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仮面ライダークロノス

かめんらいだーくろのす

特撮番組「仮面ライダーエグゼイド」に登場する仮面ライダー。本作のラスボス。
目次 [非表示]

「今こそ審判の時……!」


CV:貴水博之/松本享恭

スーツアクター:浅井宏輔/永徳(大我変身時)


変身者

檀正宗

花家大我


概要編集

仮面ライダーエグゼイド』第32話より登場した仮面ライダーであり、仮面ライダークロニクル」攻略の鍵となる伝説の戦士。エグゼイド本編におけるラスボスであり、仮面ライダー龍騎オーディン以来となる純粋な仮面ライダーのラスボスである。


バグルドライバーⅡとマスター版の仮面ライダークロニクルガシャットを使用して変身する。

しかし、バグルドライバーⅡは檀黎斗バグスター用に設計した物である為、もし人間が使用すれば大量のバグスターウイルスに感染して消滅する事になる。この為、クロノスの力を扱える者はあらゆる種類のバグスターウイルスの感染を物ともしない完全な抗体を身に付けた者のみである(但しこれはクロノスに「完全に適合する条件」であり「変身出来る条件」に限れば多少条件は緩くなるらしい)。


以上の理由から黎斗は「クロノスに変身出来る人間が現れる確率はもはや奇跡に等しい」と語っていた(この場合の変身とは「完全適合」の方を指す)。

しかし自身の父親であり、16年前に「世界初のバグスターウイルス」を自身に感染させ完全な抗体を身に付けていた檀正宗が変身者の資格を獲得した。


ゲームにおける本来の役割は「あらゆるゲームの力を凌駕する全知全能の神であり究極のバグスターであるラスボス、ゲムデウスを理論上攻略可能にする伝説の戦士」であり、プレイヤー側の究極のヘルプキャラであるはずだった(上記の変身条件と黎斗の語った内容を参考にすれば、どうやらライドプレイヤーがゲーム病にかかりながら「仮面ライダークロニクル」のバグスターを12体倒す事で抗体を手に入れて初めて変身出来る、ライドプレイヤーの最強形態・装備の扱いだった様子)。

言うなれば設定上、仮面ライダー史上初となる量産型ライダー最強フォームである


しかし変身者である正宗は「仮面ライダークロニクルは世界に誇るゲームであり永遠に愛され続けるコンテンツでなければならない」として、クロノスの圧倒的な力を「仮面ライダークロニクル」参加者全員の運命をジャッジする為に用いている。


変身時には緑、赤、白の時計のオブジェクトが背後にある場合文字盤のギリシャ数字が自身の前に1~12の順に丸く並ぶが、時計が無い場合はバグルドライバーⅡのAボタンを押して待機状態にした際にその時計を模したエフェクトが頭上に現れ、同様に数字が自身の前に1~12の順に丸く並ぶ。


公式人気投票59位(156票)

スペック及び形態編集

仮面ライダークロノス


仮面ライダークロニクル!


ガシャット!


「変……身」


バグルアップ!

天を掴めライダー!(ウォー!) 刻めクロニクル!

今こそ時は、極まれりィィィィ!!(ウォー!)


パンチ力110t
キック力120.7t
ジャンプ力96m(ひと跳び)
走力100mを0.96秒

開発者の黎斗曰く究極のバグスター「ゲムデウス」は攻略出来ない、倒す事は不可能なラスボスであるとされている。しかし、ソレを理論上可能とするキャラとして作られたのがクロノスであり、最強の存在としてレベルは持たない(レベル0では無く、レベルの概念を超越している)。その為、クロノスの戦闘能力は本作に登場する他ライダーに比べ文字通り桁違いであり、スペックはレベル99のライダーであるマキシマムマイティXパーフェクトノックアウトを上回る。


この形態は他のライダーに合わせて「クロニクルゲーマー」と呼称されるが、実質これ以外の形態は存在しない為、仮面ライダークロノス=クロニクルゲーマーと考えて差し支えない。


胸部の「ロングライフガード」は時間経過で防御力が上昇し、腕部・脚部の「セイヴァーファイトグローブ」・「セイヴァーファイトシューズ」には攻撃を与えるごとにパンチ力・キック力を10%上昇させる機能があり、戦いが長引けば長引く程更に強力になる

この仕様はパラメーターがかなり高く、自己修復能力を持つため長期戦になりやすいゲムデウスとの戦いでは相性が良いと言える。

また、グローブにはガシャコンウェポンの機能を最適化する機能を、シューズにはエア噴射による滞空や落下タイミングの調整、3段ジャンプ等を可能にする機能をそれぞれ有する。


その上、腕部と脚部に装着された「メックハンドレッドガード」は100t以下の攻撃を安全に受け止められる為、他の能力と併せると倒すどころかダメージを与える事すら非常に困難である。


頭部はエグゼイド型(目はゲンムに近い)だが、王冠のように伸びる5本のブレードアンテナ「クロノブレードクラウン」によって独自のシルエットを成している。このアンテナは全ての動体反応を捕捉・識別し自動的に追跡マーカーをセット、位置や、その残存体力すら把握することができる。

一方でライドプレイヤーが対ゲムデウスを想定して変身する姿でもある為、「ライダーゲージの確認が出来ない」「エナジーアイテムが配置されない」等の欠点もある。

「仮面ライダークロニクル」の目的を考えると、所謂「お助けアイテム」であるエナジーアイテムが出て来ないのは必然とも言える。とは言えそもそもの高スペック故に大抵の相手にはエナジーアイテム無しで対処出来る上、敵となるライダー側の変身時にアイテムが配置されるため必要が無いと考える事も出来る。


最終決戦の際にはパラドの自己犠牲によりゲムデウスと、正宗自身のバグスターウイルスが抑制された結果パワーダウンし、なんとレベル2のライダー相手に苦戦するまで弱体化してしまっている。

ソレでもポーズ機能と、直前の死闘でライダー達も疲弊していた事、更にエグゼイドが一時変身不能だった事もあって最初は圧倒したが、永夢にポーズを破られエグゼイドが復帰した事で形勢逆転、キメワザの打ち合いに押し負け撃破された。


特撮まとめ

「俺の体の中には、5年間耐えた分のウイルスの抗体がある……」

「クロノスだろうが何だろうが、この俺がなってやる!」


仮面ライダークロニクル!


「変身!!」


ガシャット!


ガッチャーン! レベルアップ……

ライダークロニクル……

アガッチャ! 天を掴めライダー! 刻めクロニクル!

今こそ時は、極まれりィィィ!!


第43話にて花家大我ゲムデウスクロノスへの挑戦権を得たニコに代わり、仮面ライダークロニクルガシャット2本を挿したゲーマドライバーで変身した姿。

変身時は通常のクロノスと同様時計を模したエフェクトが頭上に現れ、数字が自身の前に1~12の順に丸く並ぶ。

素のスペック自体は通常のクロノスと同じであり、時間の制御を行う「サンクションズエフェクター」が健在のためポーズは効かないが、ゲーマドライバーを使っている為、バグルドライバーⅡに依存するポーズ機能を使えない他、胸部は時間経過の強化を持たない「ライブガード」、腕部・脚部がパンチ力・キック力上昇係数が5%とオリジナルより弱体化している「セイヴァーグローブ」・「セイヴァーシューズ」にダウンしている等、一部機能が変化・弱体化している。あくまでもイレギュラーな形態である為だろう。

また、胸部の「エクスコントローラー」はガシャコンマグナム等のガシャコンウェポン自由に召喚出来る説明に変わっているが、コレは実は通常のクロノスでも備わっている。


大我がクロノスに適合し切っている訳では無い為に能力を完全には使い熟せておらず、ゲーム病によって体に掛かる負担も大きいが、大我の経験値と素のスペックの高さがスーツを通して反映されるため、十分強力な存在と言えるだろう。


本編から約2年後のストーリー『アナザー・エンディング』では……?(後述を参照)


The Final Cronicle

ゲムデウスとの融合によってバグスター化した檀正宗が変身するクロノスの最強形態。

詳しくは記事を参照。


能力編集

「し......」

「シーッ……審判の時は、厳粛でなければならない」

ポーズ&リスタート編集

「仮面ライダークロニクル」のラスボスである究極のバグスター「ゲムデウス」に唯一対抗できる伝説の力、それがバグルドライバーⅡのAボタン、Bボタンを同時に押す事で発動する時間停止能力である。


この機能は胸部の「サンクションズエフェクター」内に搭載された「タイムエグゼキューター」によるものであり、その名の通り「ポーズ」で時を静止させ「リスタート」で再び動かす事が出来る

その間のクロノスは肩部装甲「クロノブレードショルダー」により、ゲームエリアから隔離されている為効果を受けない。

この際、どこぞの能力者漫画時止め能力よろしく発動者であるクロノスを中心に空間が波状に歪む演出が入り、徐々に歪んでいく時計のSEが流れる(ただしあちらと違い停止出来る時間に制限がある様子は見た感じ無い模様)。


止まった時の中で死を迎えた者はコンティニュー出来ず、死と言う瞬間のまま永遠に止まり続ける仕様になっている。即ち倒されてもレベルアップと共に復活するバグスターに対して、”終わりのない終わり”の「死」を齎せる事であり、ポーズ中にクリティカルクルセイドを受け倒されたラヴリカは完全体のバグスターにもかかわらず復元出来ず、断末魔も上げる事無く“死亡”している。


1つしかライフ(命)を持たず、一度死を迎えれば2度とコンティニュー出来ない人類に対して、何度でもコンティニューできる事を強味として来たバグスター側の優位を無効化する能力であり、その事実を目の当たりにしたパラドグラファイトは戦慄する事となった。


元ネタは言わずもがなゲームの「ポーズ」機能。

またよくあるタイプのゲームのポーズ機能と違い、ポーズの発動者であるクロノスは動ける。また、ポーズ中に攻撃を喰らった相手の動きはタイム連打の動作そのものであり、強化版のタイム連打とも言える。


但し、「クロノス以外のゲームエリア内の時を止める」物なので、クロノスのバグヴァイザーⅡの中へ入り込みその一部となれば無効化が可能(尤も、そんなバグ技にも近い荒唐無稽な荒業を可能とする者など彼ら以外存在するとも思えないが)。

第33話でこの盲点を突いた作戦が実行されたが、ある人物の裏切りにより失敗に終わった。


また、ゲムデウスウイルスをバグヴァイザーⅡに入れる事でもポーズを封じる事が可能。しかしクロノスに付き従う左腕の力でウイルスが抑制され、こちらも失敗に終わっている(この「左腕」が不在の状態で仕込まれたゲムデウスウイルスもいつの間にか消えていたが、他に除去手段があったとは考えにくく、他の人物に移し替えて除去したと思われる)。


この様にポーズを攻略する為の突破口はいくつか確認されているが、その事を考慮した正宗が予め用意していた経営者ならではの戦略で悉く潰されてしまう。上述の通りのスペックの高さ(取り押さえる所か足止めも容易に出来ない)に加えてこの抜け目なさにより、クロノスの攻略は一筋縄ではいかない難関となっている(変身前に倒せば良いとか言ってはいけない)。


しかし第36話では、ポーズを無効化する無敵能力を持つハイパームテキが登場。変身解除にまでは到達しなかったものの、初の敗北を喫する事となった。更に自身の左腕だった爆走バイクが離反した事でゲムデウスウイルスを抑制する術も失われ、クロノス攻略の道は徐々に切り開かれた。

更に後の戦いではムテキゲーマーに加えてブレイブレガシーゲーマーレベル100も加わった2対1で圧倒され、ここで初めて変身解除に追い込まれている。


結局、ゲムデウスウイルスによりポーズを無効化出来る等、ポーズの「ゲムデウスに唯一対抗出来る伝説の力」と言う言葉の真意は不明のまま終わったが、ゲムデウス以外のバグスターやウイルス抑制能力を持つレベル0でさえ感染すれば影響を免れないゲムデウスウイルスに対し、「ポーズの使用不可」以外に目立った影響が無い辺り、本来はゲムデウスウイルスの抑制、云わば厄介な状態異常への対策こそがポーズの役割だった可能性がある。





エナジーアイテム管理編集

「ポーズだけがクロノスの力だと思ったか?今後、全てのエナジーアイテムは私が管理する」

第38話にて初使用。全てのエナジーアイテムを独占管理する事が出来る。

クロノスと言うより正宗自身の固有能力に近く、正宗が持つ経営者特権を象徴する力。

グラファイトにゲムデウスウイルスによる二度目のポーズ封じを仕掛けられたが、ウイルスを抑制できるレーザーターボが既に離反していた為、この力を使いパラドクスグラファイトバグスターを蹴散らした。


本来全てのプレイヤーが同等に恩恵を受ける筈のエナジーアイテムを自分だけが独占し自由に使えると言う、プレイヤーが見つけた正当な攻略法をアップデートで無力化する悪質なソーシャルゲームの様な手段である(普通ならユーザーが離れてしまう行為であるが、元々肝心な事を隠蔽する様なゲームである上、一度始めたが最後ゲーム病のせいで絶対に止められないのでリスクは低い。それどころか難易度が上がればゲームオーバーになるプレイヤーが増え、それを助けに新たなプレイヤーも増える公算もあるのだろう)。

只でさえ基本スペックの高いクロノスにとっては、正に「鬼に金棒」である。


しかし元々チートと呼ぶべき力を持つムテキゲーマーに対して有効な力とは呼べず、百瀬小姫のデータを削除した事で怒り心頭となったエグゼイドとブレイブの協力プレイで撃破される憂き目に遭う。更に、第40話では掌握したエナジーアイテムをパーフェクトノックアウトから分離したパズルゲーマーに根こそぎ奪われ、逆に利用されてしまった。


前述の通り本来クロノスはプレイヤー側の存在であるため、この能力は備えていなかった。

運営側である正宗が変身したからこその能力であろう。

目的達成の為なら手段も問わない、正宗のエゴの象徴とも言える能力である。


リセット編集

「私こそが世界の……ルールだァァァァァァ―――ッ!!」

第40話でポーズもエナジーアイテム管理も封じられて倒され、ガシャットを破壊された正宗に発現し作動した力。

ガシャコンバグヴァイザーⅡのBボタンを長押しすることで発動し、「仮面ライダークロニクル」のゲーム時間をハイパームテキガシャットが誕生する前の地点(第35話終盤辺り)に巻き戻し、「ハイパームテキの存在を無かった事にしつつ、クロニクルガシャットの破壊も無かった事にした」ポーズ以上のチート仕様。最早、エグゼイド版タイムベントとでも言うべき裏技であろう。


エナジーアイテム管理と同様にクロノスと言うより正宗自身の固有能力に近く、嘗て永夢がマイティブラザーズXXガシャットを生み出した様に、正宗の中の「原初のウイルス」がその意思に呼応してガシャコンバグヴァイザーⅡに発現させた。正宗はこの時無我夢中でこの能力を発動させていたが、第41話では任意で発動出来る様になっている。


この能力を解りやすく説明すると、「(対戦ゲーム等で)自分が負けそうになった時にリセットボタンを押して敗北しなかった事にする」と言う確実にリアルファイト案件を起こしてしまう様な物である。メタ的に言えば、主人公が絶望に追いやられた際に起こる奇跡を悪役ながら発動したとも言える。


「ゲーム内の知識や経験、アイテムの情報等の記憶を得てはいるが、重要アイテムを入手していない特定のポイントまでゲームの状況を戻され、再度強敵に挑まなくてはならない」、正にリセット状態。黎斗曰く「ゲーム時間が巻き戻った」と言う事の様で、実世界には影響が無く「仮面ライダークロニクル」に関わる事象のみが巻き戻り、関係者達の記憶自体はリセット前の状態と変わらず持続されている。


「ハイパームテキが誕生する前」に戻った事により、その誕生以降の事も無かった事になってしまった。

具体的には貴利矢によるプロトガシャット奪還、クロノスによる飛彩・大我・貴利矢のゲーマードライバーの強奪、減少した黎斗の残りライフ、ニコがゲムデウスウイルスに感染していた事、グラファイトが培養していたゲムデウスウイルスの培養状況、小姫のデータを削除した事、永夢が天才ゲーマーMの力を取り戻した事もリセットされてしまった。

バグスターの攻略状況までリセットされた訳では無いと思われるが、詳細は不明(とは言えハイパームテキが完成した第35話時点からニコの攻略状況に変化がないので実質無意味である。ときめきクライシスのガシャットロフィーは正宗の手渡しであるため「攻略した」とは言えないものであり(ゲームと関係の無い取り引き)、パラドに関しては記憶が残る関係で攻略をリセットする事ができない状況となっている)。

それに伴い、第41話で永夢はマイティブラザーズXXガシャットを使ってまたパラドと一体化して天才ゲーマーMの力を取り戻している。

また、自身の身体でゲムデウスウイルスを培養していたグラファイトは、一度は順応していた筈なのに、再び変調に見舞われて困惑していた。

更にこの影響で、正宗は飛彩たちから奪ったゲーマドライバーを事実上返却した形になり、結果マキナビジョンとの商談が決裂、当初の目的である「仮面ライダークロニクルの世界展開」が潰える大ポカをやらかしている。


第41話にて黎斗がハイパームテキガシャットを再開発する際にセーブ機能を追加した為、他のキャラクター達も新たなエナジーアイテム「セーブ」で守られ、リセットは完全に無力化された(しかし「リセット」自体は発動している為、「セーブ」が掛かっていない他の事象に関しては巻き戻された可能性は否めない。あくまでその場の人物全てが「セーブ」で守られただけである)。


こちらも元ネタはゲーム機全般のリセット機能。

実際のリセットは一番初めからやり直しとなるが、上記と同じくセーブ機能が付いていれば、その時点から再開する事が可能。



必殺技編集

必殺技炸裂後の音声は「終焉の一撃!」


  • クリティカルクルセイド

ドライバーのBボタンを2度押す事で発動。足元に巨大な時計を投影し、針の回転を模した反時計周りの回し蹴りを繰り出す。

初披露の第32話では、リプログラミングにより攻撃が効く様になっていたラヴリカバグスターを撃破した。

第45話(最終話)でのエグゼイドが発動したマイティクリティカルストライクとの対決では足元に巨大な時計を投影し、1周した針の部分に力が集束させる事でマイティクリティカルストライクと似た様なライダーキック(クロノス用のクリティカルストライクとも言える)を行っている。


尚、クルセイドは「十字軍」と言う意味で、裁きを下すクロノスに相応しい必殺技の名称だが、その綴りは本来の「CRUSADE」ではなく「CREWS-AID」となっている。

英語としては特に意味はないただの当て字ではあるが、「EX-AID」と対となる、ラスボスに相応しい必殺技名といえる。(ただ、「CREWS」は「乗組員(クルー)」の意味を持つため、ゲムデウス攻略が「仮面ライダークロニクル」の「プレイヤー(クルー)」に対する「AID(救済)」の意味が本来の使い方的にあるのかもしれない)


  • ライダークリティカルクルセイド

上記のクリティカルクルセイドと同様の技。作中におけるキメワザスロットホルダーで発動する技で唯一「クリティカルストライク」以外の技名が使用されている。

花家大我が変身したクロノスがキメワザスロットホルダーに仮面ライダークロニクルガシャットを装填してゲムデウスクロノス相手に繰り出すも、威力で押し負けて変身が解けてしまった。


玩具版ではキメワザスロットホルダーに仮面ライダークロニクルガシャットを装填しても「ライダークリティカルストライク」が発動してしまうが、プレミアムバンダイ限定アイテムとして発売された「仮面ライダークロニクルガシャット ライドプレイヤーver.」と「メモリアルフィニッシュガシャットセットⅡ」に付属する仮面ライダークロニクルガシャットではこちらの音声が鳴る様に仕様変更されている。


  • クリティカルサクリファイス

ガシャコンバグヴァイザーⅡのチェーンソーモードで発動する必殺技。第33話で初披露。

丸鋸型のエネルギー刃を放つ。エグゼイドレベル99を一撃で変身解除させた。

ちなみに、エネルギー刃の移動速度は変えられる様であり、第39話でパラドを追い込んだ際には恐怖を煽るためか、攻撃直前までわざとエネルギー刃の動きを遅くしていた

第41話ではバグヴァイザーⅡにエネルギー刃を固定して刀剣の様に扱っている。


  • クリティカルジャッジメント

ガシャコンバグヴァイザーⅡのビームガンモードで発動する必殺技。第34話で初披露。

強力なビームを周囲にばら撒く様に放つ。パラドクスレベル99グラファイトレベル99、エグゼイドレベル99の3人を纏めて変身解除させた。

ガンバライジングではポーズ中に何発かビームを配置しておき、本命のビーム発射と同時にポーズを解除して敵を確実に仕留める技として表現されている。


武器・アイテム編集

変身アイテム兼武器。ポッピーピポパポが所持する物と同じタイプ。


仮面ライダーの武器を召喚して使用可能。確認出来るのはガシャコンブレイカーガシャコンソードガシャコンマグナムガシャコンスパローの4種。


現時点での所持ガシャットは「仮面ライダークロニクル(マスター版)」の1つ。

所持していたプロトガシャットは第36話で全て貴利矢に奪還された。しかし上記のリセット使用により、奪還されると言う事象もリセットされた為、プロトシャカリキスポーツガシャットプロトジェットコンバットガシャットを除く8本のプロトガシャットを所持している。


  • メダルホルダー

独占したエナジーアイテムが収められたアタッシュケース型ホルダーで、全種類のエナジーアイテムをいつでも使用する事が出来る。パラドクスの能力をシステム/運営側で強引に再現している様な物である。

だが開いた瞬間にエナジーアイテムの拘束が解除されるため、パズルゲーマーの能力を受け付けてしまうと言う弱点がある(実際、第40話では使用しようとした所をパズルゲーマーに利用されて「エナジーアイテムを全て根こそぎ奪われた挙句、自身はエナジーアイテム『混乱』を使用される」という失態を起こしている)。


  • 宝剣「デウスラッシャー」/宝盾「デウスランパート」

第45話で召喚したゲムデウスの武器。本来はゲムデウスクロノスにおける機能「デウスコントローラー」で召喚する筈だが、力の残滓が僅かにあったのか不明だが、クロノスでも使える様になった模様。


モチーフ編集

名前の由来からも分かる通り、キャラクターのモチーフとなったのは、ギリシャ神話の時間を司る神「クロノス」(Χρόνος、Khronos)。

初登場回である第32話で登場した時計のオブジェは、初変身シーンの為に上堀内佳寿也監督の発案でクロノスをイメージして美術担当が作成した物で、約3メートル程の大きさである。

更にこのオブジェの内側にある赤い部分に書かれている模様は初期の10個のゲームの模様になっている。


主要仮面ライダーの殆どが「既に発売されているゲームのキャラクターを基にした姿」であったのに対し、クロノスは(厳密に言うとライドプレイヤーも)「ゲーム内キャラクターその物」である違いがある。


量産型のライドプレイヤーを除けば、同じガシャットを複数の人間が使用して同様の姿に変身したのは劇中ではクロノスが初めてである。また、気付いている人も多いかもしれないが、仮面ライダークロノスへの変身には「仮面ライダークロニクルガシャット」を使用する。即ち「バグスターに攻略される」ライドプレイヤーと「あらゆるバグスターを攻略してしまう」仮面ライダークロノスは同じ変身アイテムから生み出されている。

これを踏まえると、モチーフには上記のクロノスに加え「ゲームプレイヤーそのもの」も含まれていると思われる。


ライドウォッチ編集

クロノスライドウォッチ

時を司る神の力!究極のラスボスライダーは…クロノスだ!

バグルアップ!ク・ロ・ノ・スー!


プレバン限定「ライドウォッチスペシャルセット」の一つとして発売。

必殺技は「絶版」。


テーマソング編集

JUSTICE



作詞:Mio Aoyama

作曲:夏海

編曲:清水武仁 & 渡辺徹

歌:貴水博之


余談編集

頭・肩・ベルトは新造形だが、それ以外のパーツはドライブゲーマーレベル2等と言ったレジェンドライダーゲーマーのスーツが部分的に改造・転用されている。


後に明かされた裏事情によると、その余りにチートすぎる能力から、キャスト間でもどうやって倒すのか常に話題に上り、スタッフ側もどうやって倒すのか頭を抱えたという。その結論があのムテキゲーマーである。


仮面ライダーX死神クロノスが登場している。


仮面ライダー電王にクロノスの名前が由来、時間が関係する、アルタイルフォームゼロフォームを持つ等の特徴を持つ仮面ライダーゼロノスが登場している。


関連タグ編集

仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダークロニクル 檀正宗 ゲムデウスクロノス

サブライダー ダークライダー チートライダー ラスボスライダー 社長ライダー 父親ライダー おっさんライダー 怪人ライダー

緑の悪魔 悪のカリスマ 悪の美学 時間停止

仮面ライダー一覧

クロノス(時間神):モチーフ元。


仮面ライダーオーディン仮面ライダーリガドΩ:時間を操る能力及びリセット機能を持つゲームの管理者でラスボスライダー。オーディンとは主催者の企てる不正に加担している事(オーディンと違ってクロノスは変身者本人が主催者だが)や神の名前を冠する点も同じ。リガドΩは脚本家が同じ作品に登場する。


仮面ライダーガオウ:変身時に変身アイテムが宙に浮くダークライダー。


仮面ライダーポセイドン:ギリシャ神話の神の名を冠するダークライダー。


仮面ライダーグレア脚本家が同じ作品ゲーム運営が変身するダークライダー。ゲームに干渉してプレイヤーを妨げている面も共通する。


平成ライダーラスボス

グレートアイザー仮面ライダークロノスエボルト(怪人態)


外部リンク編集

仮面ライダークロノス - ライダー|仮面ライダーエグゼイド|テレビ朝日

仮面ライダークロノス | 仮面ライダー図鑑 | 東映


Vシネマ「仮面ライダーブレイブ&スナイプ」では編集


ネタバレ注意‼︎














ガッチャーン……!


ラヴリカ「何のつもりだい。それは人間が扱えるシロモノじゃあない」


仮面ライダークロニクル!


大我「変身……!」


ガシャット!


大我「……ぐ、ガッ……ぐぅああぁぁぁ!! うわああああーッ!!」


ラヴリカ「ハハハ……勇気と無謀は違う。君が檀正宗の様になれると思ったのかい?」


大我「ぐあぁぁっ……ぐぅ……俺はドクターだ! 患者も、ブレイブの恋人も! 俺が救う!!」

大我「うおおおお―――ッ!!」


バグルアップ!

天を掴めライダー!(ウォー!)刻めクロニクル!

今こそ時は、極まれりィィィ!!(ウォー!)



アナザー・エンディング』の第1弾『ブレイブ&スナイプ』ではポッピーピポパポから奪ったバグヴァイザーⅡと仮面ライダークロニクルガシャットを使い、花家大我が再び変身。

ゲーマドライバーでは無くバグルドライバーⅡで変身した完全体の為、ポーズと消滅者の管理・復元能力が使え、戦闘時はガシャコンマグナムガシャコンソードを使用した。

なお、変身できたとはいえ完全に適合している訳では無い為、ラヴリカ戦ではその高いスペックでも倒し切れず、体の負担により変身解除してしまう(しかし、管理者権限によってラヴリカの洗脳を解き、それが後を引き継いだレガシーゲーマーの勝利に繋がった為、彼の行動は決して無意味ではなかった)。

尚、ガシャットは変身解除された際にどこかに転がって紛失しており、その後正宗のデータを復活させる為に黎斗によって回収される。


『ゲンムvsレーザー』では復活した正宗が変身。黎斗が新たに変身したゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンに挑むも、「時の概念を歪める宇宙の力」でポーズを破られてしまい敗北。

正宗自身は再び消滅したが、消滅する直前でゲンムを止める為の対抗策を貴利矢に託した為、ゴッドマキシマムゲーマー攻略の鍵を担う事となった。













新時代へのLog In(仮面ライダーゲンムズ)編集


ネタバレ注意‼︎










《PAUSE》


檀黎斗「何?」


「久しぶりだな、黎斗。

この私が絶版にする···

変、身···!」


「お前はもう、時代に必要とされていない···!」



TTFC限定配信の『仮面ライダーゲンムズ』の第1弾『―ザ・プレジデンツ―』にて再登場し、3度クロノスに変身する。

ポーズの能力は健在だが、戦闘面では黎斗のゲンムとほぼ変わらない。

この際、描写的に変身前にポーズを発動して『ゼロワン』の世界の住人である天津垓ヒューマギアであるの時間も止めており只でさえ強力なポーズがゲームの力を使うライダー以外にも適用される更に強力な能力である事が判明した。

なおしれっと変身前にポーズを起動しているが、ドライバーがクロノブレードショルダーの役割を果たしていたのか『ゼロワン』の世界に事実上転生した故に身についたイレギュラーな能力かは不明である。


実は垓に感染していたのは黎斗だけではなく、正宗も同様であった。

分離後は同じく復活した黎斗を止めるべく、仮面ライダークロノスに変身する。幻夢コーポレーションを再起させようとする黎斗の発言に「創業者」として、そして何より父親として止めるべく戦い、必殺技同士の対決で相打ちに終わる。


しかし、終わりは訪れる。新会社の社長としての不安と悩みを抱えていた天津が自信を持ちストレスを解消。最期は天津から説かれた「愛」という言葉を受け、黎斗とお互いのことを呼び合いながら、抱きしめ合う形で消滅した(少なくとも、ゲンムVSレーザーで黎斗を止める為に貴利矢に後を任せた辺り、彼なりの親心は存在していた事が窺える)。


そして、ポーズの力は和解した黎斗により「親子の愛の結晶」としてゲンムの新形態に引き継がれることになる。


因みに本作でプロデューサーと脚本家が同じ作品の二人目の社長ライダーである仮面ライダーサウザーの変身者である天津と共演を果たした。

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