ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

天空要塞ダモクレス

てんくうようさいだもくれす

天空要塞ダモクレスとは、『コードギアス反逆のルルーシュR2』に登場する要塞。
目次 [非表示]

概要編集

シュナイゼル・エル・ブリタニアカンボジアのトロモ機関に指示して建造した、巨大なを思わせる空中要塞。全高は3000m程

双貌のオズ』によると『R2』開始前から建造が始まっていたらしく、その建造には莫大な費用がかけられている。


絶対的な制空権を確保することを目的とし、4基の大型フロートユニットによる単独飛行が可能。

上昇高度300km以上、その気になれば大気圏離脱すら出来、これにより地表の相手の反撃が届かない位置から一方的な攻撃を行うことができる。

さらには同じ空中から攻撃しようにも、各所に高出力のブレイズルミナス発生装置が配備されており、これで全体を覆いつくすことで絶対的な防御力を実現させている。

最下部には高出力核弾頭フレイヤの発射口が装備されており、フレキシブルに稼働させることで様々な場所に発射することができる。フレイヤを発射する際には、「ダモクレスの鍵」という頭頂部にボールペンのようなボタンが付いた杖のようなアイテムを使用する。

フレイヤ以外の武装はなく、搭載しているナイトメアフレームモルドレッドのみ。


内部は階層式となっており、制御用の管制フロアの他、最上階には宮殿型の建造物があり、その中には庭園が存在している。庭園の天井部分に巨大な照明がぶら下がっているが、これもフレイヤであり万が一のための自爆装置となっている。

通路もナイトメアフレームが走行できるほどの広さを持つが、その他の構造面でも不明な部分が多い。


弱点として、フレイヤを発射する際には発射口部分のブレイズルミナスを部分解除しなければならず、そこを突かれて侵入されたり、攻撃されようものならフレイヤが誘爆する可能性もある。また、この手の要塞でありがちな弱点として、万が一にも敵に内部に突入されれば完全に無防備になってしまい、ブレイズルミナスのシステムを破壊されれば丸裸となる他、フロートシステムを破壊されれば墜落するという古典的な弱点を抱えている。


シュナイゼルはルルーシュを倒した後、ダモクレスを高度300kmまで上昇させて世界の各地にフレイヤを打ち込むことで恐怖による強制的な平和を実現させようという計画を考えていた。つまり、ルルーシュが勝とうがシュナイゼルが勝とうが最終的に勝つのはブリタニアで、ただその統治者が違うだけであった。


小説版ではナナリーもシュナイゼルの意図を察しており、もしも生き延びていた場合にはアーニャにモルドレッドでダモクレスを中から破壊するように頼んでいた。


奪還のロゼ』では、予備機とフレイヤの残存弾頭がネオ・ブリタニア帝国に奪取されており、その戦力・圧政の象徴としてホッカイドウに陣取ってしまっている。

予備機ゆえに気密性が劣化している事から超高度までの上昇というシュナイゼルがやろうとしていた目論見と同じことはできないが、それでも巨大な天空要塞という圧倒的な戦略的優位性に違いはない。


劇中での活躍編集

反逆のルルーシュ・双貌のオズ編集

ルルーシュの第99代ブリタニア皇帝即位とほぼ同時期に完成し、シュナイゼル一味やナナリーを乗せて出撃。

神聖ブリタニア帝国の首都ペンドラゴンにフレイヤを発射し、ギアスをかけられていたブリタニア皇族もろとも多くの一般市民を虐殺した。


その後は黒の騎士団と合流。ルルーシュ率いるブリタニア軍との最終決戦に挑むが、黒の騎士団がルルーシュの策略にはまって大打撃を受けると彼らを見限り、フレイヤを連射して人質ごとルルーシュを葬ろうとした。

しかし、ニーナ・アインシュタイン開発のアンチフレイヤシステム・「フレイヤエリミネーター」でフレイヤを無効化され、内部にルルーシュと枢木スザクの侵入を許してしまう。

シュナイゼルは万が一にと考えていた最後の手段としてダモクレスを自爆させ脱出を試みるが、それさえも予測していたルルーシュのギアスによって傀儡にされてしまい、自爆は解除。ダモクレスの鍵もナナリーにかけたギアスによってルルーシュの手に渡り、完全にルルーシュの支配下となった。


その後、エリア24総督のマリーベル・メル・ブリタニアに管理を委託されていたが、グリンダ騎士団とピースマークの連合軍が強襲、管理していたマリーベルも消息を絶つことで陥落した。なお、この時既にフレイヤはダモクレスに存在しなかった。


ゼロレクイエム完遂後は人々の憎しみの象徴として残りのフレイヤと共に太陽に投棄され消滅した。


奪還のロゼ編集

ホッカイドウに移送された予備機が残ったフレイヤと共にネオ・ブリタニア政庁の前宮の前に鎮座しており、フレイヤの破壊力とダモクレスの堅牢さを知る黒の騎士団が手を出せないでいる要因の一つにもなっていた。


アインベルクが四人倒れた後、ヴァイス・ルークのディボック・メルテが指揮官としてサッポロゲットーに潜伏するテロリストをゲットー諸共殲滅すべくダモクレスを運用し、七煌星団とナナシの傭兵が半壊状態の北狼軍及び東の暁旅団と同盟を結んで迎え撃った。

ニーナが開発した新型の「フレイヤ・エリミネーター」でフレイヤを阻止された上に、ブレイズルミナスを突破され、4基あるフロートユニットの内3基が破壊された事で高度を落とされ、さらに地上からの砲撃で発射口を破壊されてフレイヤの発射もできなくなってしまう。


追い詰められたディボックがフレイヤを直接抱えて自爆特攻を仕掛けるもナナシの傭兵によって阻止されたが、クリストフ・シザーマンが最後のフレイヤでダモクレスの最上層を破壊し撃墜。

ロゼのハッキングによってかろうじて制御する事で都市部への落下は避けられ、七煌星団の奮戦で落下する瓦礫も減らした事で被害は最小限に抑えられた。


なお、地上部隊の指揮を執っていたナラ・ヴォーンは「最初からダモクレスを廃棄するのが目的であったのでは?」と疑っており、その懸念は当たっていた模様。


ロストストーリーズ編集

※各ステータスは9段階改造時のもの


所属ブリタニア軍COST28
MOVE TYPE飛行BLOCK-
ATK TYPE遠隔DEF400
WEAPON範囲内の敵4体を攻撃ATK400

スキルF.L.E.I.J.A.
コストを30消費し発動可能。範囲内のユニット全体に399999の固定ダメージを与える。自身が30秒間KMFスキル発動不可。
特性1最大HP固定値アップ
バトル中、自身の最大HPが固定値で1万上昇。
特性2一定以下全ダメージ無効
バトル中、自身への1999以下のダメージを無効にする。(全ダメージ種別が対象)
特性3出撃可能数追加消費
バトル中、このユニットを配置した際、出撃可能数を追加で2消費する。
特性4一部スキル効果無効
バトル中、自身に対するスキルによるHP回復効果、ステルスの対象にならない。

第2部13章と共に実装。スカウト(ガチャ)では、☆4シュナイゼル【世界が平和を私に望むのならば】とセットで入手可能。

プレイアブル側では初の飛行ユニットで、一切ブロックできず、2×2マス占有する代わりに進入禁止エリアや配置禁止マスにも自由に配置可能。

通常攻撃の範囲も広いが、目玉は一撃必殺の破壊力を持つKMFスキルがだろう。特に専用機ボーナスが入れば、999999に跳ね上がり、スキル使用不可時間も20秒に短縮される。他にも、最大HP上昇が3万、ダメージ無効量が5999へとそれぞれ増加するため、セットになっているシュナイゼルに乗せるのがベターとなっている。

欠点は自爆などの割合ダメージに対する弱さで、リジェネやステルスが効かない特性から、回復する間もなく撃墜されかねない。シールド状態の付与などでカバーしたい。


スキル攻撃のみに絞ったボム運用ならば入手しやすい☆3シュナイゼル【微笑みの宰相】でも問題ないため、課金購入する事も視野に入る。


なお、イベントの「KMF討伐戦」においては、ボスをスキル1発で倒しつつ莫大なスコアを叩き出すバランスブレイカーとなっている。


関連項目編集

コードギアス反逆のルルーシュR2 コードギアス奪還のロゼ ロストストーリーズ

フレイヤ(コードギアス)

ダモクレスの剣:名称の由来となった故事

関連記事

親記事

神聖ブリタニア帝国 しんせいぶりたにあていこく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 149

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました