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ヴェルキンゲトリクス

ゔぇるきんげとりくす

ヴェルキンゲトリクスとは、『コードギアス 亡国のアキト』に登場する架空の兵器である。
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概要

ユーロ・ブリタニアの高性能ナイトメアフレーム

聖ミカエル騎士団の団長に就任したシン・ヒュウガ・シャイングの専用機でもある。

金色のボディに機体各所に施された装飾が目を引く派手な外観をしており、これでもかと言わんばかりに貴族趣味が前面に押し出された自己主張の激しいデザインとなっている。

元々は急死した前任の団長ミケーレ・マンフレディの機体であり、元ナイトオブラウンズの次席だった彼の為に開発された専用機であった。

開発時点での名称は『サグラモール』だったが、マンフレディがラウンズ次席を辞退してユーロ・ブリタニアに転向した際に名称も変更したとのこと。


普段は通常の機体同様の人型だが、変形時にはコクピット下部に折りたたまれていた脚部が前足となり、通常時の足は後ろ足、股間部までスライドしたコクピットそのものが胴体を形成する半人半馬の異形ケンタウロスを模した姿の四足歩行形態へ変形することが可能であり、同時に最大の特徴となっている。

文字通りそのまま四本の脚で馬のように駆け回ることで移動を行い、通常の人型機を圧倒するパワーと非常に高い機動性、走破性を発揮することが可能となっている。


劇中で発揮された機動性・運動能力は凄まじいもので、

  • 樹木が生い茂る不整地の森林地帯を140km/hで疾走。
  • 地雷原を地雷が起動する前に走破。
  • ハーケンが必要となる切り立った崖を僅かな岩場を利用して「跳躍」する。

などなど、後年の機体と比べても不可能を通り越して意味不明なレベルの動きを実現している。

『非人型形態へ変形して機動性を高める』というコンセプトではアレクサンダのインセクト・モードと共通している部分もあり、別方向でそれを実現している機体と言える。


しかし、一方でその特殊な機構のためか通常とは異なる新型の駆動システムが採用されており、稼動に大量のサクラダイトを必要とする。

また、当初はその駆動システムから発せられる力場がフロートシステムに干渉して稼動を妨害するために空輸が出来ず、陸上輸送でしか運搬できないという問題もあったが、後に解消されている。


武装

  • SDAアックス

本機の全高をも超える長大なサイズを誇る大斧。柄の先に六つの歯車と形状の異なる刃がついており、歯車の噛み合わせで全体の形状が変化する。

刃自体もKMFを切断できるだけの切れ味を持つが、歯車を回転させることでシールドまたはチェーンソーとしても使える。

  • ショットガン

サザーランドなどのライフルとは対照的に趣向品のような装飾が施されている。装填にはレバーアクション方式が採用されている。

  • ソード

柄からルミナスコーンを応用した力場の刀身を出現させるソード。

リベルタのシュロッター鋼の装甲を易々と貫けるだけの切断力を持ち、刀身を縮小する事で敵のコクピットなどの局所のみを貫くことも可能。

  • スラッシュハーケン

手首部分に内蔵されており、従来と比べて広い射出角度を持つ。

  • 超電磁推進モーター

フロートシステムを用いた飛行ユニットを搭載出来ないため、別系統の技術で造られた専用の飛行ユニット(その実態は本機をコアユニットとした小型の輸送艇そのもの)。


余談

名前の由来は共和制ローマに抵抗したガリア人の族長ウェルキンゲトリクス。

ナイトメアフレーム・エクウス

ニンテンドーDS版『コードギアス反逆のルルーシュ』において、この機体に先んじる形で四足歩行のケンタウロス型ナイトメアフレーム『エクウス』が登場している。

ただし、こちらは続編の『R2』に登場した機体と比較しても驚くべき意匠と武装を持ち、相方である鳥型ナイトメアフレーム『アクイラ』との合体機能まで備えたトンデモ兵器となっている。

小説『双貌のオズ SIDE:オルフェウス』では、本機の陸上輸送が行われる話において上述のエクウスの事が話題に上がっていた。


関連項目

コードギアス亡国のアキト シン・ヒュウガ・シャイング ミケーレ・マンフレディ ラスボス

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