機体データ
形式番号 | Type-03B |
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分類 | 第七世代相当 |
所属 | 黒の騎士団 |
設計 | ラクシャータ・チャウラー他 |
全高 | 4.45m |
全備重量 | 8.35t |
武装 |
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パイロット | マリオ・ディゼル / マーヤ・ディゼル |
概要
インド軍区が開発した月下系列の主人公専用機。
基礎ボディは月下と同型だが装甲が青く、頭部はやや大型で双眼型のセンサーが追加されている。起動キーは蒼い三日月と満月が重なったようなデザイン。
独自武装の「廻転刃薙刀」は、穂先が回転刃刀と同じくチェーンソー状になった槍で、さらに先端部を飛燕爪牙(スラッシュハーケン)のように射出可能となっている。
左肩には装甲が連なった多節形状のシールドが装着されており、先端に設けられた二本のクローによる攻撃も行える。
全体的な性能は遊撃戦に向いている機体とされる。
ゲーム本編での初登場は第1部6章。
ナリタ戦で、分断されたダールトンの部隊の生き残りがコーネリアに合流するのを阻止する足止め役を担当。撤退命令が出された後はゼロを追うランスロットと戦う事となり、善戦はしたものの中破する。
その後はルルーシュが気絶したC.C.と主人公を運ぶために操縦している。
一連の戦いが終わった後に修理はされていたのだが、主人公がブリタニア軍への潜入を命じられ、そちらで提供された機体・サザーランド・カスタムへと乗り換えとなった。
このため、ストーリーでの出番が無くなっていたが、第1部クライマックスとなる13章で再登場。
ブラックリベリオンでの激戦の中、少しでも戦力を動員するためにと輸送されていたのだが、その道中で部隊がカーリーが駆るマグダラの無差別襲撃に遭ってしまう。
だが、そうやって放置されていたおかげでマグダラとの戦闘でサザーランド・カスタムを失った主人公が悪運強く搭乗する機会を得られ、第2ラウンド開始とばかりに再び戦いを挑んだ。
最終的には武装を喪失しながらもマグダラの左腕を破壊して撃退に成功し、主人公はその功績で騎士候に取り立てられることとなった。
その後、1.5部において主人公は新たな機体アロンダイトへと乗り換えており、本機の所在は不明となっていたが、4章にてヨコハマのブリタニア軍基地に、ブラックリベリオン時に接収された月下や他の機体と共に保管されていたことが判明。「飛燕四号作戦」へ向けて戦力補強を狙うカレン達によって回収され、C.C.が一時騎乗して囮役として活躍した。
しかし、前述した激闘でのダメージを受けたまま1年近く放置されていた事から、再使用には大規模な整備が必要と判断されたようで、その後は戦力外扱いされてしまう。
だが、黒の騎士団が中華連邦へと移転した後にようやくオーバーホールと改修が入り、『空明蒼月』へと進化を果たした。
ゲーム上での性能
※各ステータスは9段階改造時のもの
所属 | 黒の騎士団 | COST | 6 |
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MOVE TYPE | 地上 | BLOCK | 1 |
ATK TYPE | 近接 | DEF | 215 |
WEAPON | 敵単体を攻撃 | ATK | 215 |
スキル | 一刀両断 |
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前方1マス以内の敵2体に4.5倍の攻撃力で攻撃し、8000の固定ダメージを与える。 |
6章開幕ミッションをクリアする事で入手可能。
これは期間限定だったため後入りでの入手が難しかったが、2023年3月の『ロストゼロ編開幕直前キャンペーン』に伴って恒常ミッションへ追加され、メインストーリー1章のバトルステージを全クリアすれば入手可能となった。
近接型で序盤から無理なく出せる軽量機。特徴はスキル攻撃の固定ダメージで、これによりパイロットのATKが低くともボス相手に痛打を与えられる。特に実装直後は機体数が少なかった事も有り、仙波や☆3藤堂といった守護タイプに緊急の攻撃手段を与える運用で活躍した。
ただ、凡庸なスペックなのもあって紅蓮弐式や月下(藤堂機)といった☆4の付属機体に比べると見劣りする。また、配布という点で見ても、アロンダイトや月下(クロウ機)といったほぼ上位互換が登場しており、型落ちとなってしまった感は否めない。
とはいえ、初心者にとっては「始めて少し進めれば必ず手に入るそこそこ強い機体」であるため、序盤の主戦力というポジションで今後も活躍していくだろう。