プロフィール
概要
「アイドルマスター」シリーズに登場する765プロ所属のアイドル。メインヒロイン的な存在。
愛称は「春香さん」「はるるん」「春閣下」「リボンちゃん」など。
性格・特徴
性格は心優しく素直で前向きであり、アイドルを目指したきっかけが「歌うことが好きなため」というもの。頭のリボンがトレードマークであり本人もそう歌っている為、彼女を描く時は出来る限り忘れないであげよう。また、いわゆるドジっ娘のためよく転ぶ(本人曰く1日1回転ぶとの事だがシアターデイズの噂では1日3回転ぶらしい)。
それ以外は目立った特徴がなく、特徴がないのが特徴の、どこにでもいる普通の女の子(ただし、後述のエピソードから「本当にどこにでもいる普通の女の子か?」と疑問視されているとか)。
アニメ版では、明るく前向きな面がよりクローズアップされており、765プロの雰囲気が沈みがちな時には真っ先に仲間を励まし、場の雰囲気を明るくする場面が多々見られた。他にも、如月千早の家を訪ねて彼女を支える言葉を送るなど、仲間を大切に思う優しい性格が強く描かれている。
ぷちます!版では、事ある毎にはるかさんに水を掛けて増殖させようとするトラブルメーカーのボケ担当・・・だったのだが、貴音の突飛な行動や伊織や亜美達の高すぎる身体能力に付いて行けず、比較的常識人なツッコミ担当。自分がドジっ娘なのを自覚しており、みんなの気を引く為にわざとどんがらがっしゃーんしたりするが空回り気味。また、かなり強情な一面があり、はるかさんとみうらさんの名前を決める際は、春香がごり押しで名前を付けた。
星井美希曰く、ふとももの「肉がすごい!」らしく、彼女やあふぅ、ちっちゃんとの間で膝枕の場所の取り合いが起きている。そしてB83のDカップと何気に上の肉付きも良い。千早「くっ」。
趣味のお菓子作りは実益も兼ねており、ケーキ等には種類を問わず目が無い。
その腕前はかなりのもので、レパートリーは洋菓子から和菓子まで幅広く、自分でレシピを考えるほど。砂糖と塩を間違えたり、焼き時間を間違えて焦がしちゃうのはご愛嬌。
神奈川県中郡二宮町出身。765プロ所属で出身地の詳細が判明していたのは13人中3名で、他は雪歩の東京都足立区、響の沖縄県(本島以外の離島と推定)であった。家から事務所までは電車で2時間掛かるとの事。
『シンデレラガールズ』では765プロメンバーは全員「出身地:765プロ」として扱われていた為、実際の出身地が不明だったが、『シアターデイズ』のサービス開始に伴って765PRO_ALLSTARSの残りの10人、及び『ミリオンライブ』からの37+2人の出身地も発表された(一部はまだ情報が出ていない)。このうち765ASで美希、ミリオンから矢吹可奈・真壁瑞希・望月杏奈が同郷の神奈川出身であることが判明した。シンデレラガールズについてはデレマス神奈川組を参照。
立ち位置
開発初期から存在し最も早く声を当てられた、アイドルマスターというコンテンツの軸となるキャラクターであり、多くの作品でセンターを飾る。その為、現実のライブでは春香役の中村繪里子もセンターに配置され、またソロ曲もトップバッターを務めることが多い。
また一作目のアーケード版(AC版)のエンディングは他のキャラクターとは一線を画す内容であり、彼女のアイマスの中での特殊性を表している。アイドルとプロデューサーとの関係性を改めて考えさせる重要な要素であり、その為にアイドルマスターというゲームは恋愛モノとして単純にカテゴライズされない要因の一つとなっている。
バラメーター
性格的にも育成上においても癖が小さく、ゲーム初心者にも扱いやすく、上級者が育ててもかなり上を目指すことが出来る。基本的に運動をするのは好きだがあまり得意な方ではない。しかし犬かきは得意で、成人男性であろうプロデューサーのクロールよりも速いという謎の特技を持つ。また前述の様に歌が好きではあるが、「歌がうまい」という設定は見当たらず、これに自分で気づいた担当声優はその原因について大きく悩むに至ったという。
容姿
カジュアル(AC・360・DS)
ピンクのキャミソールに白のジャケットに青いセミロングスカート。
ネクサスカジュアル(SP)
白いキャミに水色の半袖ジャケット。スカートも短くなっている。
アイドルマスター2
普段着は、青緑のキャミ、ピンクの半袖カーディガンに灰色のミニスカート。
冬服は赤いダッフルコートにマフラー、ミニカートに赤紫のタイツ。
アニメ版
話数ごとや場面ごとに頻繁に服を変える必要があるため、その分種類も豊富。
アイドル天使 天海春香(バトルスピリッツ)
同じバンダイから発売されている『バトルスピリッツ』とのコラボ企画でスピリットとして登場したときの姿。属性は黄。レベル3効果で破壊されても(コアシュートされない限り)凄まじき戦士だろうが、一兆度の火球だろうが、オキシジェンでデストロイされても手札に戻ってしまうというチート効果持ち。ただし、伝説の仮面ライダーには「絶版」にされ復活ができない。
[普通の女の子]天海春香+(デレマス)
→嫁艦隊
スカート部分にハートマークが描かれた赤と白のフリフリのワンピ。
…だがその可愛らしい外見に騙されてはいけない。今となってはより入手容易でより能力の高いアイドルも多数存在するが、初期は入手の容易さの割にモバマス屈指の極悪性能を誇った。
具体的に言えば、特技「THE☆王道(全タイプの攻守 特大アップ)」。彼女をリーダーに据えるとLiveバトルを挑まれる機会が露骨に減ったことから、魔除けの鬼瓦ならぬ鬼春香と呼ばれ畏怖されていた。
ミリオンライブ!
GREE版
初期はASとシアター組が同期という設定だったが、徐々にその設定が形骸化するにつれて松田亜利沙が元々春香のことを知っている、劇場版等の影響から矢吹可奈の憧れの存在になる等後輩に慕われる設定が多くなる。
シアターデイズ
39プロジェクト組の先輩にあたる765ASの頼れるセンターとしてGREE版時代同様多くのアイドルに慕われている。また、お菓子を差し入れる描写が多い(春日未来らにクッキー、徳川まつりにマシュマロなど)。
2020年7月、全52人の大トリとしてメインコミュ(68話)とソロ曲「キラメキ進行形」が実装された。
ゲッサン版ミリオン
第1話(1巻)にて、お忍びで最上静香らの出演する公演を劇場に観に来ていたところ、劇場の前で転び癖を発動し春日未来にぶつかってしまう。しかし未来はこの日が初めてのライブであり、また765ASのことをほぼ全く知らなかったため「ハルカ」と名乗ったにもかかわらず一切気付かれることはなかった。
その後、公演で静香がトークで場を繋ぐことができず窮地に陥ったのを見かね、観客席のど真ん中で突然「みなさーーん!」「1曲目、最上静香ちゃんで"Precious Grain"を聴いていただきました!」と叫ぶ。この会場に春香がいることに驚いた観客の注目を静香から逸らすことに成功し、自身の曲でもある静香の次曲「START!!」まで場を繋いだ。その後、未来にもちゃんと自身の素性を話した模様。
Blooming Clover
※はるかな(ミリマス)も参照。
第0話(予告編)の最初の1コマで後ろ姿が登場(よって、シアター組を差し置いて最初に登場したアイドルとなる)。また、本編中に登場する765プロの新人募集のポスターには春香のシルエットが描かれている。
本編では第1~4話(1巻)の全ての回想に登場するなど先輩らの中でも特に憧れの的として描写されることが多かったが、第9話(3巻)でどんがらがっしゃーんしながら実際に初登場。
続く第10話(3巻)、シグナルの最上静香の代役として急遽後輩の合同レッスンに参加。本話では、歌では千早、ダンスでは美希の方が優れているにもかかわらず何故春香がASのリーダーなのかという問いに対し、後輩達が入れたアドリブにも即座に対応できるために、彼女らがより自由にパフォーマンスできる(すなわち確かな実力と広い視野を持って中心でどっしり構えることができ、他のメンバーの持ち味を生かすことができる)から、という一つの答えが示されている。
そして、その日のレッスンで失敗し屋上で落ち込んでいた矢吹可奈の元を春日未来と共に訪れ、プチシューを差し入れる。アイドルになる前、春香の失敗してもくじけない姿に、魔法を掛けられたように元気になったという可奈は、春香のようなアイドルになりたいと語るが、春香は「それは難しいんじゃないかな」と言う。それは勿論突き放したわけではなく、「人は誰かにはなれない」が「自分のまま前に進むことはできる」という意味であり、続けて自身の経験から、とにかく一歩ずつ前に進むことで「誰のものでもない自分だけの道が見える」という金言を授ける。
この発言から可奈は挫折から立ち直り、アイドルとしての目標を明確にすることができる(詳しくは→矢吹可奈(Blooming_Clover))。この会話が可奈ひいてはCloverの後の動向に大きな影響を与えたことは言うまでもない。
以降しばらくは出番がなくなるが、第36話(10巻)以降は再び度々登場するようになる。
3巻限定版CDには、可奈、未来との3人による「ONLY MY NOTE」のカバーが収録されている。
Brand New Song
第1話(1巻)の回想にて、千早・美希とライブに出ている様子が描かれている。
『ミリオンライブ!』の楽曲
複数人歌唱楽曲の歌唱者の欄には、ユニット名がある場合はユニット名、ない場合は春香以外の歌唱者を記す。
ソロ曲
ユニット曲のソロバージョンについては「アイドルマスターミリオンライブ!のCDシリーズ」を参照。
曲名 | 収録CD |
---|---|
キラメキ進行形 | THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 02 |
キミがいて夢になる | THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 05 |
HAPPY♪STEPPING!!DREAMING☆ | THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 01 |
ユニット曲
歌唱メンバーが13人以下の、全体曲や共通曲でない楽曲のみ取り上げる。
カバー曲
余談
VOY@GER
アイドルマスターシリーズ コンセプトムービー2021『VOY@GER』ではセンターを担当。
「プロデューサーさん!ドームですよっ!ドームっっ!」
この言葉は彼女を代表する言葉であり、かつこのゲームでトップアイドルになったことを端的に示す台詞である。ちなみに「ドームですよ~」の部分は、公式・非公式問わず、『プロデューサーさん!○○ですよ!○○!』と、よく改変されて使用されている(公式の場合、○○の部分には商品名やイベント名などが入る)。
また『ミリオンライブ!』では劇場Lvを上げると春日未来がこの台詞を言う場面もあった。
現実のライブでは10thライブにて遂にドームライブが実現した。
日本一
NHKのテレビアニメ放送開始50周年企画、『わたしの大好きなヒロインたち』において春香は予備選挙から本選に進んだ。
『カードキャプターさくら』の木之本桜、『魔法少女リリカルなのは』のフェイト・テスタロッサ、『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか&暁美ほむら等々、各世代を代表するような大人気キャラクターたちの中で、中間発表から最後まで44%という圧倒的な得票率で独走を果たし、見事一位に輝いた。
外部出演
ファミスタ
「プレイヤーさん!ファミスタですよ!ファミスタ!! トレードマークは頭のリボン、ナムコスターズのエースピッチャーを務める、明るく前向きな女性アイドル選手」
ナムコの野球ゲーム、ファミスタシリーズでは「ファミスタ2011」からナムコスターズに千早、美希らと共に登場。右投右打の誕生日からとった背番号43番。この時は野手で遊撃手を務めており、初参戦ながら2番ショートのスタメン選手だった。
6年後「クライマックス」では現行バンナムキャラクターの集まるバンダイナムコスターズのエース投手として登場。最速150キロを越えるストレートとバランスの取れた変化球に、精神的タフさを発揮するスキルを持つなど使いやすい能力をしている。翌年の「エボリューション」では更に球速をアップさせて名実共にナムコチームのエースとなっている。
ゲーム中では、共演している卯月、未来、輝、詩花と協力してライブを開催し、試合後の報酬ポイントを増加したり選手を5人まで集めてレッスンによる強化をしてくれる。
所謂、普通の系譜が一同に集まる貴重な作品となっている。
関連イラスト
関連タグ
アイドルマスターワンフォーオール アイドルマスタープラチナスターズ
アイドルマスターシンデレラガールズ アイドルマスターミリオンライブ!
属性
持ち歌
太陽のジェラシー (私はアイドル) I Want 乙女よ大志を抱け!! START!! ステキハピネス
イメージソング
ミリオンライブ!
キラメキ進行形 キミがいて夢になる HAPPY♪STEPPING!!DREAMING☆
その他のソロ担当曲
CP
他作品とのコラボレーション
はるほのいち……アイマス×ラブライブ+THE iDOLK@TSUDOU
桜坂しずく(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)、川咲さくら(IDOLY_PRIDE)、音羽舞桜(アイカツプラネット!)…共に誕生日繋がり(4月3日)のアイドル。