マグダラ(コードギアス)
まぐだら
『コードギアス反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』に登場するナイトメアフレームで、カーリー・ディゼルが自身の専用機として秘密裏に製造した未登録の機体。
深紅のカラーリングと頭部の派手な金色の装飾が特徴の機体で、このため「金カザリ」と呼ばれている。
ランスロットに匹敵する高い性能を持っており、ストーリーでは強化・改造を繰り返しながら、幾度となく主人公(マリオ / マーヤ)の前に立ち塞がる。
- 第一形態
第1部10章にて初登場した時の形態。また、「KMF討伐イベントScene.01」でストーリー登場に先駆けて謎のボス機体として登場していた。
武装はブリタニア軍から鹵獲したグロースター用の電磁ランスのみとなっている。
式根島基地のナイトメア部隊を一蹴して主人公を強襲。あと少しのところまで追い詰めるも、C.C.の介入とブリタニア軍の増援が来たため撤退した。
- 第二形態
第1部13章に登場した時の形態。
右腕が「ハートブレイカー」と呼ばれるパイルバンカー型の武装に換装されているのが特徴。
ブラックリベリオンの最中、ブリタニア軍も黒の騎士団も構わず襲撃し、主人公を強襲。サザーランド・カスタムを撃破して追い込むも、主人公が付近に放棄されていた蒼月に乗り換えたことで第2ラウンド開始ばかりに挑まれる。
最終的には左腕を大破させられたことで、撤退せざるを得なくなった。
- 第三形態
第2部4章から10章の時点での形態。
フロートユニットを装備し、左腕に盾も兼ねるほど巨大なブレード型の武装「ボーニングブレイド」が取り付けられている。
4章にて太平洋上にてブリタニア軍と黒の騎士団の戦闘中に乱入。相手取った主人公の駆るアロンダイトのフロートを破壊して捕縛寸前まで追い詰めるも、主人公が機体を自爆させ行方をくらましたため撤退する。
8章ではギアス嚮団殲滅作戦を展開する黒の騎士団の前に現れる。最終的には、主人公が心を乱していた隙をついて空明蒼月を全身バラバラにして捕縛に成功する。
10章では、自身の工房で製造した姉妹機に当たる新型ナイトメアを鹵獲した主人公を相手取る。マグダラの調査に来ていたサファイアらの介入もあり最終的に撃破される。
- 第四形態
第2部14章終盤から登場した形態。
一度大破した事もあって第三形態から大幅に改造が加えられており、フロートユニットを大型のものに換装して、サザーランドをパーツとして組み込んだことで機体そのものもかなり巨大化している。ルミナスコーン発生器を搭載した超大型腕「ギガンティックアーム」と周囲のナイトメアの制御を乗っ取るシステム「セルブ・フランベ」を装備しており、もはやナイトメアフレームとは呼べない異形の姿となっている。
富士山上空で勃発した、ルルーシュ率いるブリタニア軍とシュナイゼル・黒の騎士団連合軍による最終決戦の最中に現れて、主人公目掛けて一直線に突入した。「セルブ・フランベ」などを利用して優位に戦闘を進めたが、主人公に心を乱された上に自滅覚悟の特攻を仕掛けられて生じた隙に貫手によりコックピットブロックを攻撃される。そして、最後はパイロットのカーリーが射殺されたことで敗北した。
※各ステータスは、全武装9段階改造時のもの。
- 電磁ランス
所属 | Disel Ind. | COST | 11 |
---|---|---|---|
MOVE TYPE | 地上 | BLOCK | 1 |
ATK TYPE | 近接 | DEF | 270 |
WEAPON | 前方2マスの範囲内の敵2体に攻撃 | ATK | 310 |
スキル | 電磁ランス |
---|---|
一定時間毎に発動可能。範囲内の敵3体に5.5倍の攻撃力で攻撃し、3秒間スタン状態にする。このスキルで敵を倒した数だけHPが30%回復する。 |
- 第二形態
所属 | Disel Ind. | COST | 12 |
---|---|---|---|
MOVE TYPE | 地上 | BLOCK | 1 |
ATK TYPE | 近接 | DEF | 275 |
WEAPON | 前方1マスの範囲内の敵2体に攻撃 | ATK | 315 |
スキル | ハートブレイカー |
---|---|
範囲内の敵3体に89999の固定ダメージを与える。 |
- 第三形態
所属 | Disel Ind. | COST | 13 |
---|---|---|---|
MOVE TYPE | 浮遊 | BLOCK | 1 |
ATK TYPE | 近接 | DEF | 290 |
WEAPON | 前方、左右、斜め前の各1マスの範囲内の敵2体に攻撃 | ATK | 330 |
スキル | ボーニングブレイド |
---|---|
周囲8マスの範囲内の敵4体に6.5倍の攻撃力で攻撃し、8000の固定ダメージを与える。 | |
特性 | ボーニングブレイド |
KMFスキルを1回発動する毎に発動。範囲内の敵全体を吹き飛ばします。スキルレベルが5の場合に6マス吹き飛ばします。 |
- 第四形態
所属 | Disel Ind. | COST | 14 |
---|---|---|---|
MOVE TYPE | 浮遊 | BLOCK | 2 |
ATK TYPE | 近接 | DEF | 265 |
WEAPON | 前方2マス、斜め前及び左右1マスずつの計6マスの範囲内の敵3体を攻撃 | ATK | 355 |
スキル | ギガンティックアーム |
---|---|
計20マスの範囲内の敵5体に8.5倍の攻撃力で攻撃し、29999の固定ダメージを与え、3秒間スタン状態にし、0.3秒間隔で2%の持続ダメージを与える。 | |
特性 | セルブ・フランベ |
バトル中、コストを消費することで配置できる、範囲内の敵3体に1.5秒間隔でダメージを与える耐久値を持つヴィンセント・ウォードを1機使用可能になります。配置コスト、耐久値、固定ダメージがKMFスキルレベルに応じて強化されます。スキルレベル5の場合に消費コストが15になり、耐久値が20になります。 | |
特性 | セルブ・フランベ |
バトル中、コストを消費することで配置できる、範囲内の敵2体に1秒間隔でダメージを与える耐久値を持つ暁量産型可翔を1機使用可能になります。配置コスト、耐久値、固定ダメージがKMFスキルレベルに応じて強化されます。スキルレベル5の場合に消費コストが15になり、耐久値が30になります。 |
解説
機体本体はショップにて騎士団メダル3000枚で購入可能となっており、第二形態は武装解放アイテムの「ハートブレイカー」をショップにて騎士団メダル1500枚で購入することで使用可能となるため、騎士団(ギルド)に入りゲームを地道に進めていけば入手可能となっている。
ただし、2.5周年で実装された第三形態及び第四形態は限定スカウト(ガチャ)にて☆4カーリー【私の愛を注いであげる】を初回入手した際に同時に手に入る「マグダラ強化回路」を用いて武装解放することで使用可能となるため、こちらの入手難易度はかなり高くなっている。
第一形態となる「電磁ランス」は、近接機体としては初の時限式のスキルとなっており、範囲内の敵にスタンをばら撒ける他、スキルで撃破した場合HPを回復可能となっている。このスキルに加えて、実装当時としては優秀な火力と攻撃範囲で活躍した。2025年1月現在では型落ちとなってしまっているが、ストーリーを攻略する分には十分使える性能となっている。
第二形態の「ハートブレイカー」はスキルで最大89999の固定ダメを与えらるのが最大の特徴となっている。実装当時の環境基準では破格のダメージであるが、最短でも9回攻撃しないとゲージが貯まらないこともあり、自身のKMFスキルゲージを貯められるパイロットに乗せてのボム運用やKMFスキルゲージを補助するパイロットとの組み合わせなどで活躍した。
なお、現在はインフレによってこのダメージ量では最高位難易度ステージのボスには通用しなくなっている。
第三形態の「ボーニングブレイド」は、ATK330・DEF290と攻防共に優秀な数値を持っており、その上KMFスキルを発動する度に範囲内の敵を吹き飛ばすことが可能。
十分に強いのだが、後述の第四形態の方が優秀な上に解放条件がそちらと同じというのもあって、こちらが使われることは基本的にない。
なお、上記の「ハートブレイカー」にも言えるが、改造7段階で全武装のATK・DEFが強化されるため、使わないとしてもここまでは改造を進めておきたい。
第四形態の「ギガンティックアーム」は、ATK355という高い火力と計20マスという非常に広いスキル範囲を持っている上に、高い固定ダメージに加えてスリップダメージとスタンのオマケまで付くという攻撃面は近接機体としてトップクラスの性能となっている。
その上、特性の「セルブ・フランベ」によって罠ユニットのKMFを計2体召喚可能で、これらは自動的に追尾移動して雑魚を殲滅してくれたり、HPがダメージの量に関わらず回数で計上する事から強敵を引き付ける囮になったりと、様々な形で活躍可能な利便性の高いものとなっている。なお、回復は不可能な上に一度撤退させてもHPはそのままで、撃破されるとそのステージでは使用不能になってしまう。また、スリップダメージが苦手で、受けると瞬く間にHPが減って撃破されてしまうので、通常攻撃で付与する鋼髏やフィールド全体にばら撒くスキルを持つボスがいるステージでは注意しておきたい。
ただし、防御面はDEF265とやや低めの数値で、コストも「セルブ・フランベ」の分も含めると高く付くため、その辺りは配置や編成によってカバーが必要である。