概要
2019年10月から12月まで「日曜劇場」で放送されたドラマ。主演は木村拓哉。脚本は映画『キングダム』等を担当した黒岩勉。
キャッチコピーは「自分だけの星を掴め。」。東京で三ツ星を獲得するために奮闘する尾花達を描く。
2024年12月30日に「グランメゾン・パリ」というタイトルで映画化。パリで三ツ星を獲得するために奮闘する尾花達を描く。前日の29日には前日譚となるSPドラマが放送予定。
あらすじ
パリの一流レストランで修行を積み、独立させ二つ星レストランまでに成長させた料理人・尾花夏樹。
日仏首脳会談の昼食会で不手際が原因でフランス政府の要人を怒らせてしまい、その態度に逆ギレした尾花は要人を殴り逮捕。レストランは閉店に追い込まれた。
それから3年過ぎ、パリ郊外で金も店も全てを手放した尾花は借金取りに追われるほどに落ちぶれていた。 そんな中、尾花は料理人を目指す早見倫子と出会う。
尾花は閉店以降自分の料理に自信を無くしていたが、面接試験で落選続きだった早見に尾花は面接用の料理を考案するが、早見はまたしても採用されなかった。
早見の助けになれず料理人としての無力さを痛感する尾花だったが、早見は料理人としての尾花を認め感激する。そんな早見の姿を見た尾花は東京でフランス料理の店を開こうと提案。帰国した二人はフランスレストラン「グランメゾン東京」を開業。三ツ星レストランを目指す戦いがここに幕を開けたのである。
登場人物
- 尾花夏樹
演-木村拓哉
レストラン浪漫亭→ランブロワジー → エスコフィユ (シェフ) → グランメゾン東京 →グランメゾン・パリ
本作の主人公。スーシェフ。自分の腕と舌とセンスに絶対的な自信を持ち、料理のためならどんな犠牲もいとわない型破りな男。料理に関しては自他ともに厳しく妥協を許さない性格と多くを語らずぶっきらぼうな言動によって対人関係はかなり悪いが、言葉ではなく料理で人を説得する力を持っている。何事にも負けず嫌い。
- 早見倫子
演-鈴木京香
本作のヒロイン。オーナーシェフ。食べるとその料理の素材と調理工程がわかる絶対味覚の持ち主。
闘病中だった母親に尾花の記事を紹介され、「エスコフィユ」でその料理を食べて衝撃を受ける。
フランスの三つ星レストランで面接を受けているときに、尾花と出会い、ともに「グランメゾン東京」をオープンした。