概要
千早の歌を聴くのが大好きで、千早にとってもそれが歌手を目指すという夢へのモチベーションとなっていた。
しかし彼は交通事故に遭遇し、亡くなってしまう。その衝撃は両親の間に不和をもたらし、千早はその苦しみから逃れるように歌に没入していった。
ゲーム版では、とあるコミュで千早がプロデューサーを彼の墓に連れて行くものの名前までは言及されず、具体的なキャラクターとしてはアニメ版で初登場となった。
アニメ版での描写
黒井社長の息がかかった悪徳記者が千早の過去と家庭環境を暴き立て、さらに事故の経緯についても「千早が弟を見殺しにした」と歪曲して報道。ショックを受けた千早は声が出なくなり、芸能活動を休止する事態に追い込まれる。しかし春香の懸命な呼びかけと、765プロの仲間たちに支えられ、勇気を奮って復帰を決意。ファン感謝祭ライブのステージに立ち、見事な歌声を披露した。
その時彼女の目に映ったのは、観客席で幼少期の自分と共に手を振る弟の姿だった。
名前
前述のとおり、ゲーム版では言及のみで名前も顔も公表されていなかった。
アニメでビジュアルが公表され、名前も「ゆう」であることが判明したが、第20話劇中では千早が「ゆう」と声で言及したほかは、絵日記に「きさらぎ ゆう」とひらがなで書いてあり、かつエンドクレジットに登場しなかった(今井麻美は千早の方でクレジットされている)ため、テレビのみ見ている状態では漢字表記が不明であった。
しかしTV字幕では「優」と表記されており、ラジオでも後日そのように公表された。
二次創作における「如月優」(千早弟)
千早の弟「如月優」の死は、彼女にとって人生を左右する一大事であった。前述のようにアニメ版やゲーム版でも、彼女の人格形成に大きく関わっている描写がしっかりとなされている。
一方で、その千早の弟が生存していたという設定での二次創作も、後述の如月千歳のように少なからず存在する。この場合千早の人格の変化、家庭事情の変化、アイドルになる過程の変化などが見込まれる。
名前は公式設定がない間は二次創作制作者のセンスに一任されていた状態であったが、公式発表後は「如月優」の名前が使われる機会が増えている模様である。
「如月千歳」
アニメ20話放映以前、ニコニコ動画にて連載中の『Hearts of Iron II』使用のim@s架空戦記シリーズ、『アイドル達と昭和日本』にて設定された二次創作上の千早の弟。
当初シルエットのみだったが途中からアイマス原作風の立ち絵グラフィックが描き起こされ、その姿に紳士化した視聴者が続出した。
得意技は料理。ニコニコ動画で定番化しつつあるはらぺこちーちゃんネタは彼が原因。
『アイドルマスター』のアイドルキャラたちとフラグを立てまくっている。
ちなみに小鳥さんは実際に手を出しかけてブチこまれた。
コメントの中には未だに「千歳は俺の嫁」とか紳士な書き込みが見られる。
なお、製作者曰く当初は「優しい子」という意味で優と考えていたようで場合によっては予言者となっていた可能性がある。ソース
ちなみにだが同名のキャラクターがスパロボVにいる。しかもこちらでは妹を失っている女性であり、なんとその妹は優美(ユウちゃん)という名前。色々と千早と境遇が似ている。
関連イラスト
関連タグ
七海澪 - やがて君になる作中の故人。彼女の死後、妹の七海燈子は親戚の心無い発言によって自我を殺して「真面目で立派な」姉のコピーとして振る舞う事に注力していく事となる。