概要
型式番号RMS-114。
小説『TOP GUNDAM』に登場。
宇宙世紀0089年より部隊配備が開始された、地球連邦軍の量産型モビルスーツ(MS)。
バックパックこそ大型であるものの、連邦軍の量産機らしいシンプルな構成の機体だが、開発系譜がジムシリーズを経由していない、以前のジーラインと同様のガンダム(RX-78)直系の発展量産型であることを特色とする。
機体名はGundamtype-Experienced Exertion-Mobilesuitsの略で、「ジーム」と読む。
洋上ホバー空母「グラーフ・ツェッペリン」に置かれたMSパイロット訓練校「TOP GUNDAM」にも新鋭機として配備が進められており、宇宙世紀0091年には、TOP GUNDAMで訓練中のシェイド・ノヴォトニー中尉の乗機が、インド洋上空で連邦政府の要人らを乗せた大型シャトル「マッケンゼン」をハイジャックしたジオニストのスティルスザク3機を撃退、うち1機を撃墜する戦果を挙げている。
TOP GUNDAMの所属機は空母を母艦としているためか、訓練・実戦ともにド・ダイ系のサブフライトシステム「ド・ダイⅡ」に搭乗した状態での空中戦を主に実施している。
そのため、戦闘に使用している武装は携行する180mm径ビームライフルと、ド・ダイⅡ側に装備されたAALM(空対空用散弾ミサイル)がメインで、ビームサーベルといった格闘戦用武装についての詳細は装備の有無を含めて示されていない。
また、右腕部にはシールドも備えている。
なお、GEEMなどと連携する「ド・ダイⅡ」は、一年戦争時にジオン公国軍が用いた同名のものとは別機種(型式番号CA-16)である。
関連タグ
F-14 - 実在する戦闘機。『TOP GUNDAM』のタイトルと作風のオマージュ元を鑑みると、型式番号の元ネタであると推測できる。