「姫様、生きてください、生きて———」
プロフィール
概要
コーネリアの騎士にして彼女の親衛隊隊長。
異名は「帝国の先槍」で、コーネリアの選任騎士に選ばれる前から、ジェレミア同様ナイトオブラウンズにも一目置かれるほどの卓越したKMF操縦技量を誇ったエース級パイロット。敵からは恐れられ、味方からは尊敬される優秀で真面目な男で、忠義を何よりも重んじている。故に不忠者には一切の情を持たない。ジェレミアへのオレンジ呼びもそれが要因。
R2では、コーネリアが失踪した事から客員騎士という待遇でエリア11に留まっている。カラレス総督が副総督共々戦死した際には一時指揮を執ったが、昨年のジェレミア達純血派が起こしたクーデター紛いの騒動が記憶に新しい事もあって「これは権力掌握ではない」とコーネリアの名を添えて念を押した。
その後ナナリーが総督となってからもエリア11での軍務を纏めており、スザクに対して学友の大切さを諭す事もあった。
だが、超合衆国連合との戦争を前にジェレミアから「コーネリアの居場所を知っている」と呼び出しを受け、待ち合わせ場所に現れたルルーシュによって「首に指を当てたルルーシュをコーネリアと認識する」ギアスをかけられる。
これによってシュナイゼルの策略で捕らえられたルルーシュを解放し、その後の第二次トウキョウ決戦にも黒の騎士団側で参戦するが、最後はフレイヤから身を挺してルルーシュ(=コーネリア)を守り、その大爆発に巻き込まれる。
これによって死亡したかと思われたが生存しており、蓬莱島にてコーネリアと再会する。なお、さすがに無傷ではなく、以降は後遺症の影響からサングラスを掛けている。
『復活のルルーシュ』では、これまで通りコーネリアに随伴しており、仮面を外したルルーシュにコーネリアと共に協力、ナナリー救出作戦に参加している。
『奪還のロゼ』でもコーネリアに随伴しており、共に皇神楽耶の説得へ向かっている。
余談
『親衛隊編』ではコーネリアから「ギル」と呼ばれている場面もあり2人の信頼、親愛度はなかなかのものと思われる。
いつもはライに対しても優しく良い上司である。だが誰でも機嫌が良くない時はあるもので、ギルフォードの態度から機嫌が悪そうだと察したライは殿下の話を振ろうと何の気なしに「コーネリア殿下はいつみてもお綺麗ですね」と話したライに「なっ……貴様! それはどういう意味で言っている! 返答次第では、ただでは済まさんぞ」と怒り、気に障ることを言ってしまったのかと予想外な反応に動揺しながら「い、いえ……その、高貴で美人で殿下の様な方が総督でよかった、と思っただけなんですが……」と説明しても「なにを当たり前のことを言ってるんだ、貴様は」と返された。その後も苦言は続き、ライはその場から逃走、機嫌が悪い上に殿下の話は藪蛇だったと痛感させた。
関連イラスト
関連タグ
コードギアス コードギアス反逆のルルーシュ コードギアス反逆のルルーシュR2
コーネリア・リ・ブリタニア アンドレアス・ダールトン 枢木スザク
ギルフォード…フルネームで呼ばれたり表記されない場合は、単に「ギルフォード」とされることが多い。ピクシブにおいても、こちらの表記の方がタグ登録は多い。
パトリック・コーラサワー:気の強い女上官に対しどこまでも一途且つ忠誠心が高く、絶望的な状況で辛くも生還するなど扱いが少し似通っている。こちらは最終的にその上官とゴールインしている。