舞台版演者:小見川千明
概要
アッシュフォード学園生徒会所属の少女で、ミレイ・アッシュフォードとは幼馴染。
人物
内気で引っ込み思案な性格であり、人付き合いも余り得意な方とは言えず、自分から他人に積極的に関わろうとする性分ではなく、生徒会所属以前は孤立しがちだったが、世話好きで真逆な性質のミレイのお陰で問題なく学生生活が送れるようになっており、彼女には恩義の感情も抱いている。
反面、興味を抱いた物事に対する情熱は並々ならぬものがあり、一度思い立つと、普段の彼女からは考えられないほど高い行動力を見せることもある。
しかし一方で、同年代の少女たちと比較しても背が低く体格も華奢な自身の容姿にコンプレックスを抱いており、別段人種差別主義者というわけではないが、過去イレヴンに暴行されかけた経験が深刻なトラウマとなっており、イレヴンを病的に恐れ嫌悪している。
科学に造詣が深く、ウランの核分裂とウラン濃縮の可能性についての研究をしていた。
作中での動向
コードギアス 反逆のルルーシュ
河口湖でのホテルジャック事件で人質となった際、実行犯の日本解放戦線メンバーに乱暴されそうになったところをユーフェミア・リ・ブリタニアに救われたことから、彼女に対して並々ならぬ憧れと思慕の念を抱くようになる。
ユーフェミアの日本人虐殺に端を発するブラック・リベリオンで、ゼロにユーフェミアが殺された時には狂乱し、学園を占拠した黒の騎士団に対し、自身が開発した新型爆弾を持ち出して報復を行おうとした。
コードギアス 反逆のルルーシュR2
第1期で研究していたテーマがロイド・アスプルンドの関心を得て才能を見出され、シュナイゼルによりブリタニア帝国の研究チーム「インヴォーグ」のチーフに招かれたため、学園を去っており、皇帝の記憶操作のギアスを掛けられていない。
ゼロへの憎悪は未だ激しく、それが大量破壊兵器『フレイヤ』の開発へ繋がっている。
しかし、実際の破壊力についてはデータ上で漠然としか把握していなかったため、スザクによって実際に使用された際には齎された被害の前に愕然とし、逃げ出した。その際、再会したミレイとリヴァルに保護された。
その後、フレイヤ対策を図るルルーシュ陣営に招かれ、フレイヤ・エリミネーター開発を任される。この時に、ゼロの正体やブラックリベリオン時のユーフェミアの真実を聞かされ、「(ルルーシュは)許せないけど、自分の罪を贖うため」にゼロレクイエムに協力することを決意する。
コードギアス 復活のルルーシュ
増援部隊の一員としてジルクスタン王国に赴き、ロイドやセシルと共に潜入工作を担当する。
脱出途中でスウェイル・クジャパット率いる部隊の襲撃を受け、負傷したセシルに代わりムーサを操縦した。
コードギアス 奪還のロゼ
第2幕に登場。
フレイヤがネオ・ブリタニア帝国に利用されていることに心を痛めており、開発者としての責務から新型エリミネーターを携えホッカイドウブロックを訪れた。
他作品において
ゲーム作品
本作では、アッシュフォード学園編における中心人物の一人にして、ブルームーン編におけるヒロインの一人。
このシナリオでは核分裂に関する研究を行っており、危なげな言動が多い。
原作同様、ユフィのことを好いているため、主人公とは親密となっても恋仲にはならない。
なお、黒の騎士団ルートとブリタニア軍人編ルートでは、原作においてニーナがゼロへの憎悪に囚われるきっかけとなった「血染めのユフィ」の惨劇が主人公によって未然に阻止されるため、彼女も救済されることになる。
余談
『コードギアス反逆のルルーシュ』で、主人公のルルーシュ・ランペルージを演じた声優の福山潤氏は、リヴァル・カルデモンド役の杉山紀彰氏と共にパーソナリティを務めたインターネットラジオ番組『コードギアス 反逆の山々』にて、本作の好きな女性キャラにニーナを挙げている。
1期では、ユーフェミアの写真を見ながら自分の世界に耽るという一幕があった(1期は深夜帯での放送だから出来た描写とも言える)。また、23話でユーフェミアの死を知った際に悲しみのあまりに顔芸をしてしまい、視聴者からネタにされることに。
関連タグ
コードギアス 反逆のルルーシュ コードギアス 反逆のルルーシュR2
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