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秋津マサト

あきつまさと

OVA版冥王計画ゼオライマーの主人公、木原マサキのクローン。メイン画像左側。
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CV:関俊彦


概要編集

OVA版『冥王計画ゼオライマー』の主人公。

15年間ごく普通に暮らしていた少年だったが、ある日突然ラスト・ガーディアンに拉致・収監され天のゼオライマーのパイロットにさせられてしまう、俗に言う巻き込まれ型主人公。

原作版の「秋津マサキ」から「秋津マサト」へと名前が変更されているが、これは同音の「マサキ・魔沙樹」では字幕のないアニメ媒体では混乱を招くため。


本来は気弱で戦いを好まない優しい少年だが、その正体は本作の黒幕・木原マサキのクローン。

ゼオライマーに搭乗する事でマサキの記憶が蘇り、凶悪な人格に変貌してしまう。

(マサキ状態の人格に関しては木原マサキの項目を参照)


作中では、いきなり黒ずくめの男達に暴行を加えられ、メインヒロインの氷室美久に冷笑され、育ての親にはいきなり決別を告げられ、敵に捕まって拷問を受け、ローズセラヴィー戦ではエネルギー不足のゼオライマーで戦う羽目になり……と、彼が目覚めている時にはロクな目に遭ってない。


最終話でロクフェル塞臥祗鎗との戦いの果てに彼等の言葉で精神が揺らぎ、木原マサキと融合(人格主導権がマサトに移ったとも取れる)した。

この時、マサキの記憶も同化した為マサトは全ての黒幕というべきマサキの行為に自己嫌悪というべき感情で遂に絶望してしまう。言うならばマサトは木原マサキの良心とも言うべき存在故にマサキが生み出した敵対した者達そして美久を綺麗な存在と言い、自らを汚い存在だと絶望してしまっていた。

全ての事に決着を付ける事を決意、同様の想いに至っていた幽羅帝からの呼び出しに応じてゼオライマーで出撃。当初は1人で行くつもりだったが、美久の意思を受け入れて共に出撃。

幽羅帝の目前に立ち、実質的な同意とも取れる様な表情をお互い見せた後、彼女とゼオライマー機内に組み込まれた美久共々自爆して果てる。


当時では珍しい主役の二重人格キャラと言う事で話題になり、担当声優である関俊彦氏がそれまで演じてきた役とは異質のキャラクター性が好評を博した。結果、当人にも「演技の転機となった」と言わしめている。


OVA完結後に出たドラマCD「大冥界」では関俊彦氏の怪演によりマサキとの一人漫才が実現している(しかも一発録りとの事)。


スーパーロボット大戦において編集

初登場作品。幾つかのイベントを経て味方に参入するが、イベントでマサキ化するせいで自軍部隊であるマグネイト・テンにも攻撃してしまう為、マグネイト・テン参入時に神隼人を始めとした者に白い目で見られる事になり、蟠りが解けるのは原作イベント終了後になる。

言動その他を見る限り、本作での彼の人格はマサキをベースにマサトの性格が融合した状態らしい(マサキの中に在った「人間性」が表に出ている、とも言い換えられる)。

EDではゼオライマーを沖に頼んで解体処分して貰い、美久と共に平穏な生活に戻る事になった。

声優ネタでラウ・ル・クルーゼと対戦するとクルーゼが特殊な戦闘台詞を喋る。また、MX程邪険に扱われてはいない。

関連タグ編集

冥王計画ゼオライマー

氷室美久

木原マサキ

主人公

二重人格

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