概要
『スーパーロボット大戦シリーズ』(初出はX-Ω、後にDDに期間限定参戦)に登場した、ダイナミックプロオリジナルのゲッターロボシリーズ。
OVA『真ゲッターロボ 世界最後の日』を原作とした二次創作に当たる。
チェンゲ世界…とよく似た並行世界のゲッターチームの3人が乗り込む黒いゲッターロボ。
特徴は、ゲッターチェンジ機構のない1人乗りの3機のゲッターロボであり、1機1機がゲットマシンでもあり、ゲッターロボ3機がゲットマシンとして合体してゲッターノワールGというゲッターロボになること。
ノワールはフランス語で「黒」を表すが、ブラックゲッターとは収斂進化しただけで全く関係はない。
操縦するリョウマ、ハヤト、ムサシ(CVも石川英郎/内田直哉/辻親八とOVAと同じ)の3人は、並行世界における流竜馬、神隼人、巴武蔵のクローンに当たる。異時空「ブレーンワールド」に送り込まれ、そこでインベーダーを操る謎の敵「ブラフマー」と戦うことが役目であり、純粋な戦闘用の人造人間と言える。
リョウマは「本能」、ハヤトは「精密」、ムサシは「論理」に特化した思考(人格)を有しており、戦い以外には興味を示さず、いざとなったら仲間も「替えが効くもの」と非情な決断を下すこともある。
機体説明
ゲッターノワール1号機
リョウマ専用機。ブラックゲッターに似た外見をしているが、顔や胸の窓部分が赤く、眼つきも鋭い。西部劇のガンマンのような姿通り、リボルバー式拳銃「ゲッタードラグーン7000」の二丁拳銃で戦う。胸部からは短剣「タクティカルG」を取り出す。…なんかキング兄妹が乗ってそうな機体である。
ゲッター1同様、ゲッタービームや腕の「ゲッターカッター」による打撃も使える。
必殺技は二丁拳銃の雨霰をぶち込む「ガンファイトハリケーン」。
おそらくリボルテックヤマグチ版のブラックゲッターのフィギュアに二挺拳銃が付属していたのが武装の元ネタ。
ゲッターノワール2号機
ハヤト専用機。ゲッター2に似た外見をしているが、全身をゲッターマントで覆っている。非常に敏捷な動き「ゲッタービジョン」で敵を攪乱する。
左腕はドリルミサイル型の「ファントムドリル」、右腕はボウガン型の「ゲッターボウゲン」になっており、ゲッターボウゲンからはビームを撃つことも出来る。
必殺技はゲッタービジョンで高速移動しつつドリルで相手を切り刻む「ゲッターディセンブリィ」。
ゲッターノワール3号機
ムサシ専用機。ゲッター3に似ているが、やはり全身をゲッターマントで覆っている。水中戦が得意で怪力を有する。
胸からはミサイルランチャーの「ゲッタークラスター」、両肩からは大口径ミサイル「大砲弾」を発射。
必殺技は相手を掴んでぶん投げる「ゲッター地獄おろし」。