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北沢陸

きたざわりく

『アイドルマスターミリオンライブ!』の登場人物(画像左)。北沢志保の弟。
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概要

アイドルマスターミリオンライブ!』の登場人物、北沢志保

GREE版のゲーム内では幼稚園児という事が判明しており名前は登場していなかった。

その後、漫画『アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover』にて「北沢」という名前が判明した。更に、シアターデイズでもこの名前は使われている。アイマスのキャラクターで漫画からゲーム内に名前が輸入されるパターンは稀である。

志保は彼のことを「りっくん」と呼んでいる。


年齢は明示されていないが、「Blooming Clover」では第18.5話で現在から「7年前」のクリスマスに母が陸を妊娠しているため、6歳であると考えられる。

また、「Blooming Clover」では幼稚園児ではなく保育園児という設定になっている。


控えめで少し人見知りな性格だが、幼いながら芯は強く気も利き、時には姉のために無茶をしようとするなど非常に家族思いの子である。成熟したところがある一方で、にんじんが嫌いで星の形に切ってもらわないと食べられないという保育園児相応の側面も。

サッカーが好きという男らしい所もあれば、クマのぬいぐるみも好きという可愛らしい面もある。


呼称

本名が判明する前はP達から「弟沢」や「しほうと」等と呼ばれていた。

「Blooming Clover」で判明した以降は志保と同様「りっくん」と呼ばれることが多い。


シアターデイズ

 最初の楽曲追加イベント「プラチナスターシアター~Shooting Stars~」にて、上位報酬の志保の覚醒前のカード画像に後ろ姿が早速登場。

 また、2020年1月には「想いを込めて♡バレンタインガシャ」でSSR「プレシャス・ギフト 北沢志保」の覚醒前画像に顔出しで登場を果たす。

志保


 更に、2021年1月登場のSSR「絵本 北沢志保」の覚醒前では出生間もない頃の姿で登場(この画像では志保も幼少期の姿である)。同日実装のメインコミュ78話でも登場し、少々体調を崩す。

 その他、オフショットやイベントコミュでも名前が登場しており、野々原茜にも名前を呼ばれている。


Blooming Clover

 各アイドルの家族や関係者が多く登場するこの作品であるが、その中でも陸はストーリーに大きく関わっており、765プロ関係者(アイドル、プロデューサーなど)以外では最も重要な人物と言っても過言ではない。


※以下、作品の根幹に関わるネタバレを含みます。ご注意下さい。




















2巻

 第5話で出生直後~5歳頃(推定)の姿が志保の夢(回想)の中で登場したが、本格的な初登場は第8話。

 保育園にいるところを志保に迎えに来てもらい、サッカーボールをプレゼントされる。

 この直前、保育園の先生に「陸くん」と呼ばれたのが名前の初出である。

3巻

 第9話で「ほしいものある?」と志保に訊かれた際「ないよ ぼくにはこれがあるから」と前述のサッカーボールを持っていた辺り、余程サッカーが好きな様子である(このサッカーボールはこの後も度々登場する)。また、保育園児ながら既に1人で寝られる模様。

4巻

 第12話の冒頭で熱を出す。翌朝も熱が下がらなかったが、「ぼくはしっかりしないと」「おねえちゃんにメイワクかけたくないから」と、保育園に行くと言って聞かない。なおも心配するなと言う志保に、陸はこう告げる。

 「でもおねえちゃんは家をでていきたいんでしょ」

 第9話頃から志保は寮制度のある高校に進学することを検討しており、毎晩母と相談していたこと、そして寮が家を出て独立する場所であることもテレビで知っていた。

 そしてその理由を、志保は「アイドルが大すき」で今後も続けたいが、幼い自分がいることで活動に支障が出るため、陸らと離れて生活し、アイドル活動に集中したいからだと考えていた。(しかしこれは陸の勘違いであり、事実次の第13話では志保はアイドルを辞めることを一度決意している)

 そしてなおも、志保らの制止を振り切って保育園に行こうとする。


 陸「だけど…ぼくはおねえちゃんと いっしょに…いたいから

 志保「りっくん…

 (志保) なんで わかって くれないの…


 強情を張って保育園に行こうとしているのは、志保とこれからも一緒に暮らしたいから、自分が強くあれば志保も出ていく必要が無いと思っていたからであった。

 しかし、家族を守るためにアイドルをやっていた志保は、自分の想いを汲み取ってくれない陸に対し、徐々にいら立ちを隠せなくなり、遂にーー


 (志保) なんで わかって くれないの!!

 志保「りっくん!!!!


 いつも(陸に対しては)温厚な志保に怒鳴られ、慄いたあまり陸は泣き出してしまう。

 

 ここまでが第12話の内容である(第12話全体のより詳しいことは→北沢志保(Blooming_Clover)の同話の項を参照)。

 ご覧の通り作中随一のドシリアスな回なのだが……ここからは後述の「りっくんコラ」を参照。


 第13話、志保の所属するユニット「Clover」が北沢家で合宿を行うことになったため、家に来た矢吹可奈箱崎星梨花高坂海美と出会う。更に第14話では高槻やよい水瀬伊織らとも出会い、伊織らとぬいぐるみ遊びをするなど、陸(と志保)の父親が失踪してからは久しぶりの賑やかな団欒の時間を過ごす。

5巻

 第15話で志保に第12話の恫喝のことを謝られ、続けて志保のアイドル活動に反対かどうかを訊かれるも、「したいならぼくは別に…」と、煮え切らない返事を返す。そして、志保に、翌日のユニットデビューライブを観に来てほしいと頼まれ、翌日、母とライブ会場のショッピングモールを訪れる。なお、これまで志保は「ライブに来るくらいなら家でゆっくりしていてほしい」と母と陸に言っていた為、志保のみならずアイドルのライブを観るのはこれが初めてであった。そして、第16話で志保のアイドル姿を初めて目にすることになる。

 第17話で「ダブルエース」のライブから嬉しさや楽しさ、「トライスタービジョン」のライブから温かさをそれぞれ感じ取る。

 そして第18話、「Clover」のライブでステージに立つ志保を観ていた陸は、「こころがドキドキして うれしくてたまらないのに なんだか少しさみしくて…」という色々な想いが絡み合った感情を覚える。すると、横で母が泣いていることに気付く。

 母は、いつも無理をして家事などを手伝ってくれている志保がステージ上で笑っていることに感激し涙を流していたのだが、そんな母に陸はこう言う。

 

 「おねえちゃんは…アイドルとしてぼくたちを えがおにしたいっていってたんだよ… だからね」


 「うれしかったらわらわないとダメだよ!


 最後の曲の終盤、志保は可奈らに指摘されて客席の陸と母を発見する。

 その2人の顔は、志保の望み通り満面の笑みに覆われていたのだった。


 第18.5話では志保の夢(回想)の中で登場。クリスマスに母とケーキを買って帰り、窓に飾り付けをするなどクリスマスを存分に楽しんでいた。

6巻

 第22話で久しぶりに登場。休日にサッカーに誘うも断る志保を見て、志保が可奈と喧嘩したことを見抜き、仲直りするように勧める。

 その後、可奈に呼び出された志保と共に団地下の公園に向かい、双海亜美/真美らと共に来た可奈と会い、可奈の歌を聴く。以前(第18話)に聴いた可奈の歌には「かっこよくてドキドキした」のに対し、今回の歌は「あのときよりたのしくてワクワクする」と評する。志保と可奈が無事仲直りしたのを見届け、笑顔を見せていた。

8巻

 第30話に登場。この日は志保が出演する予定だった1週間連続公演1日目が大型台風接近のため中止となり、家族3人は家にいた。「公演が中止でお母さんは安心したわ」と志保を気遣う母に「おねえちゃんのライブたのしみじゃなかったの…?」と6歳児らしき疑問をぶつける(なおこの発言から、これまで明言されていなかったが第15~18話同様に陸と母は志保の公演を観に行く予定だったことが窺える)。

 しかしこの日は代替企画として「ミリオンスターズ特別動画」の公開が予定されていた。志保は配信開始直前に恥ずかしいからと自室に戻ろうとしたが、陸が今にも泣きそうな表情で志保を見つめたため結局3人で動画を観ることになる。

 最後の楽曲「Clover Days」まで動画を見届けた陸は、サイリウムを手に笑顔を浮かべていた。

9巻

 第32話にて、かつて志保と母との3人で夏祭りを訪れたことがあることが判明する。

10巻以降

 第39話では新たにあるアイドルと出会い、そして彼女の親族の1人と重ね合わせとなる存在として描写されることになる。詳しくは単行本発売後に追記します。


志保との共通点

 最も陸の存在感が強くまた物語自体のターニングポイントでもある第12話では、志保が何が何でもアイドルを続けたがっていると誤解した上で、今後も一緒に暮らしていくことと志保がアイドルを続けることの両立案として「自分が(母や志保に迷惑を掛けず)しっかりしていればいい」と考え、高熱で辛いはずなのに保育園へ行こうとした訳であるが、これは姉の志保が家族に対してもっと楽をしてほしいために「自分がもっと頑張ればいい」と考え、家事を積極的に手伝ったりアイドルを始めたりした点と似通っていると考えられる。もっと言えば、そのために体調管理を疎かにする点も第4~6話の志保に通ずるところがある。

 しかしながら、志保が陸を溺愛しているのと同じように、陸も(自分が志保と一緒に暮らせなくなるという不利益を被るにもかかわらず)志保のアイドル活動に面と向かって反対はしておらず、第15話では「したいならぼくは別に…」とも言っている。互いに家族思いで似た者同士の姉と弟と言えるだろう。


余談

 第14話の途中で海美と星梨花のことをそれぞれ「海美お姉ちゃん」「星梨花お姉ちゃん」と呼び始めたのに対し、可奈に対してはそれ以降(第38話まで含む)も一貫して「可奈ちゃん」と呼んでいる。星梨花(13歳)に至っては可奈(14歳)より年下である。


りっくんコラ

 上述の「Blooming Clover」第12話の一幕を再掲する。


 陸「だけど…ぼくはおねえちゃんと いっしょに…いたいから

 志保「りっくん…

 (志保) なんで わかって くれないの…


 繰り返すが、このシーンはあくまで家族を養うためにアイドルを続けている志保が自分のせいで弟に無理をさせてしまうというギャップに直面しているシリアスなシーンで、この第12話自体も作中で随一といっていいほどの鬱回である。

 しかしながら、Twitterなどにおいては2019年11月頃から、上記の会話が収められている1コマを、最初の陸の台詞を何か特定のジャンルおよび作品においての不満を零す、あるいは何らかの目的のために無茶なことをしようとする台詞に改変し、それに対して志保が言外に諭そうとするも、彼がそれを聞き入れてくれないことに絶望するという風に改変するコラ画像のネタが何故か流行った。

 デレアニの6話といい、アイマスの物語のシリアスシーンはネタにされてしまう運命なのかもしれない。


 更に、2020年9月14日には東京都大田区議会議員のおぎの稔氏が、インターネット問題の議論の重要性を訴えた自身のツイートの中で、「りっくん… なんでわかってくれないの」とこの一節を引用している。


すれ違う2人

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