概要
神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュに仕え、世界を震撼させたランスロットタイプの最新鋭KMF。
ランスロットタイプはその所業からKMFの歴史からも抹消すべきという意見が挙がっていたが、その一方で得られた実戦データが後年のKNF技術を発展させた事実を鑑み、『ホワイトファング』の名で一応の開発が進められ、最終的に『罪(siN)』の名前を冠することで完成を許された経緯を持つ。
本機は「嚮導兵器としての原点回帰」を開発コンセプトとしており、特殊な装備や機能を追加するのではなく、ランスロットタイプの基本設計をより改良・発展化している。それに伴い各種武装は高出力化および小型化の両立に成功している。
他にも左肩に増設された追加装甲兼大型バッテリー「コクーン」により、エナジーを消費するブレイズルミナスに頼らない物理面の防御力や活動時間も改善されている。
武装
- MVS(メーザー・バイブレーション・ソード)
ランスロットシリーズの共通装備。従来のものと比べて幅広の刀身だが、スライド機構によって前腕部の装甲内に格納可能な大きさに伸縮し、初代ランスロットのメッサーモードの様に刀身だけを展開しての刺突も可能。
- シーセブン・アンチマテリアル・ヴァリス
- スラッシュハーケン
- ブレイズルミナス
- エナジーウィング
- フレームコート・ホワイトファング
一方で機体重量が仇となり、ハーケンで対応できない距離まで接近を許されると防戦一方になりがちな欠点を有している。