概要
ブリタニアが絶対君主制国家であるため、皇帝は絶対的権力者であることが多い。
他の皇族は自身の護衛として通常は1人の専任騎士を任命するが、皇帝の騎士であるナイトオブラウンズは12人まで任命できる。
テレビアニメ本編ではシリーズ通して、3名の皇帝が登場した。
第98代皇帝
CV:若本規夫
帝国の象徴的存在。記憶改竄のギアスを持つ。
弱肉強食を唱える競争主義者。妻は108人おり、皇位継承権を持つ皇子・皇女同士を競わせ、勝ち残った者を跡継ぎにするというスタンスを採っている。
皇位争いが続き衰退していたブリタニアを建て直し世界唯一の超大国にまで押し上げた英雄だが、現在は強大な軍事力を用いて世界制覇のための侵略戦争を繰り広げている。
何者かによるマリアンヌ殺害後、その子供であるヴィ兄妹を日本へ移した。
第99代皇帝
CV:福山潤
シャルル消滅後自ら皇帝に即位。絶対遵守のギアスを持つ。
即位後は、貴族制度の廃止・歴代皇帝陵の破壊・財閥解体・各エリアの解放など、歴代皇帝とは全く正反対の政策を実行。
ナンバーズからは正義の皇帝と崇められ、『即位間も無くしてブリタニアの文化を全て破壊した皇帝』として歴史に名を残す。
しかし、超合集国との交渉中に各国代表を人質に取る暴挙に出て、世界支配を目論む本性を露わにしたため、一転して悪逆皇帝と呼ばれ恐怖と憎悪の対象となる。
第100代皇帝
CV:名塚佳織
ルルーシュに対抗する形で皇帝を僭称。ギアスは持たないが、触れた相手の真意を見抜く体質を持つ。
実戦指揮は異母兄シュナイゼルが行っており、殆ど傀儡に近い立ち位置ではあるが、戦略兵器フレイヤを発射するための「ダモクレスの鍵」は彼女が所有している。
ゼロレクイエム後、正式に皇帝に即位したが、彼女の代で帝政を廃止して国号をブリタニア公国に改めたため、最後のブリタニア皇帝となった。