概要
物語開始時における、フレメヴィーラ王国の前主力幻晶騎士(シルエットナイト)。
物語開始の三百年前に開発された機体で、当時の主力機であるカルダトアより一世代前の機種。
一部機構が複雑でカルダトアより整備性や出力に劣るものの、機体コンセプトは同じ汎用性・操縦性特化なだけに優秀な機体であった。
カルタドアが主力になった際、他に払い下げられる形で殆どが現役を引退している。
ライヒアラ騎操士学園で運用される訓練機は本機をベースにして鍛冶学科の学生が改造を加えた物。
後にエルネスティ・エチェバルリアの発案したアイデアを基に、派生型の一機トランドオーケスが、新世代機の雛形であるテレスターレへと新生することになる。
陸皇(ベヘモス)事件やテレスターレの改修、カザドシュ事変等で学園の所有していた二十機中半数が失われる。その後銀鳳騎士団の結成の際にクヌート・ディクスゴード公爵からカルダトア二十機が支給され、以後はそちらを練習機(兼銀鳳騎士団の新型開発のベース)として使用するようになり、劇中から姿を消した。
尚(明言こそされていないが)巨人戦争時に登場した幻獣騎士(ミスティックナイト)は、第一次森伐遠征軍が使用していたサロドレアが原型と推測される。
主な騎操士
- マティアス・エチェバルリア:学園の教官をしているエルネスティの父。アニメ版第一話で搭乗し、魔獣に襲われた自分の家族を救っている他に魔獣相手にシールドバッシュを仕掛けた。
- フレメヴィーラ王国軍騎操士
- ライヒアラ騎操士学園生徒
- ゲパード:ライヒアラ騎操士学園の騎操士学科の生徒の一人、陸皇亀を撃退しようとディートリヒと競い合っていたのだがお調子者な性格が災いし帰らぬ人になった
派生機
全てこの機体の改修機。
内容は当該参照。
・レーデス・オル・ヴィーラ
フレメヴィーラ王国の国王騎で、エルいわく「専用機の中の専用機」。
国王の保護を目的に防御に特化した機体で、性能自体は次世代機に匹敵する。
だが王城の玉座の間に鎮座されているため実戦に出る事はない。
尚あくまで国王の専用機であるため、譲位した際には同時にこの機体も譲られることになる。
関連タグ
テレスターレ……改修されたトランドオーケスを更に改修した新世代機の雛型となる試作機