木村拓也とは、ジャニーズ事務所所属のタレントである。
1991年9月9日からSMAPでメジャーデビュー。
SMAPが解散してからは俳優、歌手、バラエティと幅広くソロ活動を行うが、現在は俳優が中心である。
データ
プロフィール
本名 | 木村拓哉 |
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渾名 | キムタク/木村くん |
性別 | 男性 |
生年月日 | 1972年11月13日 |
出生地 | 東京都葛飾区(その他大阪府や千葉県千葉市などにも居住経験有り) |
才能 | 有能 |
職業 | タレント |
所属 | ジャニーズ事務所(1982~) |
所属グループ | SMAP(1991/9/9~2016/12/31) |
趣味 | ギター |
概要
愛称は「キムタク」。
…なのだが、本人はあまり快く思っていなかった模様であり、ファンはあまり使わない。
なお、ファンやSMAPの他メンバーからは「木村くん」と呼ぶことが多い。
ちなみに現在はキムタク呼びには一定の理解を示している模様。
工藤静香とは妻(2000年11月結婚)であり、2人の娘の父でもある。
次女の光希は作曲家としても活動しており2018年に「Kōki,」名義でファッションモデルとしてデビューした。
長女も妹の後から、2020年に「Cocomi」名義でファッションモデルとしてデビュー。
娘2人には「トト」と呼ばれているらしい。
他のSMAPの面々と同じく、グループとしての活動以外にも俳優業などで広く活躍している。得意スポーツは剣道だが、有段者ではないらしい。
今や木村拓哉の代名詞の一つとも言える(かもしれない)「ちょっ待てよ!」というフレーズを広めたのはモノマネ芸人のホリであるが、彼によると「本人が言ってるのを確認しなかったけど、何となく言ってそうだからネタにしたら、後で本人が『ラブジェネ』とかで本当に言ってたのがわかった」との事である。
この「ちょっ待てよ!」は、後述の「キムタクが主人公」をウリにしているゲーム「ジャッジアイズ」にもわざわざ音声付きで収録されたりと(逃走するターゲットを追う時に流れる)、ファン内部での認知度の高いネタではあったが、木村本人から公認されることは長いことなかった。また、木村とホリ自身の対面もなかった。
しかし、2020年開けて早々の新年特番「クイズ!ドレミファドン!」でとうとうホリとの共演が実現。
さらにマクドナルドのCMで木村本人が「ちょっ待てよ!」を使用し、LINEスタンプでもこのセリフが使われ、晴れて公認となった。
SMAP解散後、2017年9月に稲垣、草彅、香取が退社、その三年後の2020年3月に中居の退社が決定したため、現在SMAPのオリジナルメンバーで唯一のジャニーズ事務所所属となる。
解散後は色々と軟化した部分が見られ、SMAP時代やらなかった分野にも積極的に手を出すようになった。
ルックス
SMAPの稼ぎ頭。日本人が思い浮かべるイケメンの筆頭格。
誰かを「○○のキムタク」と例えればだいたいイケメンなのだと分かってもらえるほどの、イケメンの代名詞。
「木村拓哉」として生まれた時点で、芸能人になるべき運命であったと言っても過言ではない。
また髪の毛の短長にも定評があり、一時期邪魔になるのではレベルまで伸ばしてたかと思えば、ひとたびドラマ出演が決まった途端スッパ切りして様変わりなんて事もザラじゃない。
安堂ロイドの撮影時は次のドラマ「宮本武蔵」を地毛で撮影することとの兼ね合いからかアンドロイドなのに劇中でめっちゃ髪伸びてた(一応、劇中の設定と整合性はとれてはいる)。
そのルックスは娘のうち次女のKōki,に特に色濃く受け継がれており、彼女のデビューの際には「顔で親子とわかってしまうので隠しようもない」という声が多く聞かれた。
ドラマの主演として
90年代はテレビドラマのメインを飾れば、和久井映見に並び必ず主題歌が大ヒットする法則を持っており、藤井フミヤ、Mr.Children、久保田利伸、大瀧詠一はいずれも彼が出演したドラマの主題歌が最大のヒット曲である。
音楽バブル崩壊後の2000年代はテレビ局も保守的になり過去の名曲を主題歌に依存するようになるも、それでも2004年の「プライド」ではQUEENのベスト盤「JEWELS」を再びミリオンヒットさせるなどその影響力は揺るがない。
一方、意外にも彼が主演のテレビドラマの主題歌をSMAPが歌ったことは一度しかない。その役割はむしろ草彅剛が担っているのだが。
かつて自身が主演のテレビドラマ「ビューティフルライフ」の主題歌を担当した経緯からB'zとも交流がある。
2014年9月の稲葉浩志の50歳の誕生日には、一家団欒超高級レストランで会食した事も話題となった。
月9ドラマによく出演することから、有吉弘行に「月9バカ」というあだ名を付けられた。
「職業ドラマ」であたかも様々な職業のコスプレをしているかのように見える独特の演技力から「キムタクは何を演じてもキムタク」と評されるが、評論家筋は「それは誤解で、実際は共演者との空気感を踏まえた繊細な演技力がある」としている(参考)。
残念なイケメン
しかしながら、世の結構な数のイケメンと呼ばれる人間がそうであるように、
この男も大概色々と残念なイケメンである。
- ラジオでは中学生が喜ぶレベルの下ネタを嬉々として話す。(2016年にグループに起きた事件に関してメンバー中最初に触れた、というドシリアスな回ですら最後は下半身の掻き方で締めた)
- その年齢とキャリアには相応しくないレベルの強烈な負けず嫌い。
- マンガ『ONEPIECE』にドハマりし、自らのラジオの公式ページまでワンピース風に仕立てる。
- それ以外にも全般的にアニメ好きで、某番組では天の声が古谷徹である事に気付くや否や、アムロ・レイの台詞を無茶振り。また、「最強のラブソング」と称して『はじめてのチュウ』を度々ギター弾き語りで熱唱。
- 夏になると度々海に出かけ、メイクさんを唖然とさせるほど日に焼けてきたりする。
- かぶりものネタが大好きで「SMAP×SMAP」では度々かぶりものを被っては暴走行為を繰り広げる。
- 親しい後輩のKinKiKidsがSMAPの番組にゲスト出演した際、感謝として直属の後輩に対して土下寝を行い、KinKiKidsを困らせる。
- 役名の葉月蓮介で投稿しているブログで「わん!」だけでひと記事書きあげたことがある。(なんのこっちゃいと思うだろうが、実際その日の記事には「わん、うー、わん!」のような鳴き声と女子高生の携帯電話のメールような可愛らしい絵文字しか載っていなかったのだ)
- かなりの猫舌で、ロケ先で揚げたてのコロッケがしばらく食べられなかった。
- 爆発音に弱いのか、コント中の爆発が大きすぎてビックリした勢いでマイクで歯を強打。コンサートでは爆発が起きる前に耳を塞いでガード。
- コンサートDVDの企画で香取・中居のソロリハーサル中の様子を舞台の床の上に寝っ転がったり踊りながら撮影(もちろん映像はブレッブレ)。稲垣のソロリハーサルではダンサーに紛れ猫になりきり稲垣の尻に猫パンチ・草彅のカメラを威嚇、挙句の果てに稲垣にナデナデされる。
- 江頭2:50にキスされそうになったところをヘッドバットで撃退(そもそも通常彼と同等レベルのイケメンはファンを自称する者を除き江頭とは共演NGになっていることが多い)
このように割とバラエティ向きの性格でありながらも、SMAPにおいては稲垣吾郎共々「笑っていいとも!」のレギュラー未経験である(ゲストやSMAPメンバー不在の際のピンチヒッターで出演したことはある)。
誤字について
「たくや」の漢字を間違われることがたびたびある。
ラジオでは一度「木村拓"栽"」という誤字のお便りがあったらしい。
漢字違いではあるが同姓同名のプロ野球選手・故木村拓也とは同学年で面識もあり、彼の生前に「SMAP×SMAP」のコーナー企画で共演したことがある。
俳優としての主な出演作
テレビドラマ
- あすなろ白書 取手治 役
- 若者のすべて 上田武志 役
- ロングバケーション 瀬名秀俊 役
- ギフト 早坂 由紀夫 役
- ラブジェネレーション 片桐哲平 役
- ビューティフルライフ 沖島柊二 役
- GOOD LUCK!! 新海元 役
- プライド 里中ハル 役
- HERO 久利生公平 役
- 教場 風間公親 役
- 未来への10カウント 桐沢祥吾 役
映画
声優としての出演
ゲーム
- JUDGE EYES:死神の遺言 主人公:八神隆之 役
(声及び顔キャプチャーを担当)
余談
- 実は、意外にもデビューするまでは「日本のアイドルソング」に対しては否定的であり「何で、あんな下手な歌をTVで堂々と流しているんだろう?」と思っていた。
関連タグ
マツコ・デラックス:同期。千葉在住時代同級生だった。