概要
『コードギアス双貌のオズ』の続編で、時系列的には中華連邦で2人のオズがトトに記憶を消されてから半年後の話である。
『コードギアス反逆のルルーシュR2』と同じ時代の話でもあり、所々で話がリンクしている。
例にあげるとSIDEライアーでは第1話でR2第2話でのゼロの復活宣言が見れる。
漫画『SIDE:オルドリン』はコンプエースで連載。作者は東條チカで、単行本は全5巻。
フォトストーリー『SIDE:ライアー』はホビージャパンで連載。作者は森田繁で、単行本は全2巻。
ストーリー
皇暦2018年、マリーベル総督が治めるエリア24(旧スペイン)。
記憶を失ったオルフェウスは仮面を被ってライアーと名乗り、マリーベル個人の騎士として仕えていた。
一方、オルドリンも記憶を失くしてマドリード租界に設立されたペンデルトン学園に通っていた。
そんなある日、突如として稀代のテロリスト・ゼロの復活により再び世界は反ブリタニアの機運を高めた。
かつてピースマークに所属するテロリストであったオルフェウスはマリーベルの騎士として、
かつてマリーベルの騎士であったオルドリンはマドリードの星に所属するテロリストとして、
2人のオズが再び激突する……
登場人物
主人公
オルドリン・ジヴォン…ペンデルトン学園の学生。なりゆきから、『マドリードの星』へと協力する。
ライアー…失踪したオルドリンに代わってグリンダ騎士団の筆頭騎士を務める仮面の男。
大グリンダ騎士団
マリーベル・メル・ブリタニア…エリア24の総督兼グリンダ騎士団団長を務める皇女。
レオンハルト・シュタイナー…天空騎士団団長。苛烈な弾圧を繰り返すマリーベルに不信感を抱く。
ティンク・ロックハート…元KMFの研究者。グリンダ重装騎士団団長。
ヨハン・シュバルツァー…司令部付き侍従武官。最近様子がおかしいと言われている。
マドリードの星
マリルローザ・ノリエガ…ペンデルトン学園の学生でオルドリンの学友。
フェルナンド・ノリエガ…マリルローザの兄。マドリードの星を率いるレジスタンス。
その他
ソキア・シェルパ…元グリンダ騎士団の団員で「スケアクロウ」という通り名で活動する情報屋。
ミス・エックス…年齢不詳の謎の女性。オルフェウスを捜索する過程でオルドリンと出会い、「ミスティ」という偽名でペンデルトン学園へ編入する。
オイアグロ・ジヴォン…二人のオズの叔父であり、因縁の相手。オルドリンを影から援助している。
ジェレミア・ゴットバルト…ギアス嚮団からの刺客。マリーベルを狙って襲撃する。
ノネット・エニアグラム…ナイトオブラウンズの一人。復帰したオルドリンからの要請を受け、グリンダ騎士団を率いる。
関連タグ
ロストストーリーズ:漫画版4巻以降の内容の一部がメインストーリーに組み込まれている。