「いい男だった、か。裏切られても…」
CV:浅野真澄(ムーンデュエラーズ)
概要
元連合宇宙軍少尉のパイロットで、戦技教官相手の模擬戦で全勝記録を叩き出した凄腕。
一方で協調性には欠けるとされ、『ホワイト・リンクス(白い山猫)』の二つ名で呼ばれていた。
軍を退役した後はアシュアリー・クロイツェル社の契約社員として機動兵器のテストパイロットを務める。
しかし、フューリーの襲撃によって月面支社は壊滅、たった一人生き残ってしまう。
その際にパイロットとして復帰するには長期のリハビリが必要なほどの重傷を負うが、カティア、テニア、メルアの3人が乗ってきたロボットのサイトロンに反応し、成り行きでパイロットに復帰することになる。
フューリーとのハーフである統夜と違って彼女は生粋の地球人だが、テストパイロット時代にサイトロンを浴びていたため、フューリー製のマシンを操縦することが出来た。
基本的にはクールで理知的な性格だが、自身の過去や内面に踏み込まれると攻撃的、激情的になることが多い。
月で仲間を喪ったことが影を落としていたようで、当初はクールを通り越して無気力に近かった。
(余談ながら、彼女の同僚たちの死亡フラグのバーゲンセールは必見)
が、後に死んだと思っていた恋人のアル=ヴァン・ランクスと再会し、彼が当初から自分たちを利用していたことを知ってマジギレ、復讐者と化す(実際には彼なりに思うところはあったのだが……)。
もっとも、心の奥底では以前と変わらずアル=ヴァンを愛しており、復讐心もその裏返しであった。(ツンギレ?)
その後はネリー・キムとの邂逅や仲間たちとの交流を経て心の傷も癒え、次第に性格も柔らかくなっていった。
「冒頭で所属組織が潰滅」
「序盤は体がボロボロ」
「1話では見てるだけ」
「クールだが思い込みの激しい先輩」
「パイロットでありながら戦闘指揮官的な立場にある(実際に指揮官技能も持っている)」
「本編中に限りなくヤンデレに近い発言が飛び出す」
などなど、スパロボ主人公としては非常に珍しい立ち位置にいる。
ちなみに、三人娘と同じくGBAでありながら揺れる。何がって?
OGシリーズ
ムーン・デュエラーズにおいて初登場。本作ではテニアを同乗させてベルゼルートのテスト飛行からの帰還後、壊滅させられたアシュアリー・クロイツェル社の惨状を目撃する事に。この変更に伴い、襲撃を受けた際に負傷した設定は無くなった。またサイトロン適正の設定も無くなり、フューリー人の遺伝子を持つサブパイロットが同乗していないとベルゼルートを稼働させられない。
ベルゼルートが専用機として登場する反面、大幅な設定変更を受けたグランティードが紫雲統夜の専用機になったため、同機への搭乗はできなくなった(逆もまた然り)。元連邦軍所属であり、DC戦争やL5戦役にも参加しているため、設定上はPTやAMも操縦可能となる。中盤のイベントでベルゼルートが大破した際には「代替機のPTかAMを用意して」と要望を出す場面もあるが、ゲーム本編では基本ベルゼルート固定で乗り換えも隠し機体のクストウェル・ブラキウムのみとなっている。
本作において、アル=ヴァンとはお互いを「アリー」「カリン」と呼び合うほどの仲であった事が判明。
容姿
銀髪の長髪、青緑気味の瞳が特徴。
ボディーラインが割とはっきりと反映される衣装を纏っており、スカートの前部に僅かなスリットは入っている。
それ以上に、戦闘カットインで(携帯機スパロボとしては初の)豪快な乳揺れから分かるように、けっこうな戦闘力の持ち主。
OGでは黒タイツをはきチョーカーの色が赤からピンクになったりとマイナーチェンジされてる。立ち方も変わりあまり気だるさを感じさせない。
関連イラスト
関連タグ
カティア・グリニャール フェステニア・ミューズ メルア・メルナ・メイア
ホワイト・グリント(ホワイト・リンクスという異名が似ているためかネタにされる)
ベルベット・ヘル…メカ少女系作品における親しくしてた者に裏切られて激しい怒りの感情を抱いている繋がり、こちらは親友が敵組織のスパイと恋仲になり祖国を裏切ったという