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スパロボ補正

ぼくらがねがったきせき

「スパロボ補正」とは、『スーパーロボット大戦』における各作品とキャラクターにかかる補正である。
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概要

スーパーロボット大戦』は古今東西様々なロボット作品(※一部例外有。後述)が顔を合わせるいわゆるクロスオーバーものであるが、長い歴史を持つシリーズという事もありそれによって(ゲーム内で)発生した様々な事象をこう呼ぶ事が多い。いわゆるスパロボ補正とは、大きく分けると下記の事を指している。

  • 多くの世界観の作品を一つの物語にまとめる際に、世界観を壊さずにアレンジをして参戦が不可能、共演は不可能と言われていた作品も無理なく参戦と共演をさせ、見事にクロスオーバーをさせる。
  • ロボットアニメ以外の人間サイズのヒーローやヒロインも多く参戦しているし、またごく自然にクロスオーバーしている(それどころかヒーローやヒロインじゃない作品も多々ある)。
  • 各作品を上手く魅力的な所だけを抽出し再現する事で光り輝く作品も多い。特に打ち切りにあった作品に多く見られ、再び評価される等の二次的効果もある。ただし、あまりに良くなり過ぎていたり優遇されている為に、スパロボからファンになり原作を見てガッカリする場合もあり「スパロボ詐欺」と比喩される事もある。
  • 原作で起きた悲劇惨劇を事前に防いだり、無事に解決させることが可能となる。特に、悲惨な最後を迎えたキャラクターを救い出す事も出来る(ただし、大抵の場合綿密なフラグ立てが必要とされ、「原作の悲劇を回避しようと努力したプレイヤーへのご褒美」という形が取られている)。
  • 原作では敵対していたライバルや敵軍とも協力関係を築き上げ、共に仲間として戦う事が出来る。
  • キャラクターが様々な他作品キャラクター達の影響を受けて、いい意味で原作とは違うキャラクターになる事もある。
  • 同系列のシリーズ作品が参戦したり、死亡するはずのキャラクターが生き残り仲間になる事が多い為に、ヒロインが複数存在する事になり、三角関係四角関係なんかに発展する事もスパロボ名物である(嬉しい悲鳴とも言えるが)。
  • ユニットにも、原作未登場などの設定のみある武器や装備を追加されたり、スパロボだけの為に新たに書き下ろされたり、設定が追加されるユニットもある。

しかし、作品やキャラクターによっては
のような補正がマイナス方面に働いてしまう状況に見舞われることもある。

先述した通り、キャラクターが様々な他作品キャラクター達の影響を受けることで、原作とは違うキャラクターになる事もあるのだが、中にはどうしてこうなったなネタ担当になる事も・・・
以上の補正されたキャラクターやロボット等が、イメージや二次設定の原因になってしまう事もしばしばあり、参戦後に出た原作公式シリーズに逆輸入されてしまうこともある。
逆に、現実での演者さん達の活動がシナリオから少し離れた場所で拾われるということがあり、それを見つけてニヤリとするのもまた一興である(モデラーに転向した飛鷹葵ブログの結婚報告を引用したルナマリア・ホークのセリフなど)。

初期のシリーズにおいてはドラマ性が(昨今のシリーズと比較して、だが)そこまで強くはなく、物語を円滑に進める目的やスタッフ側の悪ノリでキャラクターの改変が行われたりするケースが少なからずあったものと思われる。2010年代以後はキャラクターの性格改変はかなり抑え気味になっており、そのキャラクターや作品を取り巻く環境自体にアレンジを加えることでより大胆な『補正』を実現するケースが多々見られるようになった。

スパロボオリジナルキャラクターや機体の場合は【スーパーロボット大戦OGシリーズ】への出演を基準とする。

補正作品

個別のキャラクターというより、作品全体に「補正」がかかっているケース。
主に原作が悲劇的な結末を迎えたものや、打ち切りなどで中途半端なものになってしまったもの、未完の作品などに対し発生する事が多い。故に基本的にはポジティブな「補正」になっている。

  • 無敵超人ザンボット3』:作品自体のテーマから陰鬱なシーンの多い作品だが、その代表格ともいえる人間爆弾をはじめとするトラウマだらけの悲劇と惨劇の数々を回避、解決する事が出来る上に、近年では「無敵鋼人ダイターン3」や「無敵ロボ トライダーG7」との無敵繋がりや合体攻撃などのクロスオーバーをされている。
    • そもそもスパロボでは、そういった鬱展開やシナリオを再現しづらいのもあるので、比較的に軽減されてはいたりするが、本作に関してはそういった原作再現もフラグ次第では起きてしまう。

  • 聖戦士ダンバイン』&『伝説巨神イデオン』:皆殺しの富野作品としてザンボットと同等がそれ以上と名高いトラウマ作品で、特に原作では両作品とも全滅エンドの作品だが、ライバルが仲間になったり、OVA版の機体が登場したり、全滅を回避したりと見事に補正されている。
    • イデオンについては原作に「近い」ストーリー展開が成されるが多くの登場人物が生き残る。隠し要素として、原作を悪い方に再現した(展開そのものはかなりアレンジされている)バッドエンドに進むことが出来る場合も。




  • 宇宙戦士バルディオス』:本編では物語の途中で打ち切りとなったためOPの歌詞のように「明日を救う」ことは出来なかったが、その悲劇を回避し「明日を救う」ことが出来た。
    • 更には幻の必殺技も使え、自身の手でガットラーを倒すことも出来る。なおこちらもザンボット3同様、原作再現バッドエンドルートに進む事が出来る。




  • 宇宙の騎士テッカマンブレード』:原作では主人公Dボゥイが兄弟同士で殺し合い、ブラスター化の後遺症の末に全てを失い廃人同然となる後味の悪い結末だったが、スパロボでは多くの仲間に支えられ「苦しみの中でもがき続けた彼にだけ許される奇跡」が起こり、ヒロインとも結ばれる結末を迎えている。また、原作で悲劇的な最期を迎えたテッカマンレイピアも救済できる。

  • 鋼鉄ジーグ』:『第2次スーパーロボット大戦α』で初参戦。マイナーなロボットアニメだったが、主人公司馬宙の「ハニワ幻人め!死ねぇ!!」といった今の古谷徹の演技からは考えられないようなガラの悪いセリフが斬新(※)と話題になり、若いスパロボプレイヤーやロボットアニメファンの注目を浴びる。「今に見ていろ ハニワ幻人 全滅だ」という物騒な歌詞のオープニングテーマなども再評価されることに。「シャア・アズナブル!鋼鉄ジーグが相手だ!」というニヤリとしてしまう録り下ろしの台詞も存在する。『第2次α』の参戦で続編の『鋼鉄神ジーグ』が作られるに至ったのでは?という噂まで飛び交う。
    • (※)初期の古谷徹はペガサス星矢星飛雄馬といった熱血漢や好戦的な男を演じる事が多かったが、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイという当たり役を演じた事でその後は比較的物静かな人物の演技が定着していったため、斬新と感じたのだろう。ガンダムの主役に抜擢された際「あの古谷にひきこもりの少年の演技は出来るのか?」と、疑問の声もあったという証言もある。
    • 前述の「ダンクーガ」同様、スーパーロボット大戦参戦によって原作にスポットが当たった作品の代表格として数えられている。

  • 無尽合体キサラギ』:原作はあるにはあるのだが、アニメ版『アイドルマスター』の劇中劇、しかも、その予告動画で、ぶっちゃけ一発ネタである。このため、肝心の主役ロボット「キサラギ」の背面図すら無い状態であった。だが、スパロボスタッフの本気により、キサラギの3DCGを作り上げ、原作では触れられなかったストーリーやキャラクターの設定をアプリ「ボイノベ」から引用し、撮り下ろしのボイス追加に主題歌「arcadia」の再編曲など、多数の補正が行われて参戦が実現した。
    • また以前「アイドルマスターXENOGLOSSIA」も期間限定参戦していたので、インベルを所持している場合は夢の共演も実現できた。・・・しかし、最初期のイベントなのでインベルを所持していないプレイヤーも多かった・・・だが、まさかの「きらりんロボ」の期間限定参戦により、XENOGLOSSIAとキサラギも再び期間限定参戦をし、今度は三作品の夢のコラボイベントが実施された。

  • ハッカドール』:ロボットなんか出てこないスマホアプリで、アニメ化もされており、パロディの多い作品だったが「キサラギ」のようなネタ的にもロボットは登場はしなかった。ロボットアニメ以外の参戦も多いが、それでもロボット関連であり、最低限のロボット(スーパーヒーローorスーパーヒロイン)としてのコンテンツはあったが、完全にロボットは無く、参戦にあたりスパロボスタッフによる完全書き下ろしのスパクロオリジナルロボット「絶対進捗ハカドリオン」での参戦と言う補正どころの話ではない補正がかかる。


補正キャラ

キャラクター側に「補正」が加わっているケース。当項ではポジティブ側のものを挙げる。

  • カミーユ・ビダン:元祖スパロボ補正救済主人公。TV版では(特に前半は)かなりキツめの性格だったが、初登場の第2次スーパーロボット大戦では性格がかなり丸く優等生・後輩キャラ的な立ち位置になっていた。このカミーユは以後のTV版Zガンダム参戦作品でも継承されているだけでなく、TV版での最終回の出来事を基本的に回避したり、フォウロザミィも救う事が出来る。劇場版ではそもそも凶暴性が薄れているが、今度は後輩ガンダムパイロット達の良き先輩になる事も多くなった。また、愛機Ζガンダムも後半は火力不足だったが近年のシリーズではウェイブライダー突撃やハイパービームサーベルの追加で火力不足を解消したので最後までZと共に活躍出来る。

  • エマ・シーン:特にフラグ等を立てなくとも普通に最後まで生き残る、シリーズを通して自然に居る程にスパロボでは「死なないのがデフォルト」と言っても過言ではないキャラクターである。また、自軍では頼れるお姉さん的なポジションになっている。さらには、シリーズ作品によってはヘンケン・ベッケナー結ばれたりもしている等、代表的なスパロボ補正キャラクター。

  • カツ・コバヤシ:エマと同じく基本的にはフラグ無しでも最後まで生き残り、シリーズの続編にも引き続き登場し性格も丸くなっている。また、サラ・ザビアロフを救う事も出来るなどカミーユや後述にあるシンのような補正がかかっている。


  • ロイ・フォッカー:前述のエマ同様、特にフラグを立てなくても最後まで生き残る、自軍では良き兄貴分になっている。特に声付きの場合、キャスティングには本来の主役である一条輝を差し置いて先頭になっている。


  • テンカワ・アキト(劇場版):TV版の後でユリカと結ばれるも、テロリストによってユリカ共々誘拐され、料理人になる夢も潰されて復讐者になり果ててしまう。しかし、TV版の時系列で後のテロの首謀者が倒されたり(もっとも倒したのが世界の滅亡を望んだ男だという皮肉な展開だが)して劇場版の悲劇が起きる前から無かったことになったり、起きた後でも他作品に関係する医療技術やリハビリで味覚が戻るor取り戻す努力をしたりと劇場版の結末を考慮すればかなり救われている。

  • 碇シンジ:スパロボ補正救済主人公筆頭・その1原作では周囲に恵まれなかった(最悪の場合、自身の成長フラグが周囲のせいで無残にへし折られる事もある)が、スパロボでは頼れる仲間や先輩・大人たちがいることで大きく成長している。特に『第3次Z』では後述のジン・ムソウとは親友とも呼べる仲となっている。

  • 葛城ミサト:上記のシンジの救済処置が際立っていて目立つことが少ないが、彼女もまた救われている(特に原作ファンから)。実は彼女には「運だけの無能」などとするヘイト創作が一大ジャンルとして扱われている(スパロボと関係ないエヴァとコラボしたスマホゲームにはミサトの肩書が【目的優先・人命軽視】などと書かれてしまっている。もっとも、敵がこれまでの戦いの常識や定石が通用しない使徒・それらに勝つための政治的、戦略的な根回し・基本的にエヴァのパイロットと指揮官の間柄でしかない思春期真っ只中の赤の他人の中学生との同棲等、彼女一人で抱えるには重すぎる責務があるものの)が、スパロボでは彼女が抱える重責をほかのキャラクターたちが分担してくれていたり、同じようなポジションに就いたかつてのや、異次元の女性中間管理職の飲み友達もいるためか、原作以上に話が分かる若いパイロットたちをまとめる良きお姉さんのような印象になり、少なくとも原作の彼女を批判出来ても、スパロボの彼女を批判できる人はまずいないのではないだろうか。……と言うよりも、使徒以上に特殊な状況がてんこ盛りのスパロボの中で指揮官としてやっていけるだけでも相当なものである。


  • バーナード・ワイズマン:原作悲劇的な戦死を避けられる他、クリスと結婚することもある。一方彼についてはスーパーロボット大戦EXにてザクオタク」という二次設定が(おそらくはスタッフの悪ノリで)追加されてしまう事になった。また何故か精神コマンド「自爆」を習得しておりそれもネタにされていた。「スーパーロボット大戦α」以降はそのような描写はなくなり、「IMPACT」「GC」ではパイロット能力も大幅に強化され一線級のキャラクターとなっている。




  • 鉄甲鬼:原作ではゲッターチームとの正々堂々の戦いを望みながらヒドラー元帥の妨害に遭って本懐を遂げられず無念の死を遂げるが、『スーパーロボット大戦A』や『スーパーロボット大戦Z』では条件を満たすと味方になり、『A』では一人乗りゲッターに乗り換えできる。『Z』では原作で果たせなかったゲッターチームと正々堂々の戦いが出来、仲間になった場合はバルディオスの面々との会話もある。

  • 自軍のメカニックのみなさん:リアル系・スーパー系問わず、少なくとも8割以上がワンオフ機、またはパイロット個人用にチューンナップされたマシンだったり、オーラバトラーエヴァンゲリオンイデオンなどの地球外や出自、使用技術や素材が不明な機体だったりしても、次の戦闘までに完璧に修理・強化改造・整備するのはもちろん、宇宙空間での戦闘が無かった他作品のユニットのために宙域戦闘可能にしたり、他作品の技術を利用した発明品を作るのを暇つぶし同然にやってしまうなど、縁の下の力持ちなチートと化している(前者はアストナージ・メドッソ、後者はウリバタケ・セイヤが顕著。パイロットで例えるならアムロ・レイマクシミリアン・ジーナスパーソナルトルーパーナイトメアフレームはもちろん、マジンガーZグレンラガンすら乗りこなして戦ったり、エヴァなどの設定上乗ることが出来ないマシンの演習プログラムに自分の戦闘データを暇つぶしに入力するようなものだろうか)。
    • これに関しては原作での扱いがどうというよりは、シナリオを円滑に進めるための改変と考えてよいだろう。ただしこれによって、アストナージのように原作では死亡するキャラクターが問題なく生存するなどのポジティブな影響も与えてはいる。

OG




  • イーグレット・イング:元々は『ロストチルドレン』というタイトルの『第2次スーパーロボット大戦α』の外伝を冠するコミックスの主人公だったが「掲載誌の『スーパーロボットマガジン』が連載され始めた直後に出版元がバニシングし、わずか2話で終了」という悲惨すぎるデビューを果たす。その後も『ロストチルドレン』は連載再開の動きも無く、このままフェードアウトするかのように思えたが、第2次スーパーロボット大戦OG』にて堂々の復活。そして彼の相棒である凶鳥は不死鳥の如く甦り、新たな姿となって復活する。

補正ロボット

  • 真ゲッターロボ:原作漫画では真ゲッター1と真ゲッター2の上半身のみ登場していたが、参戦に際し石川賢氏により改めて真ゲッター2の全身と完全新規で真ゲッター3を書き下ろされ、公式アンソロジーで新作が連載されていた他に機体がメインのOVAまで製作してもらえた。
    • スパロボ補正のロボットとして一番最初に名前が挙がる程に代表的なロボットである。





  • ファイナルダンクーガ:原作では未登場の幻の形態だったが『GC』にて登場以降、ダンクーガの最強形態として扱われるようになり、戦闘アニメーション原画を大張氏が担当されている。


  • ボスボロット:原作通りのネタキャラ扱いでのシナリオの出番や戦闘前の掛合いがある他、補給装置(シリーズによっては修理装置も)装備による支援、そして最近ではくろがね五人衆の召喚攻撃が出来たり、明らかにボスボロットより高性能な機体が諸事情で特定キャラの召喚攻撃扱いになったりしてる中、単体ユニットとして使用できる所を見ると、それだけスタッフに愛され補正を受けているユニットと思われる。
    • 「α」以降のボスボロットはアニメーションにも力が入っており、歴代ボスボロットのアニメーションを順に見ていくとスパロボの進化が分かる、という人も。
    • マイナス補正を挙げるならば、宇宙戦仕様+マップ兵器装備だったスーパーボスボロットが、「この程度の改造(簡単に言えば、一昔前の漫画やアニメで見るような潜水服宇宙服を着け、ロケットを持たせただけ)でスーパーを名乗るなんて烏滸がましい!」というファンや、「パイロットに宇宙服着せればいいだけだった」と気が付いてしまったスタッフによって一発ネタとなったくらいで、それを差し引いてもプラスになっていると思われる。

  • VF-19改VF-11MAXL改:サウンドフォース=ファイアーボンバーである彼等の機体には、なんと武装が一切搭載されていない(原作設定ではミサイルなどは搭載されており、作中はもちろんスパロボでも(イベントで)使用したことがある)。しかし「」というシステムにより仲間の気力を上げたり、精神ポイントを回復したり等のサポートしたり、一部の敵には攻撃判定があったり、敵の気力を下げて撤退(撃墜扱い)したりも可能である。彼等らしさとシミュレーションゲームらしさを見事に融合してクリアした補正がなされている。
    • VF-17T改にいたっては「歌」すら無く、完全に攻撃方法もサポート方法も無い。ただし、修理機能と補給機能のふたつを合わせ持つ貴重なユニットになっている。

  • イデオン:攻撃力9999&射程∞のMAP兵器を持つバランスブレイカーな原作再現をされている。ただし、撃墜されたり、無双し過ぎると即ゲームオーバーするというペナルティもあるが、それですら余りに余る程のチートっぷりで、スパロボ屈指のバランスブレイカーである。
    • ただしこちらは原作を鑑みるとまだ不十分とも言えるものであり、ある意味マイナス方向に「補正」がかかっていると言えなくもない。特にイデオンの能力の本懐である「イデバリア」については原作ほどのチートっぷりは発揮されていない(ゲームバランスを鑑みると当然の処置ではあるが)。



  • ランスロット(ゼロ仕様):「枢木スザク黒の騎士団に引き入れて、ランスロットを手にした際に、枢木スザクが搭乗を否定した場合のペーパープラン」なスパロボオリジナルのランスロットでゼロ仕様のカラーリングで黒色をメインに金色を差している(これには、その特異な形状の機体であるため、相対したブリタニア軍への心理的影響も考慮し、藤堂鏡志朗月下と並び立つよう黒色のカラーリングする予定)。またランスロットは他のナイトメアフレームと比べ物にならないほどに高出力を誇る為、手慣れのベテランでも容易に操縦出来ないので、ゼロでも扱えるようにデチューンされるプランも用意されていた。
    • しかし、ユニットは大器ユニット(同一機体を合成すると通常のユニットよりも強力になるユニット)なので、4凸するとデチューンどころか、より強力になってしまう仕様になっている。
    • 一応スパロボオリジナルではあるが、それより前にゼロバージョンのカラーリングのプラモデルがあるので完全なオリジナルかには議論が必要かもしれない。
    • また、オリジナルのランスロットも、完全に敵勢力の機体なのに第2次Z破界編(+8ヶ月前発売のACE:R)のパッケージに載るという優遇を受けている(ガンダムシリーズで例えるならシャア専用機やアスラングラハムの機体が載るのと同義か)。


  • メカギルギルガン:原作には登場しない元祖スパロボオリジナルである。初代『スーパーロボット大戦』のラスボスをつとめるなど初期シリーズでは強敵としてプレイヤーを苦しめた。

OG

  • スパロボD』のリアル系後継主人公機:こちらは武装や設定というより、戦闘アニメーションに大幅な補正がかかっている。
    • ジェアン・シュヴァリアーの場合、スーパー系主人公機や強化前のエール・シュヴァリアーのバーストレイヴがGBAでの次作『J』に負けず劣らずのアクションを見せていたのに対し、こちらは本体があまり動かないため空飛ぶマンボウなどと呼ばれたりしたが、OGでは全長約110mもあるとは思えないほど激しい動きのあるアニメーションを見せた
    • デア・ブランシュネージュの場合、デフォルトでの武装に「ミサイル」と主人公機としては何の捻りもない武器名があった(名前を変更出来るが、アンソロジーコミックでは「○○○○いっぱいミサイル(念のため伏せました)」なんてネタも)が、のちに「ヴェクター・ミサイル」とつけられた。


マイナス補正

主にネガティブ側の補正。ただしプレイヤー目線では必ずしもマイナスと言い切れないケースもなくはない。

  • 三輪防人:原作では逮捕されてフェードアウトするため死亡しなかったが、スパロボでは主人公達と敵対して死亡することが非常に多い(死ななかった場合でも、むしろ殺してやった方が本人のためなほどの扱いをされる)。だが、あまりにも嫌われる要素の多いキャラだったため、この扱いに関してはむしろ「いいぞもっとやれ」「今度はどんな死に方をするんだろう?」と言われてしまうほどである(ただ、戦うことしかできない哀れな男とも言える原作の扱いに比べて悪役化しているのも事実)。
    • ちなみに『ゴッドバード』ではこれをネタにしたのか参戦時にプレイヤーがこの手で倒せるように専用機を与えられた(『MX』では無理矢理ギルガザムネに搭乗させていた)。

  • スパロボUX』のハザード・パシャ:作中最凶クラスの悪役。…とは言ったものの、UXの可能性の集いの設定もあって、本編での彼はあの邪神ナイアと肩を並べるとんでもない悪党になってしまった。具体的に言うと、開始早々異星人の地球侵略に協力したり、奸計で自軍を落としたり、他の版権キャラの直接の死因になったりと、一部プレーヤーから三輪長官がキレて自軍の味方になるレベルと呼ばれるほどのやばい悪役になってしまった(また、あくまで愛国心で動いてる三輪防人と違い、こちらは完全に私利私欲で動いてるので妥当な評価と言える)。
    • なお、本作のライターである岸本みゆき氏は製品版をプレイしたところ、原作以上の悪役となってしまったハザードに関しては「やりすぎた」と述懐している。

  • スパロボK』の蒼穹のファフナー:通常エンドだと何とパイロット全員が同化現象を治療できず「いなくなる」のを待つしかないという、一言で言うと「全滅エンド」になってしまう。本作では「いなくなる」キャラを何人か救済できるが、この結末だけはどうフラグを立てても回避不可能となっている。その上、ファフナー勢だけがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラは宴会で裸踊りをしたり、1人でバカンスを満喫したりと、常識を疑いたくなるような描写まである始末であった。ただし現状このような結末になったのは『K』のみであり、『UX』では原作以上に救われる結末を迎えることになる。

  • 飛影:本来は「ピンチを察知して助けに来る無敵のヒーロー」なのだが、スパロボにおいては操作不能な味方NPCとして登場し、その圧倒的な性能でステージボスすらボコボコにして資金と経験値を横取りする厄介な存在となっている(※原作再現としては間違っていない上、別作品にはもっと酷い奴らがいる)。もっとも、人質抱えた敵人質ごと撃墜するというトンデモ行為も含めて全部システムの仕様上の問題であって、チート性能を再現させてもらってるという点では、むしろ優遇されてる方ではあるが(更に後述に関してはもっと酷い奴がいる)。

  • アカツキ・ナガレ:ガイの救済補正の裏で泣いた男。パイロットとして出た場合だれとも合体攻撃が出来なかったり(搭乗機のスペックがアキト達より少し上なのが救いか)、出番そのものまではぶられることも。出番があってもナンパなチャラ男という印象が強く、原作を知らないプレイヤーからの印象もあまり良くない。
    • 最初から劇場版での参戦を除き、ガイが死亡するのがデフォルトとなる『BX』でようやくアキトとの合体攻撃が用意されたが、初参戦の『A』から実に約14年も経過している。


  • RX-78-2 ガンダム:現実世界ではガンダムシリーズの象徴としてお台場実物大立像が造られたりと色々優遇されているが、スパロボでは基本的にアムロ・レイが『逆襲のシャア』、または劇場版も含む『Z』での参戦も多く、そうなると基本的に登場しない、もし登場しても時代遅れの旧式で並みのモビルスーツと同等かそれ以下の性能にステータス設定されてしまうことがある(宇宙世紀世界では、建造から10年以上経ってまだ動けるモビルスーツは骨董品扱いされることが多い)。またファーストガンダムでの参戦だとしても最終的にνガンダムに乗り換える上、作品によってはRX-78-3フルアーマーガンダムも出てくるので結局は繋ぎ扱いになりがちである。同じくスパロボ御三家の一角を担うマジンガーZやゲッターロボ(G)が(中盤あたりでマジンカイザーや真ゲッターロボに乗り換えられることもあれど)最終決戦まで戦うこともあると考慮すると、冷遇されているようにも見えてしまう。
    • ただし、Gファイターとの合体で二人分の精神コマンドに2機分の強化パーツ効果(GBA版ではあの「V-UPユニット」まである)、さらに幻の武器「スーパーナパーム」があったため火力も充実で大暴れする『A』や、最初はショボイがグループで動ける上に後々追加される「ラストシューティング」が抜群の火力を誇る『OE』などと、めざましい活躍をあげる時もあるため冷遇されっぱなしというわけではない。

  • シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ):最初期から登場するが1年戦争の「シャア」名義では序盤に戦ってすぐにフェードアウトする役回り。「クワトロ」名義の場合は基本どの作品でも頼れる味方ではあるのだが「スーパーロボット大戦64」「IMPACT」にて自軍を裏切り『逆襲のシャア』のシャア・アズナブルとして敵として戻ってくる(アクシズ落としを仕掛けるため自軍には戻ってこない)。このためクワトロ名義で自軍入りした場合、積極的に育てると「元祖経験値泥棒」になってしまう可能性もあるので、毎回育てるか否かがプレイヤーの大きな悩みの種であり、中には最初から育てないプレイヤーもいたりするので、抜ける抜けないを公式がアナウンスされたりもするほどの問題になっている。ただし両作品を除くと永久離脱するケースは2019年時点ではない。
    • ちなみに最初から「逆襲のシャア」のシャアになっている場合は、多くの作品にて最終的に自軍入りしアムロとも良好な関係を築いたり、エピローグでスペースノイドを平和的に導く立ち回りをするなどポジティブな補正がかかる場合が多い。


  • 真希波・マリ・イラストリアス:新劇場版での初参戦『』では、最終決戦後にシンジの目の前に登場するだけで終了(当時まだ『新劇場版:Q』公開前での発売というのもあるが。プレイヤーやファンからも「無理に新劇場版での参戦ではなく、TV版での参戦でよかったんじゃないか?」という声もあった)。『第3次Z時獄篇』からプレイヤーキャラとしても使用可能ではあるが、使用可能になるかどうかの選択肢がEVA3号機の起動実験するor凍結する】であり、このイベントやシーンのトラウマがあるファンやプレイヤーは【凍結する】を最初に選ぶことが多いため、必然的にマリの出番が無くなってしまう。おまけに参戦させても本人が「いないもの扱いでいい」と言っているためか、他のキャラと殆ど関わらないという有り様である。今後は機体のみも含め『新劇場版:Q』もセットで参戦になるので出番がなくなることは無いだろう……と思われていたが、会話に参加してもシナリオに係わることが少ないという有様となってしまっている。原因は恐らく、「Qまでの時点でマリに関して開示されている情報の中でスパロボに使える情報が殆ど無い」からだと思われる。

  • シオン・ザバ:OVA版『聖戦士ダンバイン』の主人公で愛機はサーバインであり、その人気は参戦する際に隠し機体であるにも関わらず公式がアナウンスする程で、今なお不動の人気を誇っている…のだが、肝心の参戦はいつも機体のみであり、パイロットもTV版の主人公ショウ・ザマであり、ファンの中でもショウ・ザマが正式なパイロットだと思っている人も少なくない(一応、ある意味同一人物ではあるのだが)。彼が参戦した数少ない作品の1つ『COMPACT3』では、「シオン・サバ」と誤植されている。サバじゃねぇ!何やってんだ!!
    • また、原作で対となる機体であるズワウスは同作が参戦する場合黒騎士(バーン)の機体として必ず登場するが、その場合サーバインは条件を満たさないと存在すら言及されないという扱いを受けるという謎のジンクスがある。
    • スーパーロボット大戦Tでは「COMPACT3」から実に16年振りに本人が参戦。魂が同じショウや、『魔法騎士レイアース』の面々と交流し、サーバインもデフォルトで参戦する。

  • ゲッターロボ號』:真ゲッターロボの原作にあたる「原作漫画版」がこれになるのだが、タイトルすら使われる事なく、真ゲッターロボの参戦の多さに対して、『ゲッターロボ號』自体は漫画版もアニメ版も参戦した事がなく、参戦を望む声は多いが大人の事情で難しいらしく、おまけに本作と似て非なる『真ゲッターロボ』、『ネオゲッターロボ』のOVAが作られてしまい、代わりにこちらが参戦している状況であるので参戦は絶望視されていた。
    • 『X-Ω』にて漫画版がついに参戦する事になった。恐らく、これからはこちらがネオゲッターの代わりに出ると思われる。

  • ラピス・ラズリ:原作通りアキトのサポートに徹するのだが、ユニットとして参戦することが(アキト機の武装扱いや掛け合い台詞を含め)少ない。原因として声優が仲間由紀恵なので声付きでの参戦は絶望視されているのだが、なぜか声無しでもユニットとして登場したのは「W」の一回(しかもシナリオ上で使えるのはたった1回)しかなく、作品の参戦回数の多さとは反比例して彼女自身は冷遇されている。

  • ダハック:カスタムボーナスが強力でパイロットのクリムも強いと一見するとどこが不遇なのかわからないように見える。この機体の不遇な所は登場したスーパーロボット大戦Xではこの機体と同コンセプトで火力と性能が上のクロスボーン・ガンダムX1フルクロスがおり、クリムはそちらに乗ってしまう(この場合トビアはもっぱらHi-νガンダムに乗っている)事が多い上事である。更にガンダム系のパイロットは大概射撃向きの為必然的に格闘機であるダハックは倉庫番になってしまうのである。スパロボでも珍しい「乗り換えという根本的なシステムの所為で不遇となってしまった機体」である。

  • リディ・マーセナス&バンシィ・ノルン(バンシィ):リディは原作での接点が無かったアンジェロ・ザウパーを諭したり、殺害してしまうマリーダ・クルスに思いを寄せたりする、バンシィは単体でも十分強いうえにユニコーンガンダムとの合体攻撃があったりと演出面ではプラス方向に補正が傾いているが、システム面で見るとリディのエースボーナスがバンシィとの相性がイマイチ(むしろかつての搭乗機だったデルタプラスの方が相性が良い)な上に、乗り換えが可能なので自身のステータスと搭乗機の性能が合っていないハマーン・カーンキンケドゥ・ナウを乗せた方が良いとか言われたりしている。リディ以外のパイロットが乗ると合体攻撃が出来なくなるデメリットがあるが、ユニコーンガンダムの「NT-D覚醒攻撃」より威力が低い、またはあまり変わらないのでデメリットにならなかったりと、上述のダハック同様乗り換えシステムによってマイナスに傾いたパイロット&機体である。

OG

  • ヒュッケバイン:凶鳥の名を冠するスパロボでも屈指の人気の機体&シリーズ・・・だったが、その名前と見た目がガンダムなのが災いを招いたのか、今ではヒュッケバインを含めたシリーズはその存在を完全抹消され「リアルバニシング・トルーパー」と呼ばれている悲しい機体&シリーズである。ただし、その血筋はエクスバインエグゼクスバイン等に姿を変えて受け継がれている。
    • スーパーロボット大戦V』にて、まさかの参戦をする事となった、ただし、『第4次』or『F』及び「OG」の全てのシリーズとは繋がりはなく、まったくの別物であり、スパロボ25周年作品なので特別な配慮で本作だけの復活なのかもしれない。さらに、『X-Ω』にて、もう一機のヒュッケバインの参戦と『V』の前日談のストーリーも用意された。


  • アストラナガン:『α』にて初登場し、αシリーズでは重要な機体として登場していたのだが、OGシリーズでは元となる技術がなく登場していない。一応、様々な形で示唆されてはいる。

  • デュミナス:『スパロボR』の最終決戦にてラリアーデスピニスティスらに逃げるように促し、自分を救うために魂の抜け殻になってもなお守ろうとする三人に涙を流し、決着直後にはミズホ・サイキに「あなたは人間です」とまで言われたのであるが、OGでは(一部設定に違いはあれど)Rのと同一キャラとは思えないほど罪悪感も母性もなくラリアーとティスを吸収してしまう。この改変は登場キャラだけでなく、『スパロボR』のデュミナスを知るプレイヤーにも「てめーの存在こそデュミナス(間違い)だ!」「間違い母さん」と呼ばれるほど不評であった。

  • クストウェル:グランティードベルゼルートに次ぐ第三の『スパロボJ』主人公機なのだが、一周目でパイロットを統夜にしてしまうと、後に習得する突撃が無意味になってしまう(二周目以降は精神コマンドをカスタマイズ出来るが)。『OGMD』ではトーヤがグランティード、カルヴィナがベルゼルート固定になり、後続機のクストウェル・ブラキウムが隠し機体で出てきてしまう。
    • かと言って、クストウェル・ブラキウムが救われているかと言えばそうとも言えず、フラグを立てないと敵であるジュア=ムの機体になってしまい、入手できてもグランティード・ドラコデウスの【インフィニティキャリバー】、ベルゼルート・ブリガンディの【オルゴンバスターキャノン】に当たる必殺技【オルゴンブラキウムフィニッシュ】がオミットされてしまっている。
    • ただし、クストウェルはクストウェル・ブラキウムを基に開発された(つまり、オリジナルはブラキウムの方)という設定もあるので、まだチャンスがある……かもしれない。

  • スーパーロボット大戦64』:根強い人気と支持を誇る作品だが、権利関係の問題の為に今後のリメイクされる事と「OGシリーズ」への参戦は不可能といわれている。実際に各主人公、ライバル、ロボット、敵はOGシリーズには参戦していない。それどころか『A』にて『64』のロボットがアレンジされ登場してしまい、そちらが人気を博しており、さらにOGシリーズにも参戦している為、『64』勢の参戦は完全に不可能とみられている。
    • おまけに生配信動画にて、本作の機体名が出たが【無かった事】にされる始末である。

プラスorマイナスどちらとも取れない

参戦作品

  • 無敵鋼人ダイターン3』:主人公の破嵐万丈が「破嵐財閥」という財閥を有するという二次設定が初期のシリーズに存在(これについては参戦当時の資料の乏しさが一因であった事が示唆されている)し、以後のシリーズでも直接名前こそ出てこないが「ザ・ストーム」などこれを意識した設定が存在する。また、ほとんどのシリーズでまったく原作再現されない、また原作の敵どころか味方キャラクターもまったく出ない。一方自軍サイドのパトロンになり得る上記の設定、そして本人の快男児的な活躍シーンの多さ、ダイターン3と万丈の強さもあってどの作品でも空気にはなっておらず、クロスオーバーによって原作の敵であるメガノイドが居ない作品「メガノイド」を登場させ対決させるなどシナリオ面でも厚遇されるなど、いわば「原作再現はされないが存在感は強い」作品の代表格と言える。



  • 新世紀エヴァンゲリオン』&『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』:TV版、旧劇場版漫画版を含む旧シリーズは作品としては原作再現度、クロスオーバーなど非常に恵まれていたが、後述の新劇場版が出来た為に、今後はこちらでの参戦は大変難しいとされている。新劇場版も人気作品なので、当然参戦機会は多く、作品としては恵まれてはいるものの、肝心の原作が公開から約10年経過しても未完である為に、どうしても中途半端な参戦になってしまっている・・・。
    • 「新劇場版」最新作の公開予定が2020年と公表されたが、真の意味での参戦と完結はそれまで待つことになる……。

  • ラーゼフォン』:『勇者ライディーン』や『エヴァンゲリオン』との夢の共演をしていたりして、さらに原作再現も上手くされている。しかし、それだけに原作での悲劇どころか終焉までもが原作再現していて、それらを回避するなどの補正がかからない。
    • ただし、クロスオーバーにより多少の補正はかかるのだが、主人公ヒロインは原作通りになっている。


  • 新機動戦記ガンダムW』:アナザーガンダムの代表格で、人気も高く、多くのシリーズに参戦している。しかし、その多くがOVA(劇場)版『EndlessWaltz』での参戦である。OVA版の機体は設定上はTV版と同じなのだが、スパロボでは初登場の「F完結編」以後一貫してOVA版の機体=パワーアップ版として位置づけられており、同じ作品の中でTV版→EW版に強化(変化)してしまうケースも多い。またTV版は対立軸やガンダムパイロットの所属陣営が細かく変化する事から一貫した「自軍部隊」を持つスパロボとの相性があまりよくないため、TV版の原作再現エピソードがかなり控えめになっている(対立軸が一貫しているEW版は詳細に再現されるケースが多い)。
    • TV版の機体で完結し原作再現も豊富にあるのは2019年時点では「第二次Z再世篇」のみとなっている(TV版の機体で完結する作品としてはほかに「D」が、TV版エピソードの再現が豊富にある作品としては「64」がある)。
    • TV版前半主役機の「ウイングガンダム」(ゼロではない方)については特に扱いが悪く、味方として使える機会が「第二次Z破界篇」以外は極端に短く、その破界篇についても最後は自爆する。ただしこれはある意味原作再現ではある(パイロットのヒイロ・ユイは本機のぞんざいな扱いに定評がある)が。


キャラクター

  • ジャック・キング:インチキ外国人のようなセリフを喋るがスパロボ独自のものである。登場順、そして原作視聴者なら一目で分かるという意味では元祖スパロボ補正持ちキャラである。ちなみにスパロボにおいても、実は普通に喋れるがわざとインチキ外国人っぽく振舞っているという事が本人の口から明らかにされる。図鑑の解説を踏まえると設定ミスや資料不足ではなく「わざと」こうした可能性が高い。昨今の作品では登場しておらず、ジャック=インチキ外国人という印象がほぼ定着してしまっている。ちなみに真ゲッターロボ対ネオゲッターロボではこの描写が逆輸入され、同作のジャック(&妹のメリー・キング)はインチキ外国人のような喋りになり、普通に日本語が喋れるアメリカ人の仲間に苦言が出るほどだった。


  • 渚カヲル:トップクラスの人気キャラクターで、物語の鍵を握る重要な役目を与えられてはいるのだが、仲間になる事がほぼ皆無である。一応は仲間にもなるがスポット的な参戦のみで、そのため半分彼専用機になっているEVA4号機も登場していない。
    • 新劇場版ではあるが、第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』にてようやく本格的に参戦することが出来た。が、その次作である『V』ではマリより扱いが悪くなっている。

  • 朝比奈浩子:彼女がメインのエピソード「ブルーフレンド」はロボットアニメ屈指の名エピソードであり、当然スパロボでも確実に、そして一見の価値がある程、忠実に再現される。言い換えるとこのエピソードを覆す展開が用意されていないため、プレイヤーがこのイベントを避けることはできない。一見の価値がある程のこだわりの再現は、ある意味ではキャラクター冥利に尽きる一方で、近年の「救済メイン」のスパロボにラーゼフォンが参戦しにくい理由とも言える。

  • 巴武蔵:原作では死亡してしまうがスパロボでは生き残るケースが多い。一応プラス側の補正が多く働くキャラではあるが、逆に彼が死亡する展開がある場合それを避ける手段が殆ど用意されず、極一部の作品を除き必ず死亡してしまう。ちなみに原作再現要素が乏しい最初期の作品である第3次スーパーロボット大戦の時点で死亡イベント(強制)が存在し、多くのプレイヤーに衝撃を与えることになった。ただ、後輩の車弁慶大雪山おろしを伝授したり、死亡する場合でも漫画版のラストを再現されたり、作品を超え多くの仲間が彼の死に涙する。
    • 第2次スーパーロボット大戦Z破界編では久々に死亡回避し、何と真・ゲッター3のパイロットになる。
    • また、直接的な補正ではないが、前述の大雪山おろしは原作では伝授されておらず使われてはいないが、ゲッター3系列の必殺技として弁慶や剴に受け継がれ、ゲッター3系列の代名詞となっている。

  • 神勝平:原作では悲劇と惨劇で友や家族を次々に失ったが、スパロボではそのほとんどを回避できるハッピーエンドなので、むしろプラス補正の代表格でもあるが、担当声優が原作の大山のぶ代ではなく坂本千夏になっている、これは大山がドラえもんのイメージの為に他の仕事は断っていたとされている。しかし、そのドラえもん声優交代以降も変更されていない。このため、原作の担当声優が存命かつ声優活動していたにも関わらず代役が担当する事になった稀有なキャラクターでもある。

  • ハマーン・カーン:原作では最終的に死亡するが、スパロボでは仲間になる作品がいくつか存在する。その場合、シャアとよりを戻すこともあるが、彼女のカリスマ性や堂々たる立ち振る舞い好きなファンもいるため、どちらとも取ることは出来ない。またボスクラスのキャラとユニット全般にいえる事だが、仲間になると愛機のキュベレイが極端な弱体化(HPが1/10になるなど)するのもお約束である(それでもキュベレイはMSでも最強クラスの機体ではあるのだが)。

  • ハサウェイ・ノア:『逆襲のシャア』関連シナリオの人間関係部分がアムロ(+他作品の主役キャラ)VSシャアに重点が置かれることが多く、しかもハサウェイに関しては彼を語る上で外す事ができない『閃光のハサウェイ』と『Ξガンダム』の存在もあり、彼をスパロボで出す=Ξガンダムを出してほしいという声が避けられなくなるという理由から「F完結編」以後の参戦が激減してしまった。しかし2014年以降になっていくつかプラス補正が見られるようになった。ただ『閃ハサ』自体は彼にとって悲劇的な最期を迎える作品であり、本シナリオが再現された作品は未だ登場していないため様子見を兼ねてこの位置とする。
    • 『第3次Z』の場合、クェスが一時的に味方になることも相成って絡みが多く用意されていたり、一周目での復帰のフラグを担っている(二周目以降は無条件)他、第一作仄めかされていた『閃ハサ』へのフラグが『時獄篇』の終盤で(アムロとシャアの和解及び生還&クェスの生存により)完全にへし折られた
    • 『スパロボV』の場合、『閃ハサ』が機体のみの参戦ということで発売前に一部でネタになったが、ストーリー上では『閃ハサ』の時間軸のハサウェイも別に存在しており(そのためマフティー・ナビーユ・エリン」という名前自体は出てくる)、仲間になるハサウェイはその末路を知りつつも絶望することなくΞガンダムと共に世界を変えようとする。

  • カテジナ・ルースフロスト兄弟:どちらもでは(五体満足とまではいられなかったが)最終回でも生存していたが、スパロボでは死亡することがある。元々の立ち位置が悪役なので判断し辛いが。

  • カン・ユーゲイツ:上記とは逆に原作では死亡したシーンを再現したステージやストーリーを経ても、しぶとく生き残った悪役。無論仲間にならない(なっても自軍キャラやプレイヤーから全く歓迎されないだろうが)。しかもさらにジェイソン・ベックとも組んでプレイヤー部隊にリベンジを仕掛けてくる。ある意味スタッフに愛されているのだろうか・・・?
    • ゲイツに関してはガウルンが早期退場してしまうからその代役という可能性もあるが。

  • ゴステロ:こちらもしぶとく生き残る悪役である。原作ではその狂気的な活躍に反し最後はあっけなく死ぬのだが、「新」ではデビルガンダム生体ユニットになりラスボスとして登場をしてしまう。ゴステロというキャラクター自身は悪役として極めて高い人気を誇るが、当時のスパロボのある種何でもアリ感が強く反映されていると言えるだろう。




  • SEED-Dでのキラ・ヤマト:前述したシン・アスカのスパロボ補正が基本ポジティブ側に強く働いているのに対し、原作で対立した彼については作品によって扱いが大きく異なっている。(同作名義での)初登場作である「Z」では、原作通りの行動を行った結果主人公たちから徹底的に批難される(ただし自軍入りした後は不和ではなくなるが)という、後年論議になる扱いを受ける事になった。一方で「L」では裏で動いており原作同様の介入行動はほぼなく、シンとの関係も終始良好となっており、原作終了後設定の他作品においても扱い自体は良いことから、物議を醸した「Z」以外ではシンとキラの新旧SEED主人公としてそれぞれに応じた活躍の場が与えられている、と言える。なお、スパロボ以外の後発メディアミックス作品によっては前述の三輪長官と同等かそれ以上に悪役化されて、シンの手にかかって戦死するという展開すらある(逆に原作再現重視のGジェネレーションでは終始主人公として扱われている)。
    • そもそもシンとキラは原作では最後まで敵対関係にあり続ける上に、作中でのキラの扱いには放送当時から賛否両論だったのも事実であり、それらの反応を受けて改変した可能性が高い。

  • ハイネ・ヴェステンフルス:声付きのスパロボでは西川貴教によるボイス収録がされていない為に仲間になる事なく原作水準で戦死する。しかし声無しのスパロボでは生き残り仲間になるという補正がかかる。声が付く付かないで生死を決められているキャラクターである。 ちなみに同氏が声優を務めたミゲル・アイマンについては現状声無しのスパロボにしか参戦しておらず、生き残るのは「W」のみ。


  • 火星の後継者:原作ではナデシコ隊には特に苦戦させることも無くあっさりと倒されてしまうが初登場のRでは強大な敵として描かれ、MXWでも敵の中では壊滅するのが遅いなどかなりの補正を受けていた。しかし、近年ではブラックサレナの早期参入に伴いある意味原作通りに早期壊滅するようになった。

機体・ユニット

  • νガンダム:フィン・ファンネルを使う際の名台詞「ゆけ!フィン・ファンネル!」は実は原作では使われておらずその初出はスパロボである。これは古谷徹が『ガンダムでスーパーロボットみたいに技名を叫びたい』という提案が採用されたもので、しかも乗り換えが可能なのでアムロ以外のニュータイプも叫んでおり、スパロボ以外の作品でも「フィンファンネル!」と叫ぶのも多い、まさにスパロボ補正が同作以外でも定着したケースと言えるだろう。
    • ちなみにνガンダム自体はどの作品でも高性能ユニットとなってはいるが、フィン・ファンネルが作品によっては切り払われ無効化されたり、近年では上位互換のHi-νガンダムも登場するのでNo.2になる事も多々ある。ただ、アニメーションは毎回気合いが入っており、性能面でHi-νガンダムと棲み分けできたりする(「X」以降、νの方にアムロ専用の必殺技が搭載されHi-νの方は無制限になっていて誰でもフル活用できる=他のキャラで使った方がいい、など)ためやはりνガンダムは伊達じゃない


  • マジンガーZ:スーパー系の代表格とも言える「鉄の城」だが、第2次スーパーロボット大戦では何とグレートマジンガーにアップデートされてしまう。その後もグレートマジンガーやグレンダイザーの存在からユニットの性能的にマジンガーZでは最後まで使うのは辛かった。その打開策としてマジンカイザーが誕生した・・・のだが、作品によってはマジンガーZを強化して最後まで使えるようにするとマジンカイザーよりも強く使いやすかったりする場合もあった。また、マジンガーZ自体にもテコ入れが進み、グレートマジンガーグレンダイザー達との合体攻撃で活躍させられるようになった。近年では、真マジンガーの参戦で合体攻撃こそ減らされたものの継戦能力を高めるEN回復と強力な武装を得て更にパワーアップしている。

  • ゲッターロボG:初期ではゲッターロボ最強の機体であったが、真ゲッターロボの登場により繋ぎの要素が強くなった、さらに、2011年以降はOVAシリーズの参戦も増えてきたので活躍の機会が減っている・・・しかし、『ゲッターロボG』だけでの参戦も少なくなく、また『真ゲッターロボ』参戦時にもファイナルダイナミックスペシャルはこちらしか使えない場合もあったりして決して冷遇されている訳ではない。スーパーロボット大戦Aにおいては真ゲッター参入後も一人乗りに改造されて残留し真ゲッターとの合体技「ストナーサンシャインスパーク」が使用可能。更に条件を満たして生存、仲間入りさせていた場合は武蔵、胡蝶鬼、ミユキ、鉄甲鬼などを乗せることができる。

  • 真ドラゴン:OVA版の機体で同作の看板機でもあるのだがパイロットが目立たないためかこの機体も目立たないという状態になっている。また、A.C.E.3スーパーロボット大戦Tでは敵オンリーとして登場してしまっている。
    • しかし、正式なパイロットが乗らない方がむしろ目立っているという稀有な機体でA.C.E.3ではラスボスとして立ちはだかりTでは誰もが驚く進化をする事に。

  • ブラックサレナ:人気のある機体なので、機体性能や演出などには問題はない。しかし、とにかく参戦の非常に遅い事で有名。理由としては『劇場版ナデシコ』のストーリーが終わらないと参戦しない為に比較的に物語後半での参戦になりがちで、ラスト数話での参戦などの場合もある程に遅い。

  • エヴァンゲリオン初号機(旧シリーズ):全長40mの設定、別ゲーム作品のF型装備を含む原作未登場の武装、合体攻撃追加などパイロット共々スパロボ補正の見本のような補正をされている。
    • ただし、スパロボの機体の中でも「暴走」というズバ抜けた欠点も持っているが、それも原作再現となっている。
      • しかし、新劇場版の初号機は『スーパーロボット大戦V』ではある条件を満たすことで大幅にパワーアップし暴走もしなくなるというとんでもない強化を果たすことになる(ハイリスクハイリターンだった機体からローリスクハイリターンな機体になった)。
      • とは言っても同作にはノーリスクでサブパイロットもいるEVA13号機がおり、更に展開によってはメカゴジラシンカリオン等にシンジが乗る事も考えられるのでどれだけ強化されても暴走というリスクの存在する初号機の評価は下がってしまう(ちなみに、火力なら擬似シン化した初号機が1番高い)。

OG

  • バンプレイオス(SRXアルタード):SRXの完成型であり、専用BGM「鋼の戦神」は水木一郎影山ヒロノブのコンビで歌われているなど、スパロボ15周年のひとつの集大成として満を持して登場した・・・のだが、SRXが参戦している作品では、SRXのみでの参戦で、唯一の登場作である『第3次α』でも、本来あるはずの合体分離機能をオミットされているので、未だに真の姿を見せていない等もあり、OGシリーズでの再登場と活躍が待たれているのだが『OG1』『OG2』(OGs)『OG外伝』『第2次OG』『OGMD』の5作連続で未登場で、第3次αの初登場から10年以上経ってしまっている。
    • もっともこれにはバンプレイオスが初参戦時に戦っていた相手がスパロボでも最強クラスの存在のため迂闊に出すとインフレを起こしかねないという事情もある。


  • デスピニス:OGでは『R』とは異なり別行動を取っていたためにデュミナスに吸収されることなく、自軍キャラの説得もあり動乱後はラウル達と共に「L&Eコーポレーション」を設立し、社長秘書になったが、吐き気を催す邪悪と化したデュミナスと、それに吸収されたラリアーやティスを考慮すると救われているとは言い難い。
    • 余談だが、OGが発売されるずっと前に出版された『スパロボR』のコミックアンソロジーには、最終決戦までは来たが結果的に主人公らラウンドナイツとデュミナス一派が和解し、デスピニスだけでなくラリアーやティスも元通りになり、罠が仕掛けられていない時流エンジンを受領し四人一緒に過去の世界へ旅立つというのもあった。こっちの方がハッピーエンドに見えてしまうのは筆者だけであろうか……?

  • ジョシュア・ラドクリフ:上記のジェアン・シュヴァリアーのアニメーション改善に、義妹クリアーナ・リムスカヤと嫁(扱いされやすい)グラキエースの二者択一する必要が無くなっている所はプラスとなっているが、彼の戦闘BGM「Desire」の曲ループ部分が曲の最初に戻ってしまうため、スパロボDの「Desire」(こちらはイントロの途中に戻る)を聞いた人には違和感が強く残ってしまう。こればかりはフォルテギガスに乗り換えても変わらないため、解決策はカスタムサウンドトラックぐらいしかない。


補正タグ or だいたいスパロボのせいタグ

なんとぉー!
ズール皇帝こそが正義だ!
死ねぇ!
ギブアップせい!
イクサー4 火消しのスラスターモジュール
マークデスティニー 聖戦士ショウ=コハ=ザマ ランカスレイヤー
聖戦士コウムイン ドライバーおじさん 宇宙B
世界三大恥ずかしい告白シーン
始祖連合国

関連タグ

スーパーロボット大戦 クロスオーバー
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外部リンク

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