概要
ブリタニア軍が試作嚮導兵器ランスロットをもとに量産された第7世代KMF
ランスロットの度重なる戦果が評価された事で立ち上がった『ランスロット量産計画(ヴィンセント・プラン)』によって、数機のランスタイプ(ランスロット系列の総称)のテストで集めたデータを元に開発されている。
両肩部にファクトスフィア、ランドスピナーを装備、両肘部分にブレイズルミナスとしても使える打突武装ニードルブレイザー、ランスタイプMVS、フロートユニットを装備しているなどランスロットと同じく、驚異的な性能をほこる。
バリエーションとしては、
- ロロ・ランペルージに奪取された金色の初期量産試作型
- ギルフォードが騎乗した通信能力を向上させた指揮官型
- 薄桃色のナイトオブテン専属部隊グラサムヴァルキリエ隊仕様
- グロースターと同じランスを装備した濃い緑色のロイヤルガード仕様
後に両肘のニードルブレイザー、両肩部のランドスピナーをオミットした量産型のヴィンセント・ウォードが量産された。
また、初期量産試作型の1つはヴィンセント・グラムへとカスタマイズされた。
エリア24において総督に就任したマリーベル・メル・ブリタニアの軍備拡大によって、自身が指揮を執る大グリンダ騎士団の親衛隊へ88機にも及ぶヴィンセントが配備されている。
ちなみにナイト・オブ・テン専用機のパーシヴァルは本機をベースに開発されている。
彼はヴィンセント乗りだったため、それをベースに開発されたと思われる。