CV:東山奈央
概要
地球出身の少女であるが、サイトロンの実験体としてガウ=ラ・フューリアに拉致され、カティア・グリニャール、メルア・メルナ・メイアと共にサイトロンへの適応ができるよう肉体改造を施された3人娘の一人である。
親しい者からは『テニア』という愛称で呼ばれる。
非常に活発で明朗な性格。
また、並外れた大食いであり、公式の紹介文では「居候オバケ」に例えられるほどの食欲振りである。
作中でも何かと食事をしているシーンが多い(設定画などでも頭より大きいドンブリでご飯を平らげている姿が確認できる。ちなみに後ろで紫雲統夜が財布の中を見ている姿が描かれており、彼の懐にかなりのダメージを与えているらしい)。
スパロボオリキャラにおいては、アラド・バランガに匹敵する大食いキャラと言える。
(実際、ネット上ではアラドと一緒に大食いキャラとして行動を共にする場面も見受けられる)
だが、それに反して背丈や胸などは3人娘の中では一番小さく、童顔。本人はその事を気にしている(だが、カットインでは普通に揺れるので、某人物よりは遥かにマシである)。
ただし、だからと言って逆に「なんで太らないんだ」と言われると逆上して鳩尾にパンチや膝蹴りをしてくる。(ゲーム本編でも、コンバトラーチームの浪花十三から「なんで太らないんや?」との質問に対し、強烈な一撃で彼をダウンさせた)
活発な反面、実験を受けたため内面に不安があり、統夜が主人公の場合、彼があしゅら男爵とガウルンに連れ去られた時は激しく動揺した。カルヴィナ・クーランジュが主人公の場合は過去のことに触れると許さないと釘を刺す彼女に怯えていた。
最初の分岐でアークエンジェルルートを通った場合、機動戦士ガンダムSEEDのアンドリュー・バルトフェルドに招待されドレスを着るというイベントがある。
なお、年齢は不明となっているが、EDによっては統夜や千鳥かなめの後輩となるため、だいたい16歳前後であると思われる。
OGMDでは他の2人共々、本人たちは自覚は無かったが親が同化計画(一種の地球への移住と住民との交配)の推進者の一人でありフューリーと地球人のハーフで襲撃事件前に月に呼ばれており、Jであったような人体実験などは無かったと思われる。(ただし、ベルゼルートとのシンクロ試験などは受けていた模様)
OPにおけるアシュアリー・クロイツェル社襲撃で両親共に死亡、本人はカルヴィナが急遽予定を変更したベルゼルートの機動試験に同行したため難を逃れた。その後、ベルゼルートの捕縛を狙う敵の追撃を受けるも、ヒリュウ改の救援を受け、カティアやメルアとは別にカルヴィナと共に月を脱出することとなる。
また、OGMDにおいては遂にアラド・バランガと共演しテーブルを共にした。なお、この時はその場にいたパイロットたち全員(6人程度?)でも食べきれるかわからない量を2人で食べていた模様。
そのためなのか、専用のカットがあるというちょっとした優遇がされている。
ちなみに、ベルゼルート・ブリガンディに搭乗させた際の最強武器でビットによるオールレンジ攻撃を行う演出があり、プレイヤーからは「もしかして演算能力とかがめちゃくちゃすごい子なのでは…?」と噂されている。
性能
サブパイロットとして搭乗した機体に攻撃力・クリティカル率のボーナスを与えられる攻撃特化型。どんなユニットに乗せても活躍が期待できるが、防御面はどの作品でも弱いので要注意。
『J』の隠し機体「ラフトクランズ」に乗せると、最強武器としてオルゴンソードFモードが解禁される。
3人娘の中で最高の攻撃力を誇り、移動後使用可能の射程1~3と使い勝手も抜群。
『OGMD』では精神コマンド「加速」を持つため、それを持たないカルヴィナのサブパイロットとして需要高め。トーヤとは加速が被る(消費を折半できるという考え方もあるが)ものの、トーヤが「不屈」を持っているため防御面での弱さが埋められる。最終的にサブがもう一人増えて負担が減るのも強い。
このせいで一部の匿名掲示板などでは「テニア=カルヴィナの加速装置」なんてネタまで産まれたレベル。
ただしこの組み合わせの場合、カルヴィナが「愛」を覚える終盤まで「ひらめき」も「不屈」もなく、防御面を「集中」に頼るしかないという欠点を抱えることになる。一応「ド根性」があるので立て直しは利くのだが…
その他
『J』公式サイトでは、彼女の名前が『フェステニア・ミュール』と誤記されており、その上未だに修正されていない。(テニアマジカワイソス……)
そしてそのまま公式サイトは削除された…
OGムーン・デュエラーズでは公式サイトにおける発表当初、カティアとメルア、そして彼女達が乗り込んだグランティードの説明文においてテニアの名前だけが存在しなかった。
「まさかのテニア不在か?」とまで噂されたが、第一報のインタビューで登場が確定し、その後公式サイトでも公開された。
本作ではカルヴィナ側でのベルゼルート補佐として初参戦となっていたために、グランティード側での説明文には記載されていなかったのだろう。
もちろんプレイ中ではベルゼルート専属ではなく、グランティードと交代が可能。
そしてOGMD発表後、東山女史の熱演もあって人気がここにきて急騰。
キュートなボイスなせいか、某動画サイトではカタカナ表記を全部ひらがなにする弾幕が飛び交っている。
「おるごん・まてりあらいぜーしょん!!」