これは、きみの「失われた物語」
概要
『コードギアス反逆のルルーシュ』のスマートフォン・PCゲーム、公式略称は「ロススト」。
ジャンルはナイトメアフレームバトルRPG(タワーディフェンス)。
開発・運営f4samurai。企画・原案サンライズ。オリジナルキャラのデザインはしらび。主題歌はFLOWの『PENDULUM』(第1部)、『LOST』(第2部)。
配信プラットフォームApp Store/ Google Play/DMM GAME PLAYER。
ゲーム内容
原作通りのシナリオにゲームオリジナル主人公を入れ、主人公の視点からコードギアスの世界観を体験する内容。
ストーリーはバトルパートとADVパートに分かれており、バトルパートをある程度進めると新しいADVパートが開放される仕組みとなっている。
ADVパートは2Dライブのキャラ表示を基本としつつ、場面によっては原作アニメの止め絵やアニメーション、3Dでのナイトメア戦のシーンを流す形式で、全て新規のフルボイスとなっている。
※ただし、期間限定イベントのボイスはない。
第1部『反逆のルルーシュ』編は全13章で配信。
物語は概ね原作の通りに進み、序盤はルルーシュ及び黒の騎士団と共に行動するため追体験の要素が大きいが、マオ編(STAGE14~16)はほぼカットされ、代わりにブリタニア軍へスパイとして潜入していく事で独自要素を強めていく。
2023年3月からは1.5部『ロストゼロ』編が全4章で配信。
外伝作である『白の騎士 紅の夜叉』及び『双貌のオズ』のキャラを交えたストーリーが展開された。
2023年7月より第2部『反逆のルルーシュR2』編が全15章で配信。
こちらも外伝作『白の騎士 紅の夜叉』『双貌のオズO2』(漫画版4巻以降)『反逆のルルーシュ Re;』の要素を加えたストーリーが展開された。
さらに2024年10月より、第3部『復活のルルーシュ』編が開始。
全7章で配信される予定だが、こちらが完結した後もサービスを継続するとの事。
期間限定イベントのストーリー内容は、メインストーリーの進行状況とは関係ないものとなっているため、第1部完結前に第2期『コードギアス反逆のルルーシュR2』のキャラクター及び機体の一部が先んじて登場していたり、第1.5部以降に第1部時代の出来事が描かれたりしている。
また、外伝作の『コードギアス亡国のアキト』については、主人公達が絡まない事もあり、2023年11月17日より別途でストーリーを実装する形となった。なお、原作からストーリーを再構成しているため、若干展開が変わっている部分がある。
※ただし、こちらもイベントストーリーと同じ扱いで、音声は汎用的なもののみとなっている。
さらに、2024年9月にはシリーズ最新作である『コードギアス奪還のロゼ』とのコラボが開催。シナリオは無いが、そちらのキャラと機体の一部が実装された。
登場人物
ゲームオリジナル主人公。日本人とブリタニア人のハーフでありながらその事を隠してアッシュフォード学園に通っていたが、ある出来事を経てブリタニアへの復讐の道を歩み始める。
- 陽菜
CV:桜木アミサ
主人公が食料支援している日本人の孤児。しかし…
CV:田所あずさ
主人公の養母。主人公の両親の元部下であり、その縁から引き取った。
彼女なりに母親になろうとしているものの、仕事の多忙さや主人公の持つブリタニアへの反発心が原因で擦れ違っている。
CV:石見舞菜香
チュートリアルなどゲームの説明を担うガイドキャラ。
“Cの世界”から主人公を見守る謎の少女。
CV:髙橋ミナミ
主人公の叔母。妹に偏愛を向けていて、その子供である主人公にも強い関心を示している。
一方で、主人公の方は彼女に対して正体不明の恐怖を感じている。
CV:石上静香
カーリーの秘書を務めている女性。カーリーを異様に慕っている。
- サファイア・カラス
CV:大関英里
第1.5部『ロストゼロ』編より登場した、ブリタニアの特殊部隊「ブルーバロンズ」の隊長。
ブラックリベリオンで一度は壊滅した黒の騎士団の残党を追いかけ、紅月カレン達と戦った。
第2部からは旧知の仲であるギルフォードの伝手でエリア11駐留軍へ加わった。
- 超雷峰
第2部7章より登場した、遍陽を治る地方軍閥である超一族のリーダー。
星刻に匹敵する才覚を持ち、かつては共に大宦官打倒を誓いあったのだが、ある目的のために黒の騎士団相手に反乱を起こす。
新規ナイトメアフレーム
インド軍区が開発した月下系列の主人公専用機。
左肩に装着された爪付きの大盾とチェーンソー付きの武器・廻転刃薙刀で戦う。
- サザーランド・カスタム
ランスロット用の装備の実証実験のために特派で改造されたサザーランドのカスタム機で、主人公専用機となる。
量産試作型ヴァリスを装備し、頭部には小型化された試作ファクトスフィアが搭載されている。
- マグダラ
カーリーが経営する「ディゼルインダストリ」で秘密裏に作られた未登録のナイトメアフレーム。
通称「金カザリ」と呼ばれるように頭部に派手な金の飾りが付いた深紅の機体。
ランスロットに匹敵する高い性能を持っており、再登場毎に新たな武装やフロートユニットを追加して主人公の前に立ち塞がる。
上記のサザーランド・カスタムをさらに改造した機体。
MVSなど他のランスロット用装備も追加し、ヴィンセントへの検証実験機の役割を果たす。
ゼロ専用機として開発が進められていたものの、諸事情から完成前にお蔵入りとなった幻の機体。
蜃気楼と似た形状・カラーリングで、両腕にハドロン砲の代わりにグレネードランチャーを装備している。
「ブラックリベリオン」で大破し、パーツ取りを終えたガウェインのフレームを再利用した改修機。
廻転刃薙刀を主武装とし、輻射障壁による絶対防御を持ってゼロを守る最後の砦となるよう計画されていた。
ある人物の指示で密かに作られていたモルドレッドの姉妹機。
モルドレッドと同様の武装に加えて、あちらと常時情報を共有する相互リンク機能を備えている。
上記の蒼月の改修機。
フロートユニット「飛翔滑走翼」の搭載に加え、シールドの爪の間から電撃を射出して敵機をショートさせる新兵装「超電雷撃」が追加された。
カーリーが持つ工房にて秘密裏に製造された、主人公専用機にしてマグダラの姉妹機。
腕と武装を切り替える「リボルバーチェンジ」を持つ。
ゼロレクイエムに際して「ペンデュラム・フルアームズ」へと改修された。
2周年記念イベントストーリー「不思議の国のナナリー」にて登場。平行世界の縁によって現れた魔法少女然とした機体。
ステッキ型武器のマジカルフレイヤロッドを装備し、ファンシービームによって攻撃する。
2周年記念イベントストーリー「不思議の国のナナリー」にて登場した機体。
機体カラーがピンク、耳が猫耳になっており、ハドロン砲のソケットには肉球をイメージした意匠になっている。また、尻尾をイメージしたスラッシュハーケンも装備されている。
- クイングリント
かつて、マリアンヌが思い描いた自身の専用機。甲冑状の装甲を持ち、ギャラハッドのエクスカリバーと同様のシステムを持つと思われる刀剣武器「カリバーン」を装備している。重装甲ながらも高い機動性を持っており、蝶のように舞い蜂のように刺すという戦闘スタイルになっている。因みに「グリント」とはマリアンヌの異名である「閃光」に由来している。
埼玉西武ライオンズとのコラボ企画で実装された機体。
白いカラーに青と赤の差し色が入っており、胸部はライオンを模した形状になっている。この胸部パーツから「レオ砲」という野球ボールのようなエネルギー弾を放つ。
因みに、武器はバットである。
- ゴッドリベリオン
2.5周年記念イベントストーリー「超王騎神ゴッドリベリオン」にて登場。
大剣「反逆剣」を武器とする。
関連動画
第1部オープニング
第2部オープニング
関連項目
LOSTCOLORS コードギアスGenesic_Re;CODE:同じくコードギアスのゲーム。