャックインザボックス)
が搭載されている(詳細はトイボックスMk2参照)。


外部出演

スーパーロボット大戦30に遂に登場。
扱いはリアル系で、自軍参戦に当たって、宇宙にも活動できるようにツェンドルグ共々改造される(ただしイカルガ以外は「B」止まりである)。

そのずば抜けた強さはスパロボでも健在。
機体スペックが初期から非常に高く、最強武器追加時にそれが更に底上げされるため、リアル系ではトップクラス。
運動性の高さとエルの特殊能力によりとにかく避けて当て、特殊回避能力(いわゆる分身)も備えているので回避率が非常に高い。「集中」を使えばボスクラスの攻撃すら容易に避ける。移動力も元から高めな上に飛行も可能で、カスタムボーナスで更に伸びる。エルの能力もあり切りこみ役として縦横無尽に活躍でき、更にエルの特殊能力で与ダメージが大きく引き上げられるため、火力面でも自軍最高レベル。
おまけに高火力でそこそこの攻撃範囲を持つ方向指定型MAP兵器まで完備。
残念ながら執月之手は使用できない。ただし、会話中に仄めかされているので機能としては存在する様である。
そして最大EN+100&ターン開始時に最大ENの20%を回復する「双皇機関」とターン開始時に最大ENの10%を回復(&ENが50%以上あれば射撃の被ダメージを70%にする)「幻晶騎士」と、二つのEN回復系の特殊能力持ち。

往年のスパロボ経験者にはハイメガキャノンが使えるビルバインと例えられることも。
それヤバすぎない?と思ったそこの貴方、その通りです。

最大の強みは、これだけの性能を持ちながらも地上ルートなら最短5話目という加入の早さであり、しかも離脱することがないので長期間主力として運用できる。

一方で原作のピーキーさを再現するためか欠点もかなり多く、(当たらなければどうということはないとは言え)耐久力は流石に低い、移動後に使える武器に乏しい、サイズが小さいので大型の機体にはダメージがガタ落ちする、そしてエルの強さの源である特殊能力が技量依存であり、自分より技量の高い相手には発動しないため、その場合は全体的な強さがガタ落ちしてしまう。

そして最大の欠点が燃費が非常に悪いことで、最弱の武器でもENを30も使い(一般の機体なら多くても15程度)、条件を満たすか終盤に追加される最強武器は120も消費する。
この燃費の悪さは本作でも一二を争うほどで、上述のようにEN回復能力はあるのだが、それがまるで追い付かないほどである。
幸いなことに本作では燃費を補う手段が豊富で、スキル「EセーブEX」や強化パーツ「ハイエナジーレジスタ」、そしてフルカスタムボーナスの「武器の消費EN10%軽減」を駆使すれば消費ENを3割程度まで軽減させることができる。
燃費に関しては徹底的に補強をしてようやく人並みであるが、ここまでくれば無双も狙える。

それ以外の欠点もスキルである程度補えるため、資金もスキルもない序盤では使いづらさが先行し、思ったような強さが発揮できない場面が多いが、それらの要因が解決できるようになってくる中盤あたりからが本領発揮といえ、そこからは爆発的に強くなっていくため、本作における最強ユニットの1つに数えられるようになる。

なお、最強技では銃装剣を6挺も装備しているが、上記余談の理由から本来はこの状態での飛行しながらの全力攻撃は不可能のはずである。それが可能になった理由は習得時のシナリオを参照してもらいたい。また、習得時のエルのセリフをよく見ると、後にカササギに装備されるはずの「開放型源素浮揚器(エーテルリングジェネレータ)」という単語が出てくる。
もしや、本作のイカルガは、アニメ版よりも改修されているという事なのだろうか……?

また、マジェプリブルーワンとはカラーリングや造形がよく似ているためか見間違えるプレイヤーが続出した。

関連タグ

ナイツ&マジック
幻晶騎士
エルネスティ・エチェバルリア
カルディトーレ
ブレイズ・レイヴン 景清…同じく和装モチーフ+推進器装備の機体。

アーバレスト:同じくライトノベル原作出身の主役ロボット

エグゼクスバイン第2次スパロボOGで登場したリアルロボット。「2種類の高出力エンジンを搭載し単独飛行が可能」「搭乗・制御できるのは銀髪の少年」という共通点がある。そして、ナイツ&マジックが初参戦するスパロボ30ではこの機体の改修前に酷似した主人公機が登場する。

フレメヴィーラの蒼き鬼神…イカルガのイラストに付けられるタグ。

バランスブレイカー

関連記事

親記事

幻晶騎士 しるえっとないと

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「イカルガ」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「イカルガ」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 184048

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました