概要
友永勇太が「ブレイブアップ! ジェイデッカー」という使令で、デッカードがサポートメカのジェイローダーと合体した勇者。
内部にはコクピットが設けられており、緊急時はそちらから手動でコントロール可能。
特別な装備を施さなくても大気圏離脱・突入可能など、高い飛行能力を持つ。また、ある程度の水圧にも耐えることが出来るため、海中での行動も可能。
第13話のエピローグでは友永三姉弟を掌の上に乗せて飛行機で日本を立つ両親の見送りに行った。
ちなみに、合体シーケンスはかなり短く、物語の中ではショートバージョンで使用されることが多く、フルで合体シーケンスが流れたのは非常に少ない(初回での合体時は、デッカードがジェイデッカーへの合体プログラムがなくなってしまっているため苦戦を強いられた)。
ロボットアニメにありがちな合体阻止イベントもあったが、阻止したのはなんとパンダというお笑いエピソードもある(事故で巨大化したパンダに合体しようとしたデッカードが捕まってしまい、オモチャにされてしまった)。
毎度毎度熱いテーマソングと共にフルで合体していた前作と比べると控えめになっている。
名前の由来は、Japanのデカ(刑事)。名付け親は警視総監の冴島十三
メタ的には当時世間でJリーグが流行し、何でもかんでも日本を「J」と省略していた時期にあやかった名称だったことが高松監督のXで語られている。
韓国で放送された際は「K-Cops」というタイトルに変更されたものの、ジェイデッカー自体の名称は変更されておらず、JはJapanではなく合体時に飛行能力が付与されるということでJetのJ、デッカーの部分はそのままデッカードの短縮形とローカライズされている。
基本データ
全高:18.16m
重量:11.49t
最高出力:12900馬力
最高走行速度:380km/h
最高飛行速度:3750km/h
ジェイローダー
- 立体物
キングローダーに端を発し、ロコモライザー→アドベンジャー→スモークジョー→グラディオンへと続く、
ロングトレーラー系DXトイ第3弾。
その中でも目立ったのは、足裏の格納庫。さすがに積載量ではビッグランダーに届かないものの、デッカードを収めるために中央がウォークスルーになっているのは大きい。
また翅の付け根が1歩分とはいえ甲板状になっており、大きな食玩であれば載せることができた。
だがポリスダイバーは横幅があって乗れず、ランダーズにも入れないメンバーがいる。
ビルドチームの車高が高いため、他番組のロボとのほうが絡ませやすい。
実製品以上に大型化できなかったのかもしれないが…。
最大の欠点は肩。 マイトガインのようにジョイント接続でないのは合体に必要ないためなのだが、
腕を出す際の負荷が非常に大きかったらしく、扱いが下手だと折れる。
……その内部には、肩の電飾らしいケーブルが何本も連なっていた…。
経験者は9年後、アバレンオーの分解機構に目を見張ることとなる。
装備
電磁警棒
警棒型の武器。棒先からエネルギーを出すことも可能。地面に刺さったままの状態で勇太が動かしたりガンマックスが持ち上げて敵に投げつけるなど重さはかなり軽量と考えられる。
勇太が発射することも幾度かあり、グリップにボタンでなく感知センサーがあるらしい。
DXでは銀一色だが、食玩では黒基調+赤なうえ、伸縮するものまであった。
ジェイバスター
ジェイデッカー用の銃型の武器。実弾とビーム両方を発射可能。
こちらも食玩版のほうがBB弾を撃てて豪華…
時代柄、F-ハンドのようなパーツが差し替えられなかったのは残念だ。
必殺技
ジェイデッカーマックスキャノンモード
ガンマックスと合体した形態。マックスキャノンからジェイバスターとは段違いの威力のビームを発射できる。ちなみにビームの威力は調節可能。
タイガーファング
スーパービルドタイガーとの合体技。ジェイバスターとタイガーキャノンを接続し、スーパービルドタイガーの胸のトラの口からビームを放つ技。威力は絶大だが、一度使用するとエネルギーを全て使い切ってしまうため、連射は不可能、および使用後は行動不能になってしまうという欠点がある。
デュークファイヤーと大警察合体することでファイヤージェイデッカーへ大警察合体が可能。