プロフィール
キャラクター詳細
性格
ストイックで真面目、謙虚で大人びている。いつも周囲と一定の距離を置く。親しくなった人間にも他人行儀なところを見せることもある。
両親の不仲のせいで、いつもどこかに虚無を抱えている。家にも自分の居場所がないと感じており、歌を通じて確かな自分の場所を欲している。自分の歌をいつも喜んでくれる人がいたことが心の支えになっており、歌を取り上げられるなら死んでもいいとすら思っている。
765プロには高木社長にスカウトされ入ったが、最初の頃はアイドルは歌手になる為の踏み台としか見ておらず、歌以外のテレビ出演やグラビア撮影にはかなり消極的だった。
近年はアイドルの仕事は歌の為になると考えるようになりドラマ撮影やバラエティ番組に握手会と積極的に行なっているが、グラビア撮影は相変わらず難色を示す。
歌一筋ではあるが、仕事上そして年頃ゆえか体型を気にしている様子も見受けられる。
(バストの成長には「ストレスの無い環境」が大事といわれる。彼女の置かれた家庭環境を考えれば、歌唱力と引き替えに失ったと言わざるを得ないだろう。また、そもそも彼女はかなりの痩せ型でもある)
最近は、明らかにそういう目的の行動以外特に気にしないようだが。
趣味はクラシック鑑賞。中でもカール・ツェルニーが大好きで、メールアドレスに使用するほど好んでいる。歌のために民謡や義太夫も勉強し、ボイストレーニングのため毎日の努力を欠かさない。
また、毎日欠かさず筋トレをしており上体起こしは毎日200回(『2』以降は250回)行っており、腹筋には自信があるとの事。
笑顔を作るのが苦手で、友達づきあいや恋愛も苦手。学校では合唱部だったが孤立していた。休日はいつも一人で、友達や家族と出かけることもない。元々根は朗らかで優しい性格だったが、ある事柄を境に現在の性格が構成された。
本当は寂しがり屋で、だれかに必要とされたいと思っており、プロデューサーや他のアイドルとの交流を通じて次第に元の性格を取り戻していく。意外に笑い上戸で、低レベルな駄洒落に腹を抱えて笑い出す時がある。
犬や小動物なども好み、最近の作品ではカメラ撮影にも興味を持っているようだ。
機械音痴の為、最新機種の携帯電話やポータブルオーディオプレイヤーが使いこなせず、少し型が古い物ばかり使用している。
昨今の作品では、こういった重い境遇の描写は控えめになっており、他のアイドルと同等の朗らかさを見せることも多い。
活躍
ゲーム上の特徴
初期能力値はボーカルがアイドル候補生中もっとも高いが、それ以外のパラメーターも765プロのアイドル候補生中トップクラスに高い。しかし、テンション管理が非常に難しいため上級者向けのキャラである。
小さなミスでテンションが大きく落ちることが多く、そのミスを引き金に連鎖的に負の連鎖が発生しやすい。その厳しさから千早スパイラルという用語が生まれたほどである。そのため生半可な腕ではプロデュースがグダグダになりやすく結果的に鳴かず飛ばずに終わってしまう可能性が高い一方、使いこなせれば才能をいかんなく発揮できるキャラである。
『DS』では秋月涼のCランクルートで初登場し、「オールド・ホイッスル」に登場したアイドルの先輩として涼を導いてくる。
なお、涼の「オールド・ホイッスル」出演後の世界線となる『SideM』では、涼は彼女の事について触れておらず、その作品でも千早が出演したかどうかは不明瞭となっている。
アニメ版
過酷な過去を引きずっており、それゆえに強い歌手願望を持ち、他の仕事を苦手としていたが、765プロの仲間たちとの交流を経て、少しずつ明るくなり、他の仕事もこなせるようになった。アニメにおいては料理にもほぼ関心がなかった。
過去をゴシップ誌で取り上げられ、一時は自宅に引きこもってしまうも、母が春香に託したスケッチブックと春香からの手紙、そして、765プロ全員で作り上げた新曲『約束』を全員で歌った事で過去を受け入れる強さを手に入れ、幼少期に失った『笑顔で歌う事』を取り戻した。
作中では春香との友情が強く描かれており、無二の親友といった間柄である(→はるちは)。また、美希から一心に尊敬の念を受けている(→ちはみき)。
(美希は基本的に他人には呼び捨てorあだ名だが、千早にだけは素直に「千早さん」。 いちおう律子にも「さん」付けしているが、律子の場合は「律子、さん」と、呼び捨てになりそうなのを強引に矯正している)
そして、その2人と比べると直接的な絡みは少ないが、やよいの事を尊敬している(→ちはやよい)。
(それまでは、ミンゴスのやよい好きのネタが殆どだったが、アニメ15話のとあるシーンで、分かりやすい形で公式化された。20話前で千早が心を開いた貴重なシーンである)
アニメではその他にも、予告や10話のリレーや11話のダンスの練習など、細かい所で、絡んだり様々なシーンで、やよいと隣り合う事が多かったりする。
後に如月千早役の今井麻美が千早はやよいのことを尊敬していると説明した。
ぷちます版
歌一筋で几帳面なのは変わらないが、かなり丸い性格になっており、歌の為にと着ぐるみを着たがったり、写真撮影の為にコスプレをしようとしたりとアイドルの仕事を楽しんでいる。
自分にそっくりなぷちどるのちひゃーを飼っており、ちひゃーが足をピーンと伸ばしたりする姿を撮影したり、可愛い姿に悶えたり、迷子になったちひゃーをボロボロになりながら探したりと、かなり溺愛している。
ネーミングセンスがかなり独特であり、ちひゃーやまこちーに「ゴンザレス」や「ごんたくれ」と名付けようとしていた。
ソーシャルゲーム
ソーシャルゲームでは原作やアニメで見せた様な重くシリアスな側面は鳴りを潜めており、どちらかと言うと真面目で不器用な側面が強調されることが多い。その為、新たな事に挑戦することも多く、他の作品では見られない千早を見ることが出来る。
ミリシタにおいては、曲名カード「Coming_Smile」に連動した4コマ漫画で、上記の「歌だけが命」といった部分のアンチテーゼとなる4コマ漫画が掲載された事もある。
容姿
カジュアル(AC・360・DS)
青のタートルネックに白の長袖ジャケットと茶色の長ズボンとシンプルな構造。
また、あずさと同様黒髪という設定である。
ネクサスカジュアル(SP)
青いインナーに灰色のジャケット。ズボンは変わってない?
アイドルマスター2
白とシアンのインナー、灰色シャツと青に近い水色ジャケットの3枚重ね着。ズボンが黒(に近い灰色)になった。髪が真ん中分けから七三分けになっている。
[瑠璃の歌姫]如月千早+(デレマス)
千早ファン達の心を揺さぶりまくった反則級のツインテール。
白地に青ストライプのひらひらの衣装でとどめにラブリービーム。
媚びてると忌諱する向きもあるが…照れまくりのイラストと台詞といい、どう見てもプロデューサーの意向に…強いられているんだ!
…なお、このカードの内容を実際に今井麻美嬢が読んだ公式動画が存在する。
そして2013年6月20日、千早の全カードにボイスが実装。千早ファン達の心は再び揺さぶられまくることとなった。
アイドルマスターワンフォーオール
左がMYオリジナルSSコーデ(春夏の私服)、右がMYオリジナルAWコーデ(秋冬の私服)。髪型は2の時と同じ。
ミリオンライブ!
『ミリオンライブ!』においてはASの多くの作品とは異なり、様々な出来事を乗り越え性格が温和になったという面が強調されることが多い。
ゲッサン版ミリオン
第3話(1巻)で登場。「蒼い鳥」などの代表曲で有名なようだが、アイドル界をほぼ知らない春日未来には残念ながら認知されていなかった。千早のようにステージで堂々としたいという最上静香に対し、アドバイスを与える。
単行本1巻特別版には、静香による「蒼い鳥」のカバーが収録されている。
Blooming Clover
主人公である矢吹可奈の憧れのアイドルの1人として序盤から度々話題に上るが、10巻以降で本格的に登場する。
765プロの歌姫として知られる千早。歌の高い実力は勿論、より高みを目指すための努力家な一面も含めてミリオンスターズにも慕う者が多い中、次の歌唱機会のテーマとしてプロデューサーから「今の千早が歌うべき歌」という課題を与えられる。
第39話(11巻)では、その件について考える中、気分転換のため訪れた庭園で北沢志保の一家と偶然会う。一緒に昼食を摂る中で、千早と同じく「自分の身勝手で周囲を傷付けてしまった過去がある」という志保にアドバイスを与える一方で、志保の弟・陸に、自身の喪った弟・優の姿も重ね合わせずにはいられず――。
その後千早は、天海春香との会話、そしてロコとの交流などを通してPの問いへの答えを形作っていき、そして第52話での公演で答えとなる新曲をソロ披露することになる。
Brand New Song
第27話に登場。特別編2(5巻)で共演した高山紗代子の才能と努力を褒める一方、自身の海外での仕事の都合で、ASがアルティメットライブアリーナの最初の予選に出ざるを得なくなったという事情を語る。
『ミリオンライブ!』の楽曲
複数人歌唱楽曲の歌唱者の欄には、ユニット名がある場合はユニット名、ない場合は千早以外の歌唱者を記す。
ソロ曲
ユニット曲のソロバージョンについては「アイドルマスターミリオンライブ!のCDシリーズ」を参照。
曲名 | 収録CD |
---|---|
Snow White | THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 04 |
Just be myself!! | THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 04 |
君に映るポートレイト | THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 02 |
ユニット曲
歌唱メンバーが13人以下の、全体曲や共通曲でない楽曲のみ取り上げる。
カバー曲
曲名 | 歌唱者 | 収録CD |
---|---|---|
shy→shining | 北沢志保 | 『アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover』11巻限定版CD |
Miracle Night | 高山紗代子 | 『THE IDOLM@STER MILLION LIVE THEATER DAYS Brand New Song』5巻特装版CD |
余談
うーさーのその日暮らし「覚醒編」
毎回、色々な漫画・アニメとコラボレーションをするこの作品。第8話ゲストに千早が登場する。
内容は晩遅くに帰宅するも、そこにはうーさー達と彼らが用意したと思しきバースデーケーキが待ち構えていた。(施錠して外出したにもかかわらず)奇しくもこの回の放送日は千早の誕生日、うーさーらは純粋に千早の誕生日を祝うも、祝ってもらってる当の本人は困惑。外へ飛び出し携帯電話でプロデューサーに助けを求めるのであった。
その後もうーさーから千早への皮肉も飛び出す。……くっ。
関連イラスト
関連タグ
アイドルマスター 覚醒千早 ロリ千早 ツインテ千早 コスプレ千早
持ち歌
蒼い鳥 (思い出をありがとう) 目が逢う瞬間 arcadia 「眠り姫」 細氷
イメージソング
ミリオンライブ!
Snow_White Just_be_myself!! 君に映るポートレイト
その他ソロ担当曲
派生キャラ
CHIHA-UV-RB7-2(UV様) P@ranoia M@ster
関連人物
カップリング
類似人物
桜庭薫:家族を一人失ってたり、ステータスがボーカル偏重、馴れ合いを好まないストイックな性格など、蒼の系譜らしいところがある。そのため、同じようなポジションにして似たような境遇である彼とは共通点が多い。(薫は病で姉を亡くしている。ただし、昨今の作品ではそう言った暗い境遇は影に潜めている)
嵐千砂都:2月25日生まれのちーちゃんという後継者?
七海燈子:やがて君になるの登場人物。姉の七海澪の死後、自分が交通事故に追いやったのではないかと言う自責の念や親戚からの心無い言葉によって、ひたすら自己を否定して「立派で模範的な」姉のコピーとして振舞い続けた。