概要
「SIDE:オルドリン」の主人公。
CV:浜崎奈々(ドラマCD)
年齢:17歳(オズ)→18歳(オズO2)
オズ
ブリタニア貴族であるジヴォン家出身。まだうら若い美少女で戦闘経験も浅いが、幼馴染みでもあるマリーベルの結成した対テロリスト遊撃機甲部隊「グリンダ騎士団」にて、筆頭騎士(ナイト・オブ・ナイツ)を務めている。
仲間からはオズの愛称で呼ばれる事もある。
伝統ある貴族家系に生まれ育った為に、プライドが高く気高いが、努力家としての側面も持っている。グリンダ騎士団に配属されるまで、本格的な実戦の経験は皆無であった為に、戦闘経験豊富な敵が相手だと苦戦を強いられる事も多い。
グリンダ騎士団のパイロットスーツ姿
オズO2
エリア24のマドリード租界にある全寮制のペンデルトン学園に通う高校生。
オルドリンを戦いから遠ざけようとするオイアグロはトトのギアスによって叔父に家を追われて以降の記憶を失った後のオルドリンをジヴォン家の影響力のあるペンデルトン学園に入学させた。
オルドリンは、正体を隠して自分を援助し続けてくれるオイアグロを「白羽根帽子のおじさま」と呼んで慕う。
過去
幼馴染みであるマリーベルの親子とは親交が深かったが、幼少期に自身が謎の少年を城内に招き入れてしまった結果、少年が引き起こしたと思われる爆発によってマリーベルの屋敷は炎に包まれ、彼女の母親と妹を死なせてしまう事態を招いてしまっている。
この時の出来事は、オルドリンにとって大きなトラウマとなっており、彼女がマリーベルの本当の騎士になることを決意する所以になってもいる。
ネタバレ
オズ
オルフェウスの双子の妹で、彼とは反対に顔の右側に泣き黒子がある。
オルフェウスは生まれてすぐ平民の家に捨てられている為に、お互いその事実を知らない。
また、実家を出て軍に入った際に、ジヴォン家は叔父のオイアグロに乗っ取られてしまっている。当初は「力無き者の笑顔を守る」という信念の元で戦っていたが、次第に自らの行いが信念からかけ離れていくことを感じ、自らの前に現れたウィザードからも、自分の戦ってきたテロリストもまた「民衆」である事を突きつけられた結果、涙を流しながら慟哭する。
オズO2
トトによって記憶は「忘却」されたが、剣やKMFの扱いは変わることなく新型のアマネセールを使いこなしている。しかし、所属していたエリア24のレジスタンス「マドリードの星」はマリーベル率いる大グリンダ騎士団と仮面の騎士「ライアー」によって徹底的に壊滅させられてしまった。
素顔を晒した『白羽根帽子のおじさま』こと叔父のオイアグロやひょんな事から出会ったミス・エックスと共に忘却された記憶を取り戻す旅に出る事になる。
そして、崩れた龍門石窟にてライアーの仮面を捨てたオルフェウスのヴィンセント・グラムと邂逅。激突の末にお互いにコクピットのカバーは外れ、おぼろげな記憶の中でお互いの正体に確信を得た。
自分を取り戻し、成すべき事を果たす為にオルフェウスと共に記憶を取り戻す。この出来事以降からオルフェウスの事は兄として認識するようになった。
ちなみに幼少期にマリーベルの母と妹を死なせたテロ事件には関わっておらず、マリーベルの罪を被る形で嘘を吐いていた。しかし、V.V.の刺客として自身の母が選ばれており、幼いオルドリンを助ける形でオイアグロが実の姉を殺害する惨劇が起こる事となった。この件をオルドリンは「家を乗っ取る為の凶行」と捉えられていた模様。
原作終了後の扱い
原作終了後は愛機や本人がアニメ作品にも登場する様になり、ソキアと並んで台詞がある場合もあり、実質『オズ』の代表として扱われている。
復活のルルーシュ
扇とヴィレッタの結婚式に出席していた様で、撮影したビデオに登場。この時は台詞は無し。
奪還のロゼ
終盤に登場。愛機に類似した機体に搭乗しており、今回は台詞あり。
他作品での扱い
『スーパーロボット大戦シリーズ』では『X-Ω』と『DD』に登場。どちらもボイスありで参戦しており、兄とは大分差が出来てしまっている(オルフェウスの方はボイスが現状全く無い)。また、『ギアス』内でもオルドリンの方が圧倒的に扱いが良く、やはり『オズ』の代表キャラの様になっている。
類似キャラ
「学生」と「テロリスト」の二つの顔