誘導
- エコカリプスの同名人物。→V.V.(エコカリ)
こちらでは、コードギアスのV.V.に関して解説する。
プロフィール
人物
超常的な雰囲気を纏う少年。その正体は、ギアスの研究をしている秘密組織「ギアス嚮団」の現嚮主(首領)にして、現ブリタニア皇帝:シャルル・ジ・ブリタニアの双子の兄である。(つまりはルルーシュやシュナイゼル達の伯父と言う事になる)。
小学生程度の外見だが、C.C.同様に「コード」を持っているため、不老不死の肉体とギアス能力を覚醒させる力を持つ。
シャルルと「自分達だけは嘘をつかない」という誓いを立てていた。そして「ラグナレクの接続」(ぶっちゃけて言えば、「人類補完計画」)を成し遂げるべく、不死の運命を受け入れてギアス嚮団の嚮主となり、長い年月をかけ、シャルルと途中で同志となったマリアンヌ、ビスマルクと共に計画を進めていた。
活躍
コードギアス 反逆のルルーシュ
ゼロに撃たれたことがきっかけでユーフェミアを失い、哀しみと悲嘆に暮れる枢木スザクの前に姿を現した。
「ギアス能力とユーフェミアの謎の狂乱の真相」を暴露し、スザクを戦場へと駆り出させた。
その後、アッシュフォード学園のナナリーの前にも姿を現し、彼女を拉致。ゼロを戦場から引き離すことで黒の騎士団敗北及び壊滅を促した。
コードギアス 反逆のルルーシュR2
独断でルルーシュ討伐を企み、嚮団の技術で再改造を加えたジェレミア・ゴットバルトを刺客としてエリア11へと送り込む。
しかし、ジェレミアが寝返ったことから、逆にルルーシュに嚮団の位置を知られてしまい、黒の騎士団による襲撃を受ける。
ジークフリートで迎撃に出るも撃墜され、黄昏の扉から逃げようとしたが、2度目に付いた「嘘」からシャルルに見限られ、彼にコードを奪われて不死の力を失い、先の戦闘で受けた傷が致命傷となって死亡した。
その後、シャルルと真に惹かれ合い理解しあうことに嫉妬したことからマリアンヌを殺害した真犯人であることが明かされた。
双貌のオズ / 双貌のオズO2
主人公の一人:オルフェウス・ジヴォンの育ての親。といっても、ロロ・ランペルージ達同様、素質の高さを見込んで引き入れた子供の一人である。
しかし、オルフェウスが嚮団を脱走した事からシャルルを通じて刺客を差し向けた。
一方でもう一人の主人公:オルドリン・ジヴォンの方も、「双子の妹ゆえにいずれ引き合うかもしれない」として、ギアスを与えた子供たちの一人であるトト・トンプソンを派遣して監視し、都合の悪い事を知った場合には彼女のギアスで消去させていた。
ブリタニアの特殊部隊「プルートーン」を秘密裏に動かしており、ジヴォン家に惨劇を引き起こした張本人であり、その後も双子が邂逅した際には狂喜にも似た笑顔を見せた。
しかし、アニメ本編の結末通りに実弟シャルルにコードを奪われて死亡した。
本作でもまた、多くの人間達に殺し合いをさせ、その人生を狂わせている。
LOSTCOLORS
ゲーム作品である本作では、主人公の記憶に断片的に姿を現す、長い白髪の少年として登場。
主人公の失われた記憶と能力に深く関わる人物と思われたが、主人公にギアスを与えたのは彼ではないとのこと。
Genesic Re;CODE
『反逆のルルーシュ』から『反逆のルルーシュR2』とは異なるifルートへ向かうストーリーを描いたイベント「STAGE26皇帝 と 騎士」と共にプレイアブル実装。
ここで彼の本名が「ヴィクトル・ジ・ブリタニア」である事が明かされた。
また、同イベントでは本編とは逆に自らの手でシャルルを殺害するという衝撃の展開を見せる。その後、裏からナナリーを第99代ブリタニア皇帝に擁立し、ルルーシュと争うように仕向ける。
余談
当初の担当である冨澤風斗氏は第1期放映当時は10歳の子役だった。
放送から4年を経過して発売された『第2次スーパーロボット大戦Z』でも氏が収録したが、既に変声期を過ぎていたため、声質と演技が本放送時から大きく変わっている。
その後の作品では冨澤氏の声質の変化が無視できなくなったためか、劇場版では同じく男性子役の河城氏が、『Genesic Re;CODE』以降は専業声優で女性の久野氏(但し子役出身)と、それぞれキャストが変更されている。
関連タグ
C.C. シャルル・ジ・ブリタニア マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア ビスマルク・ヴァルトシュタイン
蒼穹に散るゼロ:グランブルーファンタジーのコラボイベント。彼が契約者のギアス使いが関係しているという事で、間接的な意味でも全ての元凶と言えなくもない。