スペック
形式番号 | RPI-212 |
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全高 | 4.44m |
全備重量 | 7.92t |
概要
神聖ブリタニア帝国が試作嚮導兵器ランスロットを元に量産された第七世代ナイトメアフレーム。
ランスロットの度重なる戦果が評価された事で立ち上がった『ランスロット量産計画(ヴィンセント・プラン)』によって、数機のランスタイプ(ランスロット系列の総称)のテストで集めたデータを元に開発されている。
両肩部にファクトスフィア、ランドスピナーを装備している他、両肘部分に盾としてだけでなく打突武器としても使えるブレイズルミナスの亜種兵装「ニードルブレイザー」、ランスタイプのMVSを装備している。
高い機動性と高性能な武装により、既存の機体を大きく上回る性能を誇る。
また、ストーリーの進行に伴い、フロートユニットを装備した機体も増加している。
バリエーション
初期量産試作型
元々エリア11に配備されていた金色の機体。作中で初登場した事もあり、「ヴィンセントと言えばコレ」という人も多いだろう。記事のメイン画像もこの機体。
バベルタワー襲撃事件の際にロロ・ランペルージが一時的に借り受けたが、その後も黒の騎士団処刑騒動の際に強奪し、そのまま彼の専用機となった。
後に『可翔式』へと改修され、フロートユニット「飛翔滑走翼」と左腕部にハンドガンが追加された。
ギアス団殲滅作戦時に、V.V.のジークフリートと交戦し、その中で左腕と両脚を破壊され中破した。
『ナイトメア・オブ・ナナリー』では、ロロ・ヴィ・ブリタニアの専用KMFとして登場。人工筋肉である「マッスルフレーミング」やパイロットのギアス能力を機体に反映させる「ギアス伝導回路」が搭載されている。
初登場時は、両腕を覆うほどの巨大な砲身を持ったハドロン砲を2基装備していた。
ロロのギアス「ジ・アイス」の能力による量子シフトで離れた場所から呼び出すことが可能な他、その能力を応用した冷凍攻撃も可能である。
指揮官型
ギルバート・G・P・ギルフォードが騎乗した指揮官型。
シルバーとパープルが混じったカラーリングが特徴で、通信能力を向上させている。
1機目は紅蓮可翔式の輻射波動砲を受けて爆散し、2機目はフレイヤの爆発からルルーシュを守って消滅した。
また、『ロストストーリーズ』では、同作オリジナルキャラのサファイア・カラス仕様も登場。こちらはサファイアブルーとシルバーが混じったカラーリングになっている。
一般兵士向けの量産機。両肘のニードルブレイザー、両肩部のランドスピナーがオミットされている。
ヴィンセントをベースにとしたナイト・オブ・テン専用機。
彼はヴィンセント乗りだったため、それをベースに開発されたと思われる。
グラウサム・ヴァルキリエ隊機
薄桃色のナイトオブテン専属部隊「グラサムヴァルキリエ」隊仕様。基本装備は従来機と同様。
ロイヤルガード機
グリーンカラーの皇帝直属部隊仕様。グロースターと同じ対ナイトメア戦闘用大型ランスを装備している。
初期量産試作型の一機をグリンダ騎士団筆頭騎士・ライアー用にカスタマイズした機体。
ヴィンセント・グリンダ
エリア24において総督に就任したマリーベル・メル・ブリタニアの軍備拡大によって、自身が指揮を執る大グリンダ騎士団の親衛隊へ88機が配備された機体。
これにはエースパイロットの実戦データにより最適化されたバトルプログラムが組み込まれ、並以下のパイロットでもエース以上の戦闘が可能。
ヴィンセント・スナイプ
ナイトオブセブン専属部隊「コノエナイツ」の一員シュネー・ヘクセン専用にカスタマイズされた機体。
精密狙撃特化しており、ヴィンセント・グラムのデータがフィードバックされ、同型のハドロン・ブラスターを右肩に搭載している。
ヴィンセント・ブレイズ
同じく「コノエナイツ」の一員レド・オフェン専用にカスタマイズされた機体。
ヴィンセント・スナイプの僚機として、近距離戦に特化している。両肩にブレイズ・ルミナス発生器を搭載したアーマーを備え、腕部に装着することでナックルとなる。これに伴いファクトスフィアは頭部に移動している。