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仮面ライダークロノス

むてきのうんえい

仮面ライダークロノスとは、「仮面ライダーエグゼイド」に登場する仮面ライダーである。
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「今こそ審判の時……!」

CV:貴水博之

概要

仮面ライダーエグゼイド』第32話より登場した新たな仮面ライダーであり、仮面ライダークロニクル」攻略の鍵となる伝説の戦士

バグルドライバーⅡとマスター版の仮面ライダークロニクルガシャットを使用して変身する。
しかし、バグヴァイザーⅡは檀黎斗バグスター用に設計したものであるため、もし人間が使用すれば大量のバグスターウイルスに感染して消滅することになる。また、クロノスの力を扱える者はあらゆる種類のバグスターウイルスの感染をものともしない完全な抗体を身につけた者のみである。
但しこれはクロノスに完全に適合する条件であり、「変身出来る条件」に限れば多少条件は緩くなるらしい。

以上の理由から、黎斗は「クロノスに変身できる人間が現れる確率はもはや奇跡に等しい」と語っていた。
しかし自身の父親であり、16年前に「世界初のバグスターウイルス」を自身に感染させ完全な抗体を身につけたとされる檀正宗が変身者の資格を獲得した。

ゲームにおける本来の役割は「あらゆるゲームの力を凌駕する全知全能の神であり究極のバグスターである、ラスボスゲムデウスを理論上攻略可能にする伝説の戦士」であり、プレイヤー側の究極のヘルプキャラであるはずだった(上記の変身条件と黎斗の語った内容を参考にすれば、どうやらライドプレイヤーがゲーム病に罹りながら仮面ライダークロニクルのバグスターを12体倒すことで抗体を手に入れて初めて変身できるライドプレイヤーの最強形態・装備という扱いだった様子)。

しかし、変身者である正宗は、「仮面ライダークロニクルは世界に誇るゲームであり永遠に愛され続けるコンテンツでなければならない」として、クロノスの圧倒的な力を「仮面ライダークロニクル」参加者全員の運命をジャッジするために用いている。

スペック及び形態

The Cronicle Cronos



『バグルアップ!天を掴めライダー! 刻めクロニクル! 今こそ時は極まれり!』

パンチ力110t
キック力120.7t
ジャンプ力96m(ひと跳び)
走力100mを0.96秒

開発者の黎斗曰く究極のバグスター「ゲムデウス」は攻略出来ない、倒すことは不可能なラスボスであるとされている。しかし、それを理論上可能とするキャラとして作られたのがクロノスであり、最強の存在としてレベルは持たない(レベル0ではなくレベルの概念を超越している)。そのためクロノスの戦闘能力は本作に登場する他ライダーに比べ文字通り桁違いであり、スペックはレベル99のライダーであるマキシマムゲーマーレベル99パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99を上回る。

胸部の「ロングライフガード」は時間経過で防御力が上昇し、腕部・脚部の「セイヴァーファイトグローブ」・「セイヴァーファイトシューズ」には攻撃を与えるごとにパンチ力・キック力を10%上昇させる機能があり、戦いが長引けば長引く程更に強力になっていく(この仕様はパラメーターがかなり高く自己修復能力を持ち長期戦になりやすいゲムデウスとの戦いでは相性が良いと言える)。

その上、腕部と脚部に装着された「メックハンドレッドガード」は100t以下の攻撃を安全に受け止められる為、他の能力と併せると倒すどころかダメージを与える事すら非常に困難である。

頭部はエグゼイド型(目はゲンムに近い)だが、王冠のように伸びる5本のブレードアンテナ「クロノブレードクラウン」によって独自のシルエットを成している。このアンテナはゲームエリア内のライダーやバグスターを同時マーキングでき残存体力や位置を把握することができる。
これらのスペック・特殊能力ゆえ必要がないと制作者に判断されたのか、変身時にエナジーアイテムが配置されない。

花家大我Ver.

仮面ライダークロノス(花家大我)


43話にて花家大我ゲムデウスクロノスへの挑戦権を得たニコに代わり仮面ライダークロニクルガシャット2本を挿したゲーマドライバーで変身した。素のスペック自体は通常のクロノスと同じ。
但し変身資格は満たしているものの、適合しきっている訳ではない為、能力を完全には使いこなせておらず、ゲーム病によって体に掛かる負担も大きい。
またゲーマドライバーを使っているため、バグルドライバーⅡに依存するポーズ機能を使えない上、腕部・脚部がパンチ力・キック力上昇係数が5%とオリジナルより弱体化している「セイヴァーグローブ」・「セイヴァーシューズ」にダウンしている。
但しその他の性能は同一であり、ムテキゲーマー等と同様ポーズは効かない他、ガシャコンマグナム等のガシャコンウェポン自由に召喚して使用できる。性能のみならず、大我の経験値と素のスペックの高さにより、十分強力な存在。

能力

「し......」


「shi・・・・・審判の時は厳粛でなければならない。」

ポーズ&リスタート

「仮面ライダークロニクル」のラスボスである究極のバグスター「ゲムデウス」に唯一対抗できる伝説の力、それがバグルドライバーⅡのAボタン、Bボタンを同時に押す事で発動する時間停止能力である。

この機能は、胸部の「サンクションズエフェクター」内に搭載された、「タイムエグゼキューター」によるものであり、その名の通り「ポーズ」で時を静止させ、「リスタート」で再び動かすことができる(初登場の第32話時点では停止できる時間に制限がある様子はない)。
その間のクロノスは肩に組み込まれた装置により、ゲームエリアから隔離されているため効果を受けない。

止まった時の中で死を迎えた者はコンティニューできず、死という瞬間のまま永遠に止まり続ける仕様になっている。即ち倒されてもレベルアップと共に復活するバグスターに対して、”終わりのない終わり”という『死』をもたらせるということであり、ポーズ中にクリティカルクルセイドを受け倒されたラヴリカは完全体のバグスターにも関わらず復元できず、断末魔も上げることなく“死亡”している。

1つしかライフ(命)を持たず、一度死を迎えれば2度とコンティニューできない人類に対して、何度でもコンティニューできる事を強味としてきたバグスター側の優位を無効化する能力であり、その事実を目の当たりにしたパラドグラファイトは戦慄する事となった。

元ネタは言わずもがなゲームの「ポーズ」機能。
またよくあるタイプのゲームのポーズ機能と違い、ポーズの発動者であるクロノスは動ける。また、ポーズ中に攻撃を食らった相手の動きはタイム連打の動作そのものであり、強化版のタイム連打とも言える。

ただし、公式サイトにもあるように「自分以外のゲームエリア内のプレイヤーの時を止める」というだけなので、クロノスのバグヴァイザーⅡの中等に隠れれば無効化が可能(尤も、そんなバグ技にも近い荒唐無稽な荒業を可能とする者など彼ら以外存在するとも思えないが)。
第33話でこの欠点を突いた作戦が実行されたが、ある人物の裏切りにより失敗に終わった。

また、ゲムデウスのウイルスをバグヴァイザーⅡに流し込む事でもポーズを封じる事は可能。しかしクロノスに付き従う左腕の力でゲムデウスのウイルスが抑制され、こちらも失敗に終わっている。
(この「左腕」が不在の状態で仕込まれたゲムデウスウイルスもいつの間にか消えていたが、他に除去手段があったのか、それともある人物に移し替える形で除去したのかは不明である)

このように、ポーズを攻略するための突破口はいくつか確認されているものの、その事を考慮した正宗が予め用意していた経営者ならではの戦略で悉く潰されてしまう。上述の通りのスペックの高さ(取り押さえるどころか足止めも容易にできない)に加えてこの抜け目なさにより、クロノスの攻略は一筋縄ではいかない難関となっている。
変身前を襲えばいいとか言ってはいけない。)
しかし第36話では、ポーズを無効化する無敵能力を持つムテキゲーマーが登場。変身解除にまでは到達しなかったものの、今回で初の敗北を喫する事となった。更に自身の左腕だったレーザーターボが裏切った事でゲムデウスのウイルスを抑制する術も失われてしまった為、クロノス攻略の道は徐々に切り開かれつつある。

エナジーアイテム管理

第38話にて初使用。全てのエナジーアイテムを独占管理する力。
グラファイトに二度目のポーズ封じを仕掛けられたが、鍵となるゲムデウスウイルスを抑制できるレーザーターボが既に離反していたため、この力を使いパラドとグラファイトを蹴散らした。

本来全てのプレイヤーが同等に恩恵を受けるはずのエナジーアイテムを自分だけが独占し自由に使えるという、プレイヤーが見つけた正当な攻略法をアップデートで無力化する悪質なソーシャルゲームのような手段である(普通ならユーザーが離れてしまう行為であるが、元々肝心な事を隠蔽するようなゲームである上、一度始めたらゲーム病のせいで絶対にやめられないのでリスクは低い。それどころか難易度が上がればゲームオーバー者が増え、それを助けに新たなプレイヤーも増えるという公算もあるのだろう)。ただでさえ基本スペックの高いクロノスにとっては、正に「鬼に金棒」。
しかし元々チートと呼ぶべき力を持つムテキゲーマーに対して有効な力とは呼べず、百瀬小姫のデータを削除したことで怒り心頭となったエグゼイドとブレイブの協力プレイで撃破される憂き目に遭う。さらに、第40話では掌握したエナジーアイテムをパーフェクトノックアウトゲーマーから分離したパズルゲーマーに根こそぎ奪われ、逆に利用されてしまった。

この能力が何によるものなのかははっきりしていない。
仮面ライダークロニクルのシステムを応用しているともとれる描写からして、クロニクルのマスターガシャットの力だろうか?

リセット

第40話でポーズもエナジーアイテム管理も封じられて倒され、ガシャットを破壊された正宗に発現し作動した能力。
ガシャコンバグヴァイザーⅡのBボタンを長押しすることで発動し、『仮面ライダークロニクル』をハイパームテキガシャットが誕生する前の地点(第35話終盤?)に巻き戻し、ハイパームテキをなかったことにしつつ、クロニクルガシャットの破壊もなかったことにしたポーズ以上のチート仕様。最早、エクゼイド版タイムベントというべき業であろう。

クロノスと言うより正宗自身の固有能力に近く、かつて永夢がマイティブラザーズXXガシャットを生み出したように、正宗の中の原種ウイルスがその意思に呼応してガシャコンバグヴァイザーⅡに発現させた。正宗はこの時無我夢中でこの能力を発動させていたが、第41話では任意で発動できるようになっている。

この能力を解りやすく説明すると、『(対戦ゲーム等で)自分が負けそうになった時にリセットボタンを押してなかったことにする』という確実にリアルファイト案件を起こしてしまうようなものである。メタ的に言えば、主人公が絶望に追いやられた際に起こる奇跡を悪役ながら発動したも言える。
「ゲーム内の知識や経験、アイテムの情報などの記憶は得たままで特定のポイントまでゲームの状況を戻され、再度強敵に挑まなくてはならない」という、正にリセット状態。黎斗曰く「ゲーム時間が巻き戻った」ということのようで、世界には影響がなく、『仮面ライダークロニクル』に関わる事象のみが巻き戻り、関係者たちの記憶自体はリセット前の状態と変わらず持続されている。

ただし、ハイパームテキが誕生する前に戻るという事は、ガシャット誕生以降の事もなかった事になる為、貴利矢によるプロトガシャット奪還・クロノスによる飛彩・大我・貴利矢のゲーマードライバーの強奪・減少した黎斗の残りライフ・ニコに感染していたゲムデウスウイルス・グラファイトが培養していたゲムデウスウイルスの培養状況もリセットされた事になる。バグスターの攻略状況までリセットされた訳では無いと思われるが、詳細は不明(パラドに関しては記憶が残る関係もあり、攻略をリセットする事ができない状況となっている)。
それに伴い、天才ゲーマーMの力を取り戻したのもリセットされ、41話で永夢はマイティブラザーズXXガシャットを使ってまたパラドと一体化している。また、自身の身体でウイルスを培養していたグラファイトは、一度はウイルスに順応していたはずなのに、再び変調に見舞われて困惑していた。

しかし、第41話にて黎斗がハイパームテキガシャットを再開発する際にセーブ機能を追加したため、他のキャラクター達も新たなエナジーアイテム「セーブ」で守られ、リセットは完全に無力化された。

必殺技

  • クリティカルクルセイド

足元に巨大な時計を投影し、針の回転を模した反時計周りの回し蹴りを繰り出す。
ドライバーのBボタンを2度押すことで発動。必殺技炸裂後の音声は「終焉の一撃!」
初披露の第32話では、リプログラミングにより攻撃が効くようになっていたラヴリカバグスターを撃破した。

    • ライダークリティカルクルセイド
花家大我の変身したクロノスが、キメワザスロットホルダーに仮面ライダークロニクルガシャットを装填して発動する必殺技。
上記のクリティカルクルセイドと同じ技。ゲムデウスクロノス相手に繰り出すも、威力で押し負けて変身が解けてしまった。

  • クリティカルサクリファイス
ガシャコンバグヴァイザーⅡのチェーンソーモードで発動する必殺技。第33話で初披露。
丸鋸型のエネルギー刃を放つ。エグゼイドレベル99を一撃で変身解除させた。
ちなみに、エネルギー刃の移動速度は変えられるようであり、第39話でパラドを追い込んだ際には恐怖を煽るためか、攻撃直前までわざとエネルギー刃の動きを遅くしていた
第41話ではバグヴァイザーⅡにエネルギー刃を固定して刀剣のように扱っている。

  • クリティカルジャッジメント
ガシャコンバグヴァイザーⅡのビームガンモードで発動する必殺技。第34話で初披露。
強力なビームを周囲にばら撒くように放つ。パラドクスレベル99グラファイトレベル99、エグゼイドレベル99の3人をまとめて変身解除させた。

武器、アイテム

変身アイテム兼武器。ポッピーピポパポが所持する物と同じタイプ。

仮面ライダーの武器を召喚して使用可能。確認できるのはガシャコンブレイカーガシャコンソードガシャコンマグナムガシャコンスパローの4種。
現時点での所持ガシャットは「仮面ライダークロニクル(マスター版)」の1つ。
所持していたプロトガシャットは第36話で全て貴利矢に奪還された。
しかし上記のリセット使用により、奪還されるという事象もリセットされた為、プロトシャカリキスポーツガシャットとプロトジェットコンバットガシャットを除く8本のプロトガシャットを所持している。
  • メダルホルダー
独占したエナジーアイテムが収められたホルダーで、全種類のエナジーアイテムをいつでも使用する事が出来る。パラドクスの能力をシステム側で強引に再現している様な物である。
だが開いた瞬間にエナジーアイテムの拘束が解除されるため、パズルゲーマーの能力を受け付けてしまうと言う弱点がある。
実際、第40話では使用しようとしたところをパズルゲーマーに利用されエナジーアイテム根こそぎ奪われた挙句、自身は「混乱」のエナジーアイテムを掴まされる失態を演じた。

ガンバライジング

ガシャットヘンシン5弾より参戦。

余談

名前の由来は、ギリシャ神話の時間を司る神「クロノス」(Χρόνος、Khronos)から。
初登場回である第32話で登場した時計のオブジェは、初変身シーンの為に上堀内佳寿也監督の発案でクロノスをイメージして美術担当が作成した物で、約3メートル程の大きさである。
さらにこのオブジェの内側にある赤い部分に書かれている模様は初期の10個のゲームの模様になっている。

頭、肩、ベルトは新造形だが、それ以外のパーツはドライブゲーマーレベル2等と言ったレジェンドライダーゲーマーのスーツが部分的に改造・転用されている。

主要仮面ライダーのほとんどが「既に発売されているゲームのキャラクターを基にした姿」であったのに対し、クロノスは(厳密に言うとライドプレイヤーも)「ゲーム内キャラクターそのもの」であるという違いがある。

同じガシャットを複数の人間が使用して同様の姿に変身したのは、劇中ではクロノスが初めてである(ライドプレーヤーは例外として)。

関連タグ

仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダークロニクル 檀正宗 チートライダー ゲムデウスクロノス
ゲムデウス:仮想敵であるラスボス。
クロノス(時間神):モチーフ元。

クロックアップ重加速:完全ではないが実質的に時間を止めて動けるライダー・怪人の能力。
ハイパークロックアップ:ポーズ&リスタート、リセットを表しやすい例。

スカラベアンデッド カッシスワーム
仮面ライダーブレイド(タイムスカラベの力で使用可能) スーパータトバコンボ(仮面ライダーオーズ)
・・・同じく時を止める能力を持つライダーまたは怪人。

仮面ライダーオーディン:最大神の名より由来し、圧倒的パワーと時間逆行と戦いの管理をする側として参加者よりも有利な能力所持しているもの同士。
ガタキリバコンボ:黒い素体に緑の装飾というカラーリングが共通している。
仮面ライダーガイア:ギリシャ神話の神繋がり。
死神クロノス:『仮面ライダーX』に登場した、GOD機関神話怪人。名前繋がり。

TAS

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