名の由来となった騎士についてはパーシヴァルへ。
スペック
形式番号 | RZA-10JS |
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全高 | 5.13m |
全備重量 | 9.07t |
推進機関 |
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武装 |
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概要
ナイトオブテン・ルキアーノ・ブラッドリーの専用ナイトメアフレーム。
ヴィンセントをベースにして、過剰なまでの兵装を搭載しており、それらを使い分ける事であらゆる状況にも対処し、単機でも戦場をかき乱せる攻撃性特化の機体へと変貌している。カラーリングは薄紫。
ヴィンセントがベース機ではある為に、本機もランスロットの系列機(俗に言うランスタイプ)とも言える機体である。実際に、本機に採用されている「ルミナスコーン」はランスロット系統の機体群で試験運用されたデータが蓄積された面もあり、密接な関わりのある機体である。尤も、ミサイルシールドが後にランスロット・フロンティアの武装として流用されたのは偶然であろう。
作中では合衆国軍とブリタニアの戦争で初登場し、黒の騎士団のナイトメア部隊を楽しそうに嬲ったり、墜落寸前の味方のカールレオン級浮遊航空艦をスラッシュハーケンで引きずって、合衆国軍の旗艦に衝突させようとしたりと、やりたい放題だった。そして、第二次トウキョウ決戦においては、ゼロの操る蜃気楼を攻撃してゼロを後一歩のところまで追い詰めるが、脱出したカレンの駆る紅蓮聖天八極式に介入されて交戦し、第九世代機である紅蓮とそれを完璧に操るカレンに為す術なく圧倒されて、ゼロ距離輻射波動で機体を内部から爆散させられ、跡形もなく大破した。
武装
- 強化スラッシュハーケン
頭部・両肩に搭載されたスラッシュハーケン。
本来なら補助用の武装だが、本機では完全な戦闘用になっている。頭部の「ヘッドハーケン」は接近戦で相手の虚を突く切り札として使用される。
- 四連クロー(ルミナスコーン)
右腕に装備された兵装。
4本の大型クローを設置されたレールに沿って高速回転させ、それにブレイズルミナスを展開する事で「ルミナスコーン」と呼ばれるドリル型のエネルギー武器になる。本編ではこちらの「ルミナスコーン」の形態でしか武装としては使用されていない。
- ミサイルシールド
左腕に装備された小型ミサイル内蔵のシールド。
発射口は上下に三つずつ、計六門で、中央部分にはニードルもある。ミサイルは小型だが、着弾した瞬間には爆発せずに目標の装甲に食い込んで内部で炸裂し破壊する。
後に、シールドはランスロット・フロンティアの装備として回収・流用された。
- ハドロン砲
大腿部に2門搭載されている。
蜃気楼の様に速射性が高く、弾丸状のビームを発射する。本来大型機に搭載される物を内蔵式で搭載した為に、口径は小さく一射ごとの照射時間も短めである。その為に単発の威力は限定的だが、それでもナイトメアフレームを撃破するには十分であり、連射性も高いので攻撃性能は高い。