概要
CV:井上真樹夫(TV) / 西脇保(ネオゲ) / 荒井聡太(ロボガ)
ジャック・キングとは、『ゲッターロボ』シリーズのキャラクター。
テキサスマックのパイロットで、妹のメリー・キング(メイン画像左)とアメリカから来日。
劇中では実際はいたってまともな日本語を話すのだが、スーパーロボット大戦シリーズに登場した際はなぜか「~デース」「オー!ソーリー!」等のインチキ外国人のようなカタコト喋りをしていた。
同じくアメリカ出身のチボデー・クロケット(Gガンダム)からは「その喋り方やめてくれ、アメリカが誤解されちまう」などと言われ、他にも別作品のアメリカ出身のキャラクター達と何らかの絡みがあるのがお約束。
ただ、これは個性豊かなメンバーが揃うスパロボチームに在籍する過程において、キャラ付けの為にワザとやっていた様で、キャラクター事典では「なお、実際には変な外人訛りはほとんどない」との説明が有る。実際、作中でも普通に話してしまい周囲に驚かれた後、必死に誤魔化そうとするシーンが有る。
因みに声優の井上氏は「(原作で)こんなキャラだっけ?」と首を傾げながらもノリノリで収録していたとのこと。
『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』に登場した際は、上記スパロボの設定が逆輸入され、初登場時から終盤まで、めっちゃピンチの時ですらインチキ外国人のような片言喋りになっていた。兄ばかりか妹のメリーまでも…と言いたい所だが、彼女の場合はTV版からずっと似た様な話し方である。
こちらではアメリカ軍のエリート軍人だったが、既に退役。今ではアメリカのヒーローもとい面白外人になり果てている……が腕は確かで、3万6千㎞上空から1分もかからずに落下してくる流星群を一発残らず精密射撃で落としている。
小説版では普通に流ちょうな日本語で話しているので、やっぱりワザとやっている説がある。
原作者の石川賢が手掛けたVHSとDVD版の第二巻のパッケージイラストではそもそもジャック・キングが漫画版に登場しないキャラであることや彼の役割の一部が『號』でのシュワルツのソレであるためか、モロにシュワルツに寄せたデザインで描かれている。
『ロボットガールズZ』においても、特に女体化等せずにそのままの姿で登場。台詞回しはスパロボやネオゲと同じくエセアメリカ人口調。妹のメリーと共に、テキサスマックを模したキッチンカーで屋台を運営しており、どういう訳か登場する度に別の商品を取り扱っている。ドーナツ店だった際にはフレンチ納豆クルーラーという珍妙なメニューを販売していたが、意外にもグレちゃん達には好評だった。
ロボットガールズの戦闘によく巻き込まれ、その度にキッチンカーを破壊される苦労人。そういう意味では原作におけるジャックよりもこの人に近いポジションと言えるかもしれない。度重なる被害に業を煮やしてか、『Z+』ではガールズに敵対するピクドロンに協力し電力を供給していた。