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サザーランド

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さざーらんど

ここでは『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場する量産型ナイトメアフレームについて解説する。

曖昧さ回避

  1. 地名や人名(キーファ・サザーランドドナルド・サザーランドなど)。
  2. 日本のロックバンド名。2001年に山形県にて、幼馴染み4人同士で結成。2004年にメジャーデビューし、2007年活動休止。『陰陽大戦記』や『ワンワンセレプーそれゆけ!徹之進』のOPを担当した。
  3. コードギアス』シリーズに登場するナイトメアフレーム(メカニック)。

ここでは3.について解説する。

スペック

形式番号RPI-13
分類第五世代
所属神聖ブリタニア帝国
全高4.39m
重量7.48t
武装スラッシュハーケン×2、対人内蔵機銃、スタントンファ、アサルトライフル他

概要

グラスゴーに代わる神聖ブリタニア帝国の主力量産型KMF

第五世代ナイトメアフレームに分類される機体であり、対ナイトメアフレーム戦を想定し、機動性や白兵戦能力の強化に重点が置かれた設計が為されているのが特徴。

その他のスペックもグラスゴーを上回っており、基本コンポーネンツを流用しながらもコクピットの居住性が向上されているなど、グラスゴーからの実戦でのフィードバックを盛り込み、より高い完成度を目指して様々な試行錯誤が施されている。

その生産数は非常に膨大であり、カラーバリエーションも非常に豊富だが、一方でレジスタンス組織など敵に鹵獲され使用されることも少なくなかった。

とにかく数多く登場しては撃破されていくという本作の「やられメカ」筆頭。

第七世代以降のナイトメアフレームの本格実戦配備が進んでいる『R2』の時代においても、ブリタニア側の主力機として広く運用されている。

武装

一般機、純血派機などで幅広く使用されているものを掲載する。

アサルトライフル

KMF用の手持ち式射撃兵装。実体弾を高速で連射するリニアガン。

基本的な武装で、ほとんどの機体が装備している。グラスゴーグロースター、第七世代のヴィンセント・ウォードまでもが使用するブリタニア軍KMFの共通装備。

背面腰部に懸下可能。

大型キャノン

アタッシュケースのような形に折り畳むことができる、KMF用のロケット砲。

こちらもグラスゴーやグロースターが運用するものと同一。

両手で構えて撃つ精密射撃のほか、スタントンファと同じ接続口に固定することにより走行しながらの射撃も可能。

スタントンファ

オプション兵器のひとつで、両腕下部に装備する格闘戦用の武装。打撃と共に接触面から相手に電流を流す。

非使用時は後方に折りたたまれるため、これを装備していても他の武器を使うことができる使い勝手のいい武装……なのだが、威力不足ゆえか本編劇中にこれで撃破された機体は存在しない。

対KMF用大型ランス

通称"電磁ランス"。白兵戦用の巨大な突撃槍。

接触した部分から電流を流し、最大出力時には装甲を融解させることも。電力抜きでもKMFの前面装甲からコクピットまで貫通させることができる。

グロースターのものと違い、銀色でシンプルな形状。

貴族・騎士文化が色濃く残るブリタニアにおいては、儀礼的な役割も担っている。

ケイオス爆雷

サザーランドの腰部側面ラックに収納される、手投げ式の使い捨て武装。

爆雷と名に付くが、指向性のある手榴弾といった方が近い。

空中に放り投げると固定具が外れ展開し、露出した射出口が高速で回転、一定範囲に小さな弾を乱射する。

復活のルルーシュでは人間用サイズのものを篠崎咲世子が使用している。

ザッテルヴァッフェ

オプション兵器で、左右の背部ハードポイントに装着する五連装ミサイルランチャー。フロートユニットとの併用はできない。

日本語に訳すなら「鞍武器」といったところ。ブリタニアにとってKMFが騎士の鎧・馬の延長線上にあることを表している。

バリエーション機

純血派仕様

純血派の騎士たちが使用するカラーバリエーションの一種だが、サザーランドといえばコレを思い浮かべる人が多いだろう。

肩とファクトスフィアが赤く塗装されている以外は通常仕様機と全く差異は無い。

ジェレミア・ゴットバルトヴィレッタ・ヌゥキューエル・ソレイシィらが乗っていた他、ルルーシュ・ランペルージもヴィレッタから強奪した際に乗り込んでいる。

黒の騎士団仕様

黒の騎士団に鹵獲され、緑色にリペイントされたもの。

ブラック・リベリオンでは、黒の騎士団側の主戦力として多数登場している。

サザーランド・エア

フロートユニットを搭載し、単独での飛行能力を得た機体。

アニメ第2期において、神聖ブリタニア帝国の主戦力の一角として多数登場している。

サザーランド・エア(特別派遣嚮導技術部仕様)

アニメ第1期に登場した、特派仕様の白いカラーリングのサザーランド・エア。

ブレイズルミナスを搭載しているなど、ランスロットに使われた技術が量産機でも実用化出来るか試験するための検証機。

セシル・クルーミーが搭乗し、ゼロの騙し討ちでゲフィオンディスターバーに引っ掛かり、行動不能となっていたランスロット・エアキャヴァルリーの救出を支援した。

サザーランド可翔式

純血派仕様のサザーランドに、飛翔滑走翼と大型キャノンを装備した機体。

黒の騎士団へと寝返ったジェレミアが、ゼロ(=ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア)に対する忠誠の証として乗り込んだ機体。

黒の騎士団では既になど新型機を主力としていたにもかかわらず、上記の理由から敢えて改造機とはいえ旧式に過ぎないはずの本機を選んでいる。

後に装備を取っ払われ、サザーランドJへと改修される。

ユーロ・ブリタニア仕様

アニメ『亡国のアキト』に登場したユーロ・ブリタニアで使用されているサザーランド。メイン画像のものがコレ。

所属によりカラーリングが異なるが、基本性能は通常型と同じ。

トマホークや折りたたみ式シールドなど、ブリタニア本国にはないオプション装備を運用している。

飛行船ガリア・グランデには【ドローン仕様】の機体が多数搭載されたが、戦闘力はそう高くない。

サザーランド・グリンダ

小説/漫画『双貌のオズ』に登場した、グリンダ騎士団所属のサザーランド。

騎士団特有のカラーリングである赤と黄色で塗装されている。

サザーランド・アイ

漫画『双貌のオズ』に登場したサザーランドの実験機。

頭部のファクトスフィアを高性能なものに変更、更に準ドルイドシステム「ウァテスシステム」を搭載した外部ユニットが接続されており、索敵・指揮機能は向上、戦場の状況を瞬時に把握する事が可能となった。 コックピットも改装され、ウェテス使用時はヘルメットタイプの端末が操縦者の頭部を覆う。

武装はシュロッター鋼製ナイフと量産試作型のヴァリスであり、グリンダ騎士団所属というだけあって実験機としての側面が色濃い。尚、ヴァリスのエネルギーを賄うため左腕にユグドラシルドライブが外付けされている。

漫画『双貌のオズO2』では、新型機の「シェフィールド」が配備された事で出番を終えた。

サザーランド・スナイパー

漫画『双貌のオズ』に登場したサザーランドの狙撃仕様。

右手に狙撃用携行型のハドロン砲を、左手に大型シールドをそれぞれ保持している。

頭部のファクトスフィアをはじめ機体各部の装甲も変更されている。

サザーランドW

漫画『双貌のオズ』に登場した「サザーランド・イカロス」のコアユニット。

基本的にサザーランドJとほぼ同じ外観をしているが、これは開発したウィルバーが黒の騎士団にその技術を売り渡したためで、時系列的には逆になる。(あちらがこちらを模して造られた。)

警備騎士団仕様

漫画『双貌のオズ』に登場した警備任務用のサザーランド。

高威力のコイルライフルと小型シールドを携行する。

プルートーン仕様

小説/漫画『双貌のオズ』『白の騎士 紅の夜叉』などに登場する特殊部隊「プルートーン」仕様のサザーランド。

「黒いサザーランド」と呼称される通り黒を基調とした暗い外見をしている。基本的には通常機と変わらないが、内部フレームやOSに相当手が加えられており、パイロットの腕と合わさって高い戦闘力を誇る。

弾薬も高性能な「イジリウム弾」を使うのが特徴。(一般機はタングステン弾)

ブルーバロンズ仕様

小説『双貌のオズ』に登場した特殊部隊「ブルーバロンズ」仕様のサザーランド。

パイロットが皆男爵位以上の爵位を持つ貴族であるため、機体も青・白・金を用いた派手なカラーリングとなっている。

サザーランド・エア浮遊航空実験機

小説『双貌のオズ』に登場したサザーランドの実験機。

フロートユニット量産に向けてR2以前に製造されたフロート装備であり、特派仕様とは異なり本体は通常機と同型。

エストレヤ

小説/漫画『双貌のオズO2』に登場したサザーランドのコピー機。

エリア24(旧スペイン)のテログループ「マドリードの星」が使用する。

原型に比べて派手なデザインになっているが性能面では特に変化はない。

サザーランドⅡ

映画『復活のルルーシュ』に登場する近代改修機。

原型機のデザインを踏襲しているが、各部装甲のボリュームが増して力強い外見に変化している。

有線通信ケーブルなどの補助機能も備え、作中では潜伏場所で電源代わりに使用された。

ベース技術の発展に合わせてか、本機は第7世代機の括りに入っている。

ランスロット・クラブ

ロイド・アスプルンドが持ち出した本機をベースにランスロットの予備パーツや試作部品を組み込んだ魔改造機。

主人公専用機として設計(ロイド曰く、オーダーメイドのスーツみたいになじむと思う)されており、ランスロットと同じくヴァリスやMVSが使えるが攻撃する際、常にファクトスフィアを展開しなければならない為、エナジー消費量が通常の15倍となっている。

燃費が非常に悪いという弱点があるものの、戦場を選ばない万能機となった。

ランスロット・クラブ

サザーランド・カスタム

スマートフォンアプリ『ロストストーリーズ』に登場。

ランスロット用の装備の実証実験のために改造されたサザーランド。

青を基調したカラーリングを施されており、実質的な主人公専用機となっている。

頭部には小型化された試作ファクトスフィアが搭載され、よりヒロイックなご尊顔になっている。

頭部以外は通常のサザーランドとほぼ同じ形状だが、グロースターを上回る性能を誇る。

量産試作型ヴァリスを装備しているのが最大の特徴で、高いエナジー消費量を補うためにコックピットブロック背面下部に外部エナジーフィラーを増設し、有線で直結させている。

フルバーストモードで連射するとエナジーが切れるとの事だが、ノーマルモードの時点で十分な威力がある上に、巨大なエネルギー球を撃ち出すフルバーストモードでも5発以上は連射できる模様。

ゲーム内のバトルでは、遠隔タイプとして上述のヴァリスを装備したものと、近接タイプとしてグロースターと同型の電磁ランスも装備したものが使用出来る。

アロンダイト

スマートフォンアプリ『ロストストーリーズ』に登場。

前述のサザーランド・カスタムをさらに改修した機体。

サザーランド・カスタムでも使用していたヴァリスに加えてランスロットと同型のMVSやブレイズルミナスが搭載されており、ランスロットの量産型であるヴィンセントへの検証実験機の役割を果たす。

ランスロットの面影を強く残す頭部デザインに変更され、両肩はヴィンセント・ウォードに近い形状のファクトスフィアになっている。

コックピット下部の外部エナジーフィラーは引き続き搭載。

頭部、肩以外は通常のサザーランドとほぼ同じ形状で、サザーランドの各パーツにランスロットと同じMVSとブレイズ・ルミナスを2基ずつとヴァリス1基を装備している。更に、腰部にはランスロットと同型のスラッシュハーケンが追加装備されている。

ランスロットタイプの頭部を持つ白と濃紺のカラーリングのサザーランドというデザインは、ランスロット・クラブの原案を彷彿させる。

サザーランド・カスタム(レド機・シュネー機)

漫画・小説『白の騎士・紅の夜叉』に登場。

ナイトオブラウンズとなった枢木スザクの親衛隊「コノエナイツ」に配属されたレド・オフェン及びシュネー・ヘクセンの専用機として改造された機体。

レド機は銃剣付きのアサルトライフル、シュネー機はスナイパーライフルをそれぞれ装備している。

ゴールド、プラチナ、ブラック、ウッド

スマートフォンアプリ『Genesic Re;CODE』において登場。

もっとも、ゲーム上でレアエネミーである事を示すアイコンとしての役割であるため、作中世界に実在するのかは怪しい。

ゴールドに関しては、『ロストストーリーズ』にもゴールデンウィークキャンペーンにてプレイアブル実装された。

ただし、KMFスキルを持たない事もあり、実用性の低いコレクション向けの機体となっている。

サザーランド(ブラストアームズ装着)

スマートフォンアプリ『ロストストーリーズ』に登場。

ブリタニア軍から借りていたサザーランドの腕部に装着した形態。

スペックはともかく規格が一緒だったので試験を行うことができた。

コードギアスコラボイベントである『蒼穹に散るゼロ』で予想外の形で登場。転移前にも登場するが、まさかグラブルでもルルーシュ達の前に姿を見せるとは予想外だろう。

機体サイズ的にグラブルに登場するとなると……と言う展開だが、過去にはナイトメアフレームよりも大型なメカなどとも戦っているので、気にしたら負けだろう。

やはりというか、熟練の騎空士には狩られる存在だったりする。ただし、この機体に関しては何と……。

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