概要
CV:髙橋ミナミ
主人公の伯母。妹である主人公の母親に偏愛を向けていて、主人公とも因縁があるようだが…?
メインストーリー10章から登場。ただし8章の時点から存在事態は言及されていた。
上級貴族でありながら企業家でもあり、本国でディゼル・インダストリーのCEOを務めている。主人公の母親の姉という割には若く見えるが、サイバネティック技術で若い姿のままでいる事が語られているので、R2のオレンジ卿と同じサイボーグだと思われる。
ディゼル家としては異例なことに経営者や戦闘員としての才能にあふれているようで、ブリタニアにおいては心臓を確実に貫く戦い方から「クラッシュハート」の異名を持つ。事実幾度となく主人公の前に現れて戦うことになるが、機体性能の差を差し引いても有利に立ち回っており、ラウンズやカレンも目を見張るほど。
人物像
典型的なブリタニア貴族らしく、ブリタニア人以外の人種を「サル」、「ブタ」と呼んで完全に見下している。妹のヴァニエラを溺愛するが、その偏愛ぶりはルルーシュやコーネリアの比ではなく、ヤンデレもしくはクレイジーサイコレズレベルにまで至っており、妹の息子/娘である主人公への執着心も尋常ではなく、その有り様に主人公は完全に恐怖している。
第2部10章以降のネタバレ
以下、作品の根幹に関わる重大なネタバレ
主人公の家族を殺害した張本人
第2部10章以降において、狂気に満ちた最悪な本性が明らかになる。極東事変の際にシズオカにあった百目木研究所を襲撃して主人公の両親を殺害した上、主人公の母親であり実妹のヴァニエラを剥製にする凶行に及んでおり、主人公も妹と同じく剥製にする為に執着していた。本人は『愛』と称しているが(なお、学生時代にはヴァニエラに言い寄った人間を悉く叩きのめしている)、非常に独善的かつ狂気に満ちており、その性質を理解するのは側近のジョアンナだけであった。
更に12章ではヴァニエラと主人公の妹リーナをも殺害して心臓を食していたことが判明。カーリーはこの行動を「私の中で永遠に一緒になった」と考えている。この際、主人公は母親の心臓が喰われる瞬間を目撃していたが、あまりにもショッキングな光景だったため記憶喪失になった。
様々な悪人が登場するコードギアスシリーズだが、ここまで突き抜けた狂気を持った人物は他に例が無い。