「天国なんて、あるのかな・・・」
概要
CV:山崎たくみ
ウィッツ・スーと共にフリーデンに雇われている、フリーのモビルスーツ乗り。年齢18歳。若くして伝説のガンダムタイプを乗りこなす凄腕の傭兵。クールな雰囲気を持ち、長髪の美青年。キャラクターのモデルは木村拓哉(96年当時丁度ロン毛だった)。
乗機は銃火器満載の大火力型MSガンダムレオパルド及びガンダムレオパルドデストロイ。
見た目通りのナンパな性格で斜に構えた素振りを見せるが、いざ戦闘になると頼りになる男。仲間への気遣いをする場面が多々描かれており、信義に厚く熱血漢の一面も持つ。ノンポリで思想や政治的な活動に関わることを嫌い、作中で二度ほどそれを理由にフリーデンを離れている。しかし、フリーデンのクルーたちが危機に陥った際に救出に駆けつけた。
外見通りモテモテで各地に口説いた女性がおり、「アフターケア」と称して、彼女達にバラの花を配るなどといったマメさを持つ。しかし、本命は賭けに勝ったことで自分にガンダムを譲ってくれた女性(フリーのMS乗り、既に故人)であった。
また、服の上からでも女性のスリーサイズが分かるという謎の特技を有する。
フリーデンとの専属契約を結んだ後は、船内に自費でレクリエーションルームを設置する、副長のサラを口説こうとする、サラとトニヤに水着をプレゼントする……など、マイペースぶりを発揮するが、天涯孤独の身の上だった彼もフリーデンが帰る場所になっていった。
エスタルドでの戦闘においては、フリーデンが紛争に介入し軍事的に利用されたため、これを嫌って一時艦を離れ、現地の女性、ユリナの元で生活。しかし、彼女は実はゲリラであり、その死を目撃して、再び戦争というものを考えるようになる。
戦闘では火器満載のガンダムレオパルドを操りフリーデンチームの砲撃戦担当として多数のMSを撃破する等活躍し、最終決戦もほぼ無傷で戦い抜く。
彼自身はモテるが本気で惚れた女性にはなかなか恵まれない。終盤サラ・タイレルといい感じになっていたが彼女は最終的にジャミルに付き添う道を選び振られてしまった。最終話ではエニル・エルと一緒にウィッツの故郷を訪れているが、どうゆう関係かは不明。
派生作品
スーパーロボット大戦シリーズ
当然ながらパイロットとして登場。イメージ通り命中が高く射撃向きで、R以外は早くに「狙撃」を覚える。
『R』では草薙北斗やスバルにビリヤードを教えるなど面倒見の良さを発揮。『Z』では桂木桂とチャラ男同士仲よくしていたが、続編の『第2次Z』ではオズマ・リーから揃って「ランカの教育に悪い」と言われてしまった。