概要
小説『黒のアルビオン』及び漫画版『コードギアス復活のルルーシュ』に登場したナイトメアフレーム。
ゼロレクイエムの後の光和元年に、ラクシャータ率いるKMF開発チーム「パール・パーティー」が建造した機体で、ゼロとなった枢木スザクの専用機。
ブリタニアから接収したランスロット・アルビオンの開発データを元にアップデートされており、背部エナジーウィングは紅蓮聖天八極式と同じく赤い8枚羽に。本体のカラーリングは「黒の騎士団」のイメージカラーである黒(視覚上は「紫がかった黒」)に改められた。
スザク本人は「ゼロとしての武力誇示」に否定的で専用機を持つことを渋っていたが、シュナイゼル・エル・ブリタニアが有事に備え開発要請を行っていた。
初陣は元・日本解放戦線の坂東森率いる「日本革命軍」が引き起こした空港占拠テロ「コマユバチ事件」。敵を瞬く間に無力化し、墜落寸前の旅客機を無事着陸させるなどして事件を解決させるも、助けたはずの人々の恐怖に満ちた表情を見たスザクは「ルルーシュの暴虐の象徴であるランスロットの姿は民衆には受け入れられない」という事実を痛感し、本機を封印。
「ゼロに相応しい機体」が新たに望まれるようになり、後に真母衣波が開発されることになった。
その後は運用可能な状態で保管されていたが、光和4年に封印を解かれている。
これは相手が都市部から離れた要塞に籠城しており、なおかつ真母衣波のスペックでは対処が困難だったことによりとられた措置である。
なお本機の再運用の際、上記のイメージ問題への対策として新たに黒の騎士団のマークを模したマスク型の偽装パーツを装着。一見しても簡単にはランスロットとはわからないようにしている。
また性能が聖天八極式と同性能から、ランスロットsinや紅蓮特式と同性能に向上している
スペック
形式番号 | Z-01Z0 |
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全高 | 5.15m |
全備重量 | 9.12t |
推進機関 |
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武装 |
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特殊装備 | ブレイズルミナス |
外部出演
『スーパーロボット大戦30』では隠し機体として登場。本作では『復活のルルーシュ』設定のため登場当初は真母衣波に乗っていたが、ナギド・シュ・メインの戦闘で大破する。
条件を満たすと、甦ったルルーシュの事をまだ信じきれないスザクが主人公部隊に参加して戦うことを志願する。
志願後、ロイドに自分用の機体がないか聞いた所紅蓮特式と一緒に本機を持ってきており以降しばらくはこれに乗って戦う。
スペック上はやはり同行するカレンの紅蓮特式と比べ旧式のため機体性能はやや低いが、スザクが専用スキル『ギアスの呪縛(底力L9取得+最終与ダメージが1.1倍)』に加えレアスキル『極(最終命中率、回避率、クリティカル率にそれぞれ+30%補正)』も所持しているなど本作最強クラスのパイロットの為十分戦え、最終的にランスロットsiNに改造値を引き継ぐので育てておいて損はない。