説明
北海道北見市出身。本名や生年月日は公表されていないため不明(なお、ニコニコ大百科では1963年3月8日生まれと記載されているが、ソース不明)。
代表作に『宇宙英雄物語』、『星方武侠アウトロースター』、『覇王大系リューナイト』など。愛称は「老師」。
デビュー当初はBLACK POINTというペンネームを使用しており、自画像(顔に「BP」と描かれている)や『GoodMorningアルテア』など初期の作品で確認できる。イラスト・アニメ関連の仕事では幡池裕行名義で活動している、とされている。(別人説もある)
オリジナルのスペースオペラ作品に共通する世界観として、Toward Star Worldsがある。
奇妙なデビュー経緯
C-LIVE5より、一部脚色
『出版社を新設したので、200ページのストーリーマンガを描きませんか』
男は少し考えて、『商業マンガの経験がないので、32ページくらいなら…』
___これが漫画家・BLACK POINTの誕生である。
呼びかけたのは、社員たった二人の"夢元社"社長。
C-LIVEは当初アンソロジーではなく、伊東ヨイショ本として企画が立ち上がった。
___上記のように、伊東にはまだ荷が重い時代だったので、残るページには
これが生涯たった二冊のコミックスとなる池田一成、
そして後の先輩でアシスタント、阿乱霊らが参加している(おおむね1巻)。
~~~二年後。夢元社は5巻の発売をもって倒産。
所帯を持った副社長に逃げられてしまったからである。
この間、伊東にとって大きな出来事が二つあった。
GoodMorningアルテアのアニメ化。即ち、デビュー作のアニメ化!
もう一つは、宇宙英雄物語の第0話がC-LIVE4に収録されたこと。
後者は、自宅の地下から宇宙船を掘り出す話であった。
___件のC-LIVE5には、実質不参加となった。
後に宇宙英雄物語はガレージキット化(1990前後)もされ、
リューナイトのメディアミックス、そしてゼーガペインへと伊東の人生は続く…
だが伊東の凄さは、漫画版"アルテア"で既に見え始めている。
"遠い将来、コンピュータやロボットという名称は残らない"
___現象の形は変わったが、伊東も長年携わったロボットアニメの落ち込みを、
その時代に既に達観している。
漫画作品
- GoodMorningアルテア
- 数多の星より大切な…
- 宇宙英雄物語
- 覇王大系リューナイト
- 星方武侠アウトロースター
- KO世紀ビースト三獣士―外伝BIRTH of the V-美-DARN
- 逢魔にドキドキ!
参加アニメ
- トップをねらえ!(設定)
- New Story of Aura Battler DUNBINE(キャラクターデザイン)
- 機動警察パトレイバーTHEMOVIE(メカニックデザイン協力)
- NG騎士ラムネ&40(キャラクター原案)
- DETONATORオーガン(メカニックデザイン)
- KO世紀ビースト三獣士(キャラクター原案)
- D-1デバステイター(メカニックデザイン)
- 天空のエスカフローネ(デザイン協力)
- AIKa(ゲストキャラクターデザイン)
- 星方天使エンジェルリンクス(原作、キャラクター原案)
- ゼーガペイン(原作、キャラクター原案、デザインディレクター)
- 遊戯王5D's(デザイン協力)
参加ゲーム
- アリシアドラグーン(キャラクターデザイン)
- 銀河お嬢様伝説ユナ(機械化兵士デザイン)
- サウザンドアームズ(キャラクターデザイン)
- SFアドベンチャー ZERO ONE SP(キャラクターデザイン)
- ZweiWorter(中野訓練校制服デザイン)
小説挿絵
- 青の騎士ベルゼルガ物語
- 聖エルザクルセイダーズ
- 南国戦隊シュレイオー
- 宇宙豪快ダイザッパー
- わたしの勇者さま
- アベニールをさがして
- ウルフゾーン
- A君(17)の戦争(表紙のみ)
- 聖刻1092
- ソード・ワールドRPGリプレイ第2部
- メルヴィ&カシム(幡池裕行名義)
- 鷹の探索(幡池裕行名義)