CV:日笠陽子(スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズより)
概要
地球出身の少女であるが、実験体としてガウ=ラ・フューリアに拉致され、フェステニア・ミューズ、メルア・メルナ・メイアと共にサイトロンへの適応ができるよう肉体改造を施された3人娘の一人である。
肉体改造実験により記憶が曖昧になっている故にどこ出身なのか、いつ頃、どういった形で拉致されたのかについて不明であった。(これは3人娘共通の話である)
一応、グリニャールという苗字はフランス系ではある。
人物
容姿
黒い髪の色に前髪より上の部分が上がって長い短髪の少女。統夜と並ぶと姉と弟に見えるらしい。耳の上に謎の髪飾りがある。
服装は肩と胸元とお腹を出した緑の上着にワンピに黄色のニーソックスに青いパンプスが特徴。スカートの部分はボタンが四つで少し高貴的。パイロットスーツの色は黄緑。
OGではリメイクされ、首元近くにある赤い花びらのような柄が増えた。また、統夜よりも年上であることが明言された。
性格
3人の中では一番大人びた外見をしており、リーダー格を務める。
真面目な性格で主人公と言い争う一面も見られるが、流されやすい所もあり、こっそりホシノ・ルリの真似をしたり、ゲキ・ガンガー3を見て「これ面白いです!」と言うシーンもあった。
なお、年齢は不明だが、EDによってはフェステニアやメルアの二人と一緒に紫雲統夜や千鳥かなめの後輩となることからだいたい16歳前後、もしくは統夜と並ぶと姉と弟に見えてしまう等の発言や三人娘のリーダー格を務めていることから、統夜より少し年上くらいであると思われる。OGMDで正式に統夜より年上という設定が追加された。
OGMDでは他の2人共々、本人たちは自覚は無かったが親が同化計画(一種の地球への移住と人民との交配)の推進者の一人でありフューリーと地球人のハーフで襲撃事件前に月に呼ばれており、Jであったような人体実験などは無かったと思われる。(ただし、ベルゼルートとのシンクロ試験などは受けていた模様)
OPにおけるアシュアリー・クロイツェル社襲撃で両親共に死亡し(カティアだけは両親が虐殺される瞬間を見てしまっている)、メルアと共に危ういところをエ=セルダ・シューンに助けられ地球へ向かうこととなる。
性能
サブパイロットとして搭乗した機体に、運動性と射程のボーナスを与えられる。
また、『J』ではLv1から強力な精神コマンド「祝福」を使えるのが優秀。ボーナスはリアル系に向いているが、「鉄壁」を使えるためスーパー系でも通用する。
『J』の隠し機体「ラフトクランズ」に搭乗した際は最強武器としてオルゴンライフルFモードが使用可能。
ラフトクランズは長射程武器の弾数に難がある機体なので、そこが補強されるのはありがたい。
『OGMD』では「祝福」は使えなくなったが、代わりに「努力」を覚える。
「ひらめき」「集中」「鉄壁」で防御面の優秀さが光る安定したサブパイロット。やはりリアル系向きのボーナスだが、スーパー系のグランティードでも射程がそこそこあるので鉄壁と合わせて有効に機能する。
余談
スパロボJの複数のシナリオライター間で意思の疎通が不完全だったのか、途中で急に話し方が「~ですわ」など、お嬢様のように口調が変わることがある。
後にOGシリーズ出演作の中断メッセージにて、この口調で喋るパターンがある。傍にいたテニアからは「変だ」とバッサリ切り捨てられてしまうが。
ネット上ではゲキ・ガンガーを見た後のハマりっぷりがかなり強調されていた点と前述のルリのマネをした点をクローズアップされ、オタク娘で妄想癖が激しいというキャラ付けが一部ですっかり定着してしまった。
ただしあくまでもユーザーによる拡大解釈なので、ネタとして取り扱う際はその点に注意。
そして、スパロボJは携帯機であるのだが、見事なまでの乳揺れを披露している。OGでも健在。
関連イラスト
し、仕方ないわね!こうなったらHi-Oru粒子で!!