概要
卵型のボディが特徴で、一般機は濃緑色、大宦官側の機体は赤茶色の機体を使用している。
所謂『ナイトメアもどき』と呼ばれる出来損ないの機体の一種。
他国に比べて技術が低いため二足歩行ができず両足、尻尾に固定装備されたランドスピナーで滑走する。コックピットは他国と違い前から搭乗する。
なお、本機はマニュピュレーターがないと思われがちだが、折り畳み式のマシンガンのすぐ前に三つ指式のものが内蔵されていて、使用時はそれが展開する。
性能はお世辞にも良いものとは言えず、ゲーム『LOSTCOLORS』では「あらゆる能力が劣るが、ただ一つ生産性が勝っている」と評されているように、ブリタニアのサザーランドやグロースターにはまるで及ばず、単体ではまず歯が立たない。
しかし、生産性の高さから数だけは非常に多く、正面方向への火力が高いという利点も存在する。これにより、隊列を組んで一斉攻撃を行うことで数の利点を効率的に活かすことが可能となっており、場合によっては格上の相手を圧倒するほどの戦力に化ける。
また、生産国である中華連邦は平原を主とする広大な国土を持つことから、防衛戦では地の利に加え、本機の性能と利点が最大限に生きる条件が揃っている。
なお、アプリゲーム『ロストストーリーズ』では、仕様違い等を除くとテレビアニメ1期に登場した機体で唯一プレイアブル化されてない。
敵側の機体としては登場しており、射程の長さと通常攻撃毎にスリップダメージを付与する特性によって上述した「数の暴力で攻められると厄介な性質」を表現している。
武装
- 折り畳み式マシンガン×2
- キャノン砲×2