概要
『仮面ライダーエグゼイド』に登場する仮面ライダー全員の左胸付近に表示されているゲージで、各ライダーの残り体力を表している。要するにHPゲージであり、ライダーがダメージを負うごとに減少して行く。ゲージが残り少なくなると警告音が鳴る。
ゲージが尽きれば変身者もタダでは済まないらしく、テレビ朝日公式サイト曰く「ゲージが尽きると変身者の命に危険が及ぶ」・第3話の仮野明日那曰く「ゼロになったらゲームオーバー。死んじゃうよ」との事。事実、第12話で九条貴利矢/仮面ライダーレーザーが仮面ライダーゲンムによってゲージをゼロにされ、死亡した。
なお、第11話の檀黎斗/仮面ライダーゲンムのケースは詳細不明の不確定要素が絡んだ例外である模様(恐らく自身から死のデータを採取した事により、疑似的にライダーゲージが0になってから消滅する直前の状態を維持している可能性がある)。
ゲームオーバーについての考察
第12話にて、貴利矢がゲンムに倒された際、変身は解除され、その後徐々に彼の肉体が消えて行き、最終的には「ゲームオーバー」の音声と共に彼は消滅・死亡した。つまり、ゲームオーバーになれば死ぬだけでなく現世に体も残せないということになる。
これはゲーム病を発症した患者の末路と非常に酷似しており、仮面ライダーとなる為の適合手術で体に少量のバグスターウイルスを打ち込んだ事が関係していると思われる。
「仮面ライダー」シリーズの特徴の1つとしてヒーローは「敵と同種の存在」又は「敵と同じ力を使用して戦う」というものがあり、この形式に従っているならば今作の仮面ライダーはバグスターウイルスの力を使用している事になる。
劇中での描写や上述の「変身解除でライダーゲージの残量をリセット出来る」設定から、ゲージが示しているのは「体力」や「生命力」(所謂ヒットポイント=HP)ではなくバグスターウイルスへの感染・発症から変身者を守る為にシステムに施された対バグスターウイルス用防壁の残量ではないかと思われる。
抗体(又は免疫)を人工的に付与されているとしても、バグスターウイルスとの接触による感染を完全に防げるわけではないらしく、そもそもそういった用途を考慮して開発された物ではないプロトガシャットを使用していた檀黎斗や花家大我はその危険性を認識していると思しき発言をしている。
ライダーゲージがゼロになって死亡した人物一覧
第12話。初めて退場したライダーとなった。
第25話で6名の死亡が確認されている。その他にも死亡者が出ている様な描写がある。
第31話だけでも2回退場。バグスターとなった彼自身及び使用ガシャットの特性で残機がゼロにならない限りコンティニューが可能。