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エルネスティ・エチェバルリア

えるねすてぃえちぇばるりあ

小説『ナイツ&マジック』の登場人物。同作の主人公。
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CV:高橋李依

人物

ナイツ&マジックの主人公。愛称は「エル」。
自身の通うライヒアラ機操士学園の学園長を祖父に持ち、紫がかった銀髪と整った容姿を持つ少年。
身体が同年代の子供と比べて小柄な為、その整った容姿もあって少女と間違えられる事も多い
その正体は、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した日本人プログラマー「倉田翼」であり、彼の精神年齢は肉体年齢に28を足した数字になる。
前世でプラモデル製作を趣味とするメカオタクだったことが幸い(災い?)し、幻晶騎士(シルエットナイト)と呼ばれる巨大ロボットの存在を知った事から、いつか幻晶騎士に乗り、更には自分だけの機体を作り上げるという夢に邁進する。
しかし、その行動は「学園入学初期に中等部の授業を受ける為に初等部の授業を実力を見せつけ免除させる」「一個師団相当の戦力を要してようやく倒せるか否かのレベルの巨大魔獣を幻晶騎士単騎で手玉に取る」など、もはや「暴走」と呼ばれる域に達している。

その行動力、発想力で常に周囲を驚愕させ続け、陸皇(ベヘモス)事変、カザドシュ事変など様々な事件の中心に立ち、カザドシュ事変を機に設立された銀鳳騎士団の団長に就任した事で、彼の暴走の規模は爆発的に拡大。
自分の趣味を貫き通し、それを周囲に認めさせ続けた結果、身分上は一介の騎士団長でありながら、幻晶騎士関係の権限に限り国王かそれ以上の権限を持つという極端な立場に収まった。

魔術演算領域(マギウス・サーキット)で魔法術式(スクリプト)を処理する魔法の仕組みが前世におけるプログラム言語に似ている事から術式を書き換え効率的なものに改造してみせる他、幻晶騎士に前世のメカ知識を加えた改造を提案する天才少年だが、一方で地道な鍛錬を怠らず失敗から何かを学ぶ事も多い努力家。
常人を超える魔力や魔法知識もまた幼少から続けた鍛錬の賜物であり、幼馴染であるアーキッド・オルターアデルトルート・オルターの兄妹にもその手ほどきを行っている。

幻晶騎士絡みの暴走が目立つものの倫理観や良心、仲間意識は持ち合わせており、親友の為なら幻晶騎士を捨てる事も厭わない。
さらに、義理堅い一面もあり、巨人戦争に加わったのも、(愛機のイカルガを壊されたのも大きいが)遭難した自分とアディを同胞として迎え入れてくれ、生活を共にした巨人族(アストラガリ)のカエルレウス氏族を虐殺されたからというのが原因である。この時、自分たちを捜索に来た銀鳳騎士団には「自分たちみたいに理由がないのだから参加する必要はない。」と、無理に命令しようとしなかった(結局、団員たちは「勝手に動いて」という形で参加したが)。
一方で、興味のないこと、面倒なことは避けたがる傾向があり、特に爵位や身分などの堅苦しい物を嫌がり、本来であれば幻晶騎士の流通関係に口を出せる権限を与えられているものの、それらにはほとんど関わらない。
また、先進的な技術を次々と生み出しているが、その技術は荒削りな部分も多く、彼自身も錬金術などのノウハウを持たない為、試作や実用化の際にはダヴィード達鍛冶師達の協力が不可欠。
特に大規模なものに関しては国立機操開発研究工房(シルエットナイトラボラトリ)が技術の調整を担っている。

前世で愛用したモデルガンを模した銃杖(ガンライクロッド)「ウィンチェスター」を二挺愛用し、小柄でウェイトが少ないという欠点を補う為に身体強化魔法や空気圧縮魔法を駆使した高速戦闘を得意とする。
半面、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、イカルガのように体格に合った操縦席を特注で作るか、通常の操縦席を改造しないと(アニメ版では、トイボックスの座席の背もたれの厚みを増すことで対応している)上手く操縦できず、自分の機体を作ろうとしたのもそれが原因である(当初は乗ることだけを考えていた)。
幼馴染のアディについては添い寝や膝枕を所望されるものの、あまり異性として認識していなかったが、次第にその認識に変化を生じさせ、巨人戦争後婚約関係を結んでいる。

なお、「小説家になろう」の投稿では関西人という設定であり、口では標準語(異世界の言葉)を話しつつも頭の中では関西弁(日本語)で思考する描写があったが、書籍版では削られている。

倉田翼

エルくんカワイイヤッター!!!


CV:阪口大助
エルネスティの前世
日本の中堅ソフトウェア会社に身を置くプログラマーで、その有能さから締め切り間近の案件に追われ地獄絵図と化した現場にヘルプに回った際に重宝され、「我が社が誇る『最終防衛ライン』」と呼ばれていた。
交通事故によって命を落とし、その魂は異世界に転生し、エルネスティ・エチェバルリアとして生まれ変わった。
常に丁寧語で話し、度を越したロボオタとしての気質はそのままエルにも受け継がれている。
漫画版とアニメ版のデザインが異なり、漫画版は地味目の青年なのに対し、アニメ版は容姿の整ったメガネの青年となっている。
アニメ版では、考え事をするときなどに、人差し指で自分の顎を数回つつく癖があり、エルにも受け継がれている。

主な発明品

  • 銃杖(ガンライクロッド)

エルが幼少期に考案した、魔法を使う杖と剣を一体化させた銃型の魔法の杖。
前世で愛用していたモデルガンにちなみ、エル用のものはウィンチェスター(アニメ版では「ガンライクロッド」としか呼ばれてない)と名付けられ、二挺を常に持ち歩いている。
「魔法を狙いを付けて撃つ」事で命中率を向上させるために銃の形態を取り、即座に接近戦を行う為に銃剣が取り付けられている。
また、キッドとアディは剣の峰に杖を装着する形式の「ガーンディーヴァ」を使用する。

  • 綱型結晶筋肉(ストランド・クリスタルティシュー/ストランドタイプ・クリスタルティシュー)
幻晶騎士の構成部品の一つである結晶筋肉を束ね、耐久性を向上させたもの。
編み込む事で筋肉の収縮距離が伸びる為、通常のそれよりも出力が増大し重量機にも匹敵するパワーを発揮しうるが、欠点として筋肉量が増えた分だけ消費する魔力も増大し、燃費の悪化に繋がっている。

  • 背面武装(バックウェポン)
幻晶騎士の背面に簡素な構造の補助腕(サブアーム)を取り付け、そこに魔導兵装(シルエットアームズ)を持たせる事で剣や槍を持ちかえる手間を省き隙のない攻撃を可能にしたもの。
二つ以上の魔導兵装を同時使用できるため、その結果火力の増大や、魔導兵装の使用機会向上にも繋がった。
同時に機体の魔導演算機(マギウスエンジン)にも火器管制システムが追加された事で、魔術兵装の照準が付けられるようになっている。
一方で、戦術級魔法(オーバードスペル)の使用機会の増大は魔力の消費増大を加速させる為、綱型結晶筋肉と共に燃費の悪化を招いている。

  • 板状結晶筋肉(クリスタルプレート)
機体の燃費の悪化に伴い、それを解決する目的で精製された魔力貯蓄量(マナプール)に特化した結晶筋肉。
後に外装(アウタースキン)の裏地を板状結晶筋肉で覆った蓄魔力式装甲(キャパシティフレーム)に発展した。
アイデアをまとめたのはエルだが、大本の発想はアディのなにげない一言から生まれている。

  • 幻晶甲冑(シルエットギア)
幻晶騎士を大幅に簡略・小型化した一種のパワードスーツ
陸皇亀事変後、ライヒアラ騎操士学園の保有する機体の殆どが大破し騎操士学科の訓練過程に穴が空いた事を理由に、訓練用の名目で制作した物。
魔力転換炉を持たないためコストパフォーマンスに優れるが、当初は魔導演算機を搭載していなかった事もあってまともに扱う事が出来たのはエル、キッド、アディの三人のみ。
後に魔導演算機を搭載した事で完成し整備や建築、隠密活動などに広く普及した。

  • 紋章式認証機構(パターンアイデンティフィケータ)
幻晶騎士の盗難を防ぐ為の鍵。機体の操縦席に設えられた差し込み穴に、機体と対を成す銀の短剣を差し込み、刻まれた紋章術式(エンブレムグラフ)が合致しない限り機体を動かす事が出来なくなる。
後にこの銀の短剣が騎操士の身分を表す代名詞として扱われる。

  • 選択装備(オプションワークス)
幻晶騎士に用いられる選択装備の総称。
補助腕に背面武装ではなく盾を保持する可動式追加装甲(フレキシブルコート)、ワイヤーを飛ばし電撃魔法に指向性を持たせるライトニングフレイル、そしてエアロスラストの魔法を機械的に再現した魔導噴流推進器(マギウスジェットスラスタ/マギジェットスラスタ)等がある。

  • 魔導飛槍(ミッシレジャベリン)
従来の幻晶騎士で飛空船(レビテートシップ)に対抗するため、大型の飛槍(ジャベリン)に推進・姿勢制御用の触媒結晶を取り付け、飛距離や発射速度を向上させたもの。
誘導・魔力供給用の銀線神経を接続した有線誘導式地対空ミサイルと言える代物で、法撃の届かない高度にも届くため、飛空船への有効打となった。
幻晶騎士や飛空船に専用のランチャーを取り付けて使用するが、誘導を行うには独自の感覚が必要で、複数同時に誘導制御を行える者は限られる。また、槍の自動装填が出来ないため、再装填には幻晶甲冑のサポートが必須になる。
後に小型・軽量型の魔導短槍(ショートスピア)や騎槍に魔導飛槍を装備した複合型空対空槍(トライデント)などのバリエーションが生み出された。

主な搭乗機

陸皇事変でヘベモスから逃げ出したディーから強奪する形で使用した訓練機。
エル自身の魔術演算領域で機体を直接制御し、普通では考えられない程の繊細かつ柔軟な動きを発揮したが、エルの操縦に機体が追いついていたとは言いづらい。最後にはベヘモスを倒すものの無茶のし過ぎで大破・自壊してしまった。

魔導噴流推進器のテストの際に使用。
テストの度に修復が繰り返され最終的にトイボックスに改修された。

魔導噴流推進器テスト用のカルダトアをテレスターレ型に改装し魔改造したもの。
改造のし過ぎで性能はテレスターレよりも低くなり、バランスも悪い。

エルが自分の為に設計した鎧武者型の幻晶騎士。
圧倒的性能で大西域戦争で無双した。
エルにとってそれまでの成果の集大成で大事な宝物。

ボキューズ大森海で大破したイカルガとシルフィアーネの残骸その他諸々を使って建造した機体。
急場しのぎの機体だったが再建造されたイカルガと合体しマガツイカルガとなった。

余談

ライトノベル作品の主人公の中でも異例づくしのキャラクターでもある。
小説や漫画の表紙をヒロインが飾る事が多いライトノベル市場で、原作小説、漫画版双方で常に表紙を飾り続ける主人公である。
これは、這いよれ!ニャル子さんに続いて、2つ目の事例である。(ニャル子さんは主人公がニャル子で、メインヒロインは八坂真尋である)

また、アニメ放送と前後してねんどろいどが発表されており、ライトノベル作品の主人公としては異例の速さで立体化を果たしている。

アニメ版では、敵の戦艦からの弾幕を避ける際の叫びが「なんとぉー!」となっていたり、落下する飛竜戦艦を押し返す際に至っては「伊達ではありません」などのパロディ的な要素が追加されている。

作中では魔導噴流推進器を小刻みに扱うのが得意であり、団員達からは「動きおかしい」「あんな気持ち悪い機動」と言った評価で恐れられている。俗に言う変態機動の事だろう。

関連イラスト

エルくん
エルくん



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イカルガ グゥエール
銀鳳騎士団 アデルトルート・オルター アーキッド・オルター
※社会人です オタク 男の娘

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