少年の心は、時として成人男性に伝染する。よくある例だ。
人物像
CV:中博史
年齢:36歳
身長:178cm
体重:71kg
常に医師としての立場を貫く、敵味方通しても一番の人格者である。
フリーデン乗員の中では最年長ということもあってか、大人として年長者としてガロードやティファはもちろん、艦長のジャミル達にも的確なアドバイスをさり気なく与える。
そのために名言が多い。
ニコニコ動画では「ここに病院を建てよう」のタグが、本来とは全く違う意味でつけられるほどである。(関連動画参照)
コーヒーにはこだわりがあるらしいほか、ガロードが後ろから忍び寄っても気配に気付くなど、勘も鋭い模様。
知識人で若い頃はポール・ヴェルレーヌやハインリッヒ・ハイネの詩を諳んじていた。
ビリヤードはかなりの腕前であるが、他の乗員に見つからない様に秘密の特訓をしているというお茶目な一面も。
フリーデン解散後は戦闘が続く地域の野戦病院に勤務している。
代表的なセリフ
「大切に想うのと、大切にすると言う事は似ているようで違う。」
第18話「Loreleiの海」にて。荷物の持ち運びを頼まれたティファの手伝いに向かおうとしたガロードを制して、一言。
「私は、治す方の人間なんだが。」
第21話「死んだ女房の口癖だ」にて。新連邦の強襲を受けて、デスク内に隠された拳銃を取り出して一言。
「大概の問題は、コーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ。あとはそれを実行出来るかどうかだ。」
最終話「月はいつもそこにある」にて。終戦後の病院で、病床で言い争うゲリラと新連邦兵にコーヒーを提供して一言。要は「コーヒーでも飲んで落ち着いて考えてみなさい」ということ。ガンダムX最大の名言との呼び声も高いこのセリフをもって、この物語は終結している。